スーパー和帽子 (投稿18件)[1〜18]


1:神威さん
小山弓具でスーパー和帽子を買おうと思うのですが、強い弓は引けないと聞きました。
私は15`の直心Vの伸寸を使っているのですが、スーパー和帽子を買って引いた場合、ゆがけに無理をさせずに引けるでしょうか?
また、スーパー和帽子には堅帽子と違う、使用上の注意点などがありましたら教えてください。

2:katsu ◆nxtRpzK6さん
小山の物はよく知りませんが、長谷川の少し高い柔帽子(¥15000)なら17kgで何の問題も無く引けますよ
先輩は同じカケで20kgオーバーを引いていました
ある程度革を重ねてある物だったら、小山の物でも一般的な弓力には十分対応できると思います

柔帽子の注意点としては、とにかく握り込まない様にしてください
堅帽子と同じ様に親指を反らす感じで取りかければ大丈夫だと思います

「柔帽子で強い弓は引けない」と言うのは、たぶん戦後弓道の勘違いです
戦前は柔帽子が普通で、堅帽子はかなりの強弓を引く為に作られていた
と言う話を聞いた事があります

3:ワカクワさん
 かの為朝、那須与一、日置弾正も和帽と同類のカケを使っておりました(戦国時代なので皮手袋、今で言う騎射カケと似たもの)。 和帽が初心者用だとか、弱弓用というのはまったく根拠がありません。太平洋戦争後でも、大学や流派を固守する個人道場レベルでは、目安30キロ未満ぐらいまでは和帽で充分と堅カケを使わない(または使わせない)ところもありました。
 Katsu様の意見を否定するわけでなありませんが、堅カケは強弓というよりは、通し矢で一定の時間でたくさんの矢数を射ても指が痛まないように角木を帽子部分にいれたのが始まりのようです。番える回数が多いと、それほど強くない弓でも指が痛みますからね。

4:1さん
削除されました。

5:katsu ◆nxtRpzK6さん
ワカクワさんと同感です
和帽子が初心者用と言うのは何の根拠も無く、現代弓道の大きな勘違いだと思います

そういえば、通し矢の件も聞いた事があったと思います(^_^;)
昔で言う5人張り・7人張りの様な"剛弓"用でもあったと記憶しているのですが、どうでしょうか?

6:novuさん
横入り、失礼します。
三十三間堂の通し矢、24、5キロの弓力の弓で通った、と聞いています。
五人張り、七人張り程の弓を24時間掛けて1万本引けるかどうか???です。弓力というよりは、これだけの本数を引くのに堅帽子が必要だったのだと思います。

ところで、katsuさんは長谷川弓具さんの柔かをお使いですか?非常に興味があるのですが、オーダーメードで、お幾らくらいするものなのでしょう?
長谷川さんで伺えばよいのでしょうが、参考までに。

7:katsu ◆nxtRpzK6さん
>novuさん
同列ではなくて、
通し矢の様な矢数がかかる場面
複数人張りの様な強弓使用の場面
の両方だと私は理解していました

長谷川の柔使ってますよ
確か手形を取ると、+3000円位だったと思います

8:日光さん
横から失礼します。
為朝、与一の時代にはまだ堅カケは開発されて無かったと覚えます。堅カケは、三十三間堂の堂射時代に各藩の競争の中開発され、極秘とされたものだったらしいです。
少しそれますが「手の内を隠す」という言葉は弓道に由来すると言いますが、この頃出来た言葉ではないのでしょうか?どなたか詳しい方はいらっしゃいませんか?

9:novuさん
>katsu様
なるほど。失礼しました。通し矢or剛弓ですね。
理解しました。

明日、長谷川弓具に行こうと思ってます。いろいろと話を伺ってきます。
スレ主様には話題を変えて申し訳なかったですが、いい情報を得ました。
ありがとうございました。

>日光様
「手の内を隠す」の場合の“手の内”とは、カケの弦枕のことではないのでしょうかねぇ?
以前にそんな話を聞いたことがあります。
離れを良くするために、射手が各々でカケをいじっていたと聞きます。それこそ秘密だったのだと思います。
違いますかね?

10:神威さん
みなさん、ありがとうございます。
大変参考になりました。
僕も今週の休みに小山弓具に行って来ます

11:katsu ◆nxtRpzK6さん
弦枕の跡を見ると「射手の技量が露見する」から隠すのだと思っていました
確かに堅の場合は射手が自分で調整したりするので、そういった面での秘密かもしれませんね

ところで、ふと思ったのですが上記の手の内は"妻手の"手の内ですよね
一般的に手の内と言うと弓手の事ですが、弓手側は全く由来に関係ないんでしょうかね?
どなたか、弓手からの由来をご存知の方いらっしゃいますか?

12:ぬふぬふさん
>カケの弦枕のことではないのでしょうかねぇ?
今は何気なく他人の弦枕をみたり、見えたりしますが、時代が時代ならいきなり斬付けられたようですからねぇ〜

でも、手の内って弓ではなく、弓手の手の内と刀の方の手の内の事を言ってるかと思っていました。

13:小坊主さん
スーパー和帽子は普通の和帽子とどう違うのでしょうか?

14:坊主さん
基本は堅帽子で弦枕のトコロが和帽子って感じ。離れ易そうで良さそうだよ?
たしか「みんなの弓道」に載ってた気が・・・?

15:htkhさん
山武弓具店のホームページにも掲載されているような,控えつきの柔らか帽子ということではないでしょうか?

16:ざっきぃさん
いつもはならないのですが、今日はなぜか引いてくるときに滑ってしまうのですが、何か滑らない方法はありますか?

17:もうだめぽマンさん
僕はこのカケにすごい興味があります
みんなの弓道にはこのカケで的中率が飛躍的に上昇するって書いてありましたし・・・
僕は離れが変です。なんか切るような離れで、調子の悪いときは離れで弦がカケの弦溝に引っかかって矢がとんでもないとこに飛んだりします。
僕の場合はこのカケを使うと的中が上がるんですかね?また、堅帽子からこのカケに変えた人は的中が上がりましたか?詳細を教えていただくとうれしいです。

18:Y.K.さん
堅帽子のカケだと、自分の射をカケに合わせて引くか、自分の射によってカケを選ぶかしなければなりません。
でも柔帽子(和帽)は、堅い帽子の角度や弦枕の角度によって引き方が制限されることがありませんので、カケの方が射手に合わせてくれるのかなと思います。

もうだめぽマンさんは離れ引っかかるということですから、最初から弦枕が無く親指が自由になる柔帽子を使えば矢が真っ直ぐ飛ぶようになるでしょう。
的中するかは実際に使ってみないとわからないですけどね。


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