羽根による矢勢の違い (投稿18件)[1〜18]


1:トンボさん
初めまして!トンボといいます今日は皆さんにお聞きしたい事があり投稿しました。
というのもタイトル通り羽根についてです、自分は今黒鷲の尾羽を使っているのですが、これより矢勢が出ると言う羽根はあるのでしょうか?過去ログを見ても羽根の違いによる矢勢の違いにはあまり触れられていませんでしたので…
皆さんがご存知でこれは…と言う羽根教えて下さい

2:笹岡 ◆mRq5DITcさん [url]
羽は軽い方が矢飛びがよくなります。
遠的矢によく使われる白鳥などは軽いといえるでしょう。

3:よしさん
笹岡さまの仰るとおり軽く、柔らかい羽ほうが矢飛びがよく、反対に硬く厚みのある重い羽は矢の速度で劣りますが矢が安定すると言われています。
それと、羽山の高さについても低い方が矢飛びが良く、高くすれば安定しやすいという性質がございます。
そして石打ちは羽の中でも変わっているらしく飛んでいる途中は羽が寝るため他より早い矢飛びが得られるそうです。

4:トンボさん
皆さん返信ありがとうございます
ついでと言うのも何ですが花白鳥とは何と読むのですか?またその石打とは鷲羽根でしょうか?

5:戦国さん
花白鳥→はなはくちょう
と読みます。水鳥の羽ですね。あまり丈夫ではないです。

6:戦国さん
黒鷲の石打が丈夫で良いと思いますよ。

7:よしさん
石打ちとは鳥の種類に関係なく、尾羽の両端の羽のことを指します。
強いと定評がありますが両端の羽だけを集めるため数が少なく非常に高価です。
花白鳥は野ガンと呼ばれる鳥で私の感覚的には丈夫ではないですが羽が柔らかく軽いため矢飛びはなかなかですね。

8:たくさんさん
石打は矢が飛んでる最中に羽山が小さくなるんだよ〜花白鳥は白鳥の子供で灰色なんだよ。僕の住んでるところの近くにいっぱい白鳥いるから羽もらったりして矢をつくってるよ

9:よしさん
花白鳥は白鳥ではなく鶴の仲間だと記憶しているいるのですが地方名で白鳥の子を花白と呼ぶところがあるのでしょうか???

10:たくさんさん
鶴の羽なんて抜けないと思いますよー?
花白鳥は灰色の白鳥だよ。鶴の仲間っていうのは渡り鳥の事なのでは

11:よしさん
私の知っている花白鳥はツル目ノガン科の鳥で羽は白に茶褐色、もしくは白単色、茶褐色単色の羽が取れる鳥なので、たくさんさんの仰っている花白鳥とは別の鳥なのかもしれません。

12:トンボさん
ありがとうございます
その石打とは大体いくら位するものなのですか?

13:よしさん
弓具店にすでに在庫がない場合もあって用意に手に入らない可能性も高く、場所により値段もまちまちですが四矢で比較的安い白鷹でも6万円以上、犬鷲などは四矢で竹弓が二張り買えるような値段だったりもします。
石打ちは近的矢の場合はほとんど竹矢に矧ぐ物だと考えてよいと思います。

14:トンボさん
竹弓二張!?とんでもないですね(汗)
たびたび質問してしまいますが尾羽の両端が石打なら手羽の両端は何か特徴があるのでしょうか?

15:大五朗さん
大空を飛びまわる鳥の羽根は矢勢がいい。と聞きます。特に猛禽類(鷲や鷹など)のことみたいです。しかし、よしさんのおっしゃる通りワシントン条約(絶滅危惧種の保存)の規制により入手するのはなかなか厳しいようです。そういった理由で鷲や鷹の矢は高騰しているみたいですが、質感はたしかに良いような気がします。かといえ一般的に流通しているターキー(七面鳥)も悪くないと思います。カラフルになり自分で選べるオーダー矢もあり選択肢も増えて画期的だと思います。ひとつだけ選べるのなら犬鷲の石打ちがほしいですね。

16:大五朗さん
続けてすみません。手羽の両端は多分ひょうたん羽(巻藁矢などの)だったんじゃなかったでしょうか?間違っていたらごめんなさい。

17:よしさん
手羽の両端は大五郎さんの仰るとおり矢師の言う風切り羽つまりひょうたんにだったと思います。
現在はこの羽を二つに割った時の片側で石打ちに形の似ている物を俗にいう石打ちもどきと呼び、石打ちの代わりに使うことがあるようです。(石打ちとして売っているわけではありません)

18:よしさん
続けてですが、尾羽の真ん中を天尾といい、それ矧いであるという売り文句?で売っている矢を見たことがあります。
その時に何か特性があるのか聞けば良かったのですが聞きそびれてしまい特徴があるのかないのかはわかりません^^;


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