松永萬義弓 (投稿10件)[1〜10]


1:たかしたかしさん
松永萬義銘の弓を引いている方いますか?どんな感じか教えてください!

2:射楽斎U ◆5aoi8gEMさん
レス 楽しみにしていたのですが・・・どなたからも来ないまま消えてしまいそうなので・・・。

竹弓の絶品を一つあげるとすれば、この弓以外にありません。
黄櫨(はぜ:側木)がよく枯れていて弓自体が軽く、引いたときに柔らかく感じるしなやかな弓です。
カンのよさは抜群で、矢押しよく、弦音のきわめてよく冴えた絶品です。
取り扱いは、にべ弓一般と変わりありませんが、弦を張った時点で張顔と弦通りをきちんと整えてやる技術が必要です。
これは、弦を張った時の一瞬の勝負です。
形が整ったら、15分くらいそのまま放置します。この間に張顔と弦通りが安定しこの弓本来の最高の冴えを出してくれます。
いささか入手しにくい高価な弓ですが、現在入手可能な弓の中では最高峰です。

どなたか、他の方のコメントもお聞きしたく存じます。

3:てっせん ◆9WLjqCd6さん
この弓はただお金があれば買えるものではなく、使う人を選ぶ……という話を聞いた事があります。また、そんなに多く作れる弓でないということも……。そういう弓ですから一度だけでも引いてみたいと思っておりますが……。

4:弓旅人さん
私の弓友が以前師匠からいただいた弓を見せてくれました。その中の一つが松永萬義でした。でもその人は松永萬義のことを知らず眠らせていたままでした。理由は長い間弓道を休んでいたこと、再開した時弓力が強いので扱えないだろうと思ったそうです。さらに弦はずしていて裏反りが凄いこともあります。でも松永萬義といえばとても有名な弓師なので、なんとかして弓友を説得して引ける状態にしてみたいです。でもあくまで弓友の弓なので無理強いはできませんし、弓力は23キロくらいあるみたいですし、うまく行かないかも知れませんね。それにしても弓友が弓を始めた時に「まだ弓を持ってないんです。」って師匠に言ったら、「じゃあ、これを使え。」ってくれたらしいです。わたしもそんな師匠が欲しいです(笑)

5:弦煙さん
 実際に見たことありますが、重児作と重宣作でもまただいぶ値段と具合が違います。と、言っても引いたことはないですが。

 故浦上栄範士が村取りして名前を入れた肥後三郎などは、ほとんどみんな重児作ですね。

 萬義は、最初肥後三郎の銘を譲った重児氏が、その後の名前として出来たのが最初ですね。

6:愛さん
萬義弓は初代肥後三郎重児さんとその長男で二代目肥後三郎重昌さんの銘です。
重宣さんは重児さんの次男です。また、四男が東京町田の重功さんで本家を継がれています。
萬義弓をはじめ松永系統はどれもすばらしい本物の弓です。

7:てるてる坊主さん
重児作で“松永萬法”と書かれた弓があります。聞くところによりますと、重児さんが長男に肥後三郎萬義の名前を譲った後、何張りかこしらえて時に名乗った銘だと言うことで、大変数が少ないようです。

8:たかしさん
みなさまいろいろな説明ありがとうございますm(__)mただ伝説の名弓とだけ聞いていたのでこれほど詳しく書いていただき、少しは萬義が分かりました!
ところで萬義は現在でも作られているのですか?作っているのなら弓師の名前を教えてくださいm(__)mあと初代肥後三郎弓と萬義弓は引きの感覚や冴えは違うのですか?長々とすいませんm(__)m

9:とっしーさん
急ですみません。
重児は何と読むのですか?

10:通行人Aさん
たしか『しげじ』だったと思います。


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