矢擦藤のつけ方 (投稿7件)[1〜7]


1:ところてんさん
僕は矢擦藤をつけようと思っているのですが、つけ方がかなり難しいと聞いたので、誰か知っている人がいたら教えて下さい。  よろしくお願いします。ちなみに初投稿です。  

2:よしさん
慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れてしまえば難しいという箇所はまったくございません。単純作業です。
これは杉成りでも一文字でも同じです。

まず籐が柔らかくなるまで水につけて置きます。籐の厚みにもよりますが3、40分もつければ大丈夫でしょう。薄ければもっと短くて大丈夫です。(あくまで弓に巻ける柔らかさということで判断してください)
よく、漬けすぎると変色するといわれますが売られているものはしっかり漂白されていますのでかなり極端に長い時間つけすぎたりしない限り大丈夫だと私は思います。うっかり寝てしまい一晩漬けたこともありましたが大丈夫でした。ただふやけて強度が落ちた気も・・・(気を遣うのはおそらくここだけでしょう)

次に外竹側に籐の端を置き巻いていきます。
この時2,3周目の籐で籐の端が抜けないようにしっかり挟んで下さい。

後は巻き終わりにまた外竹側に木工用ボンドなどを少量つけた籐の端をいれて完成です。

3:ところてんさん
ていねいな説明ありがとうございます。
でも、何回ぐらい巻けばちょうどいいのでしょうか。あと、最初と最後のところだけ削ると聞きますが、どうなのでしょうか。よしさん、教えてください。   

4:よしさん
あ、そのとおりです。その部分を書く必要がございましたね。
初めと終わりの籐は5センチ程度を斜めに小刀などでそいで籐を薄くします。
何回巻けばいいかとの事ですが、これは完全に好みといってよいです。日弓連の規定により6センチ以上ならばかまいません。
このことは弓師によってもまったく異なりますし楠見系の古弓で杉成り籐で15センチ以上巻かれた弓も見たことがございます。

5:ところてんさん
お久しぶりです。矢擦藤をは今月中につけてみようと思います。よしさん、あなたに何とお礼を言えば良い事やら・・・(^_^)

6:よしさん
いえいえ。上手く説明できず申し訳ないです。
現在籐が巻いてあるのでしたらそれも参考に頑張ってみてください。応援しています。

7:ところてんさん
よしさん、ついに、ついに念願の矢擦藤が巻けました!本当に有難うございました。
土下座してお礼を言いたいくらいです。
それと、久方ぶりにここに来ました。
なんか横文字ですいません・・・


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