指導の方針 (投稿4件)[1〜4]


1:大平さん
高校生や大学生などを指導する場合、
2,3年という短い期間で的中を出す為には
生徒の長所を伸ばしていく方法と短所を消していく方法どちらがよいと思いますか?

2:なすさん
自分は指導される立場ですが、どちらかというと短所を消してくれたほうがいいです。そこからは自分で練習して伸ばしていきます。そして更に良くなるアドバイスをもらえると幸いです。

3:コジローさん
長所と短所を直す割合は7:3くらいで教えていましたよ。短所を直すのは、結構難しいので、先に長所を伸ばして、安定してきたら短所って感じです。短所を直す時も、少しでも良くなった時は、褒める!付きっきりで教えるなら、一本でも良い射が出来たら褒めてました。短所ばかり直そうとすると、出来ないとへこみますから。
人それぞれだと思いますが、指導を受ける方の性格など、考慮してみてはいかがでしょうか?

4:射楽斎U ◆5aoi8gEMさん
弓道の長所ってなんだろう?
「気力があふれている」「集中力が抜群である」・・・というような心術上の長所がありますね。
「手の内」がいい、「かけ」の使い方がうまい、「縦横十文字」が立派だ、「押手」一本で中てている、「バランスとタイミング」が絶妙だ・・・というような技術上の長所もありますね。
でも、長所を伸ばせば伸ばすほど、欠点とのアンバランスは増大します。
その結果、その生徒・学生さんはどうなるのでしょうか?
私は、どんな欠点でも、直せない欠点は無いとの信念を持つように努力しています。

右利きの私が怪我で腕を吊っていた時期、やむを得ず左手でノートを取っていました。
泣きたいほどの苦しさでしたが、約1月で下手ではあれ、自在に書けるようになりました。
だから、「1ヶ月かけて直せない欠点は無い」と確信するようになりました。
「2ヶ月かけたら絶対身につけられる」と、いつも言い続けています。
指導者は、その生徒の卒業後に関しても責任があることを自覚したいです。


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