甲矢と乙矢について (投稿16件)[1〜16]


1:麗さん
甲矢と乙矢というのは、羽の向き(時計回り、反時計回り)によって区別されるそうですが、
どっちが甲矢でどっちが乙矢か分かりません。
審査では、甲矢と乙矢を見られることがあるそうなので、是非知っておきたいです。
また、何故、甲矢と乙矢が生まれるのかも知りたいです。
ご存知の方は、教えてください。
レベルの低い質問、駄文、失礼しました。

2:オレオさん
はじめまして^^オレオと申します★
甲矢と乙矢ですが,私は矢の名前シールの上にあるやつ(意味不明ですみません)で区別してますよ。うちの中学校では皆,この方法でやってます^^
なぜ甲矢と乙矢があるのかはコーチに聞いた憶えがあるのですが・・・・すみません,忘れてしまいました(汗)    では

3:ゅみさん
乙矢は時計回りで甲矢は反時計回りですよ。。

4:????さん
私は「往復ビンタ」で覚えてました。
往復ビンタを一回してみると分かりますよ!
大抵は左・右とやりますので、左  ・右
             (甲矢)・(乙矢)
となるはずです。
分かりにくくてすいません・・・

(矢の羽に向けて往復ビンタしてみてください。)

5:空飛ぶライオンさん
矢を番えて、矢に沿った羽の骨が見えるのが甲矢、見えないものが乙矢ですね。つまり羽の裏が射手向きになるのが甲矢です。
上座に裏を見せて引くのは失礼だから甲矢から引く、と聞いたことがあります。射手に裏面が向いてるということは上座に表を向けてるわけですから、問題ないわけです。ならば何故乙矢があるのかというと…私自身勉強不足で知識が曖昧です、すみません。
おそらく陰陽の関係(表あれば裏あり)で甲乙で一手としたのではないでしょうか。そして先の矢を上座に裏を見せたまま引くのは失礼だから、表を見せる甲矢から引くことにしたのではないでしょうか?

6:奏さん
こんにちは☆私も慣れるまでは甲矢と乙矢に悩みました。まず、弓を引くときは、甲矢、乙矢の順で引きます。その見分け方は、羽根の真ん中の芯みたいな茎の位置で見分けます。今度よく早矢と乙矢を見比べてみるといいかもしれませんね。矢によっては(私のもありますが)羽のついているシャフトのところに印がついています!そして甲矢と乙矢ができたのはおそらく矢の作りからではないでしょうか?矢を作る時、鳥の羽根を2つに分けます。そのわけた半分の羽のどちらで矢を作るかによって、甲矢か乙矢かが決まるはずです^^;。右の羽根を使うのが甲矢、左の羽根を使うのが乙矢です。勿論審査でも見られますし、(私は一般の大会でですが)大会等によっては先生方はチェックしているかもです!恥ずかしい思いをしないように 射場に入る前によく確認をしていくといいでしょう☆ちなみに私は今年の春に油断をして早矢1本乙矢3本で出てしまったことがあり、(そんなときに限って・・・;)その大会の講評のときに”早矢と乙矢がそろっていない人もいましたね”と名前は言われませんでしたが、そういわれてしまいました(汗)射場ではゆとりを持って行動することをお勧めします!
確かなことかちょっと書いているうちに自信がなくなってきちゃいましたwなので、参考までにということでよろしくお願いします。そして長くなってしまってすみません!

7:阿波人 ◆zXAxNB/2さん
私が聞いた話では、まったく同じ射をすると矢も的の全く同じ所に中るはずです、ですから羽の巻きが同じ方向では矢を突いてしまいます。そこで甲矢乙矢で反対に巻くことで、甲矢はやや右に、乙矢はやや左に中り、矢が突くのを防ぐため、ということです。

8:あおいさん
私の学校では、矢を番えた時に羽の骨がシャフトの上に来るものが甲矢で、シャフトの下に来るのが乙矢だと教わります。

9:紫弓さん
陰陽は元々なく後付けで作られたものらしいです。更には竹矢だと乙矢が矢に対して節を逆さに矧付けられたものもあったりとなかなか歴史はわからなくなっていますね。
そこらへんの点を伊勢貞上の貞上雑記には甲矢乙矢の区別はなかったとされています。是非知りたいですよね。

10:空人さん
黒い羽根だと甲矢はつがえたときにが白っぽくつまり裏を向きます ちなみに乙矢のほうが何パーセントか真っ直ぐ飛び、的中もよいです まあ射手の的中がよくないと大して意味がありません

11:????さん
乙矢のほうが何パーセントか真っ直ぐ飛び、的中もよいです

これは確かなことですね。
乙矢の回転の仕方が良いらしいです。アーチェリーでは基本なんですが、弓道では陽と陰なので反対にあたる甲矢と乙矢を使うそうです。
射詰めなどでは大体、乙矢を使っていますよ! 

12:鹿児島の弓人さん
 羽根の骨の位置なんですが。言葉ではちょっと説明しにくいので,教本を見てみてください。のってますから。

 どうして甲矢と乙矢があるのかは,6:奏さんのおっしゃる通りだと思います。

 最後に,11:????さんの件ですが,どうやら個人の相性もあるようです。甲矢の方が矢飛びも的中も上がる人もいるようです。何かの本にのってたような気がします。すいません。本の名前は忘れてしまいましたが。

13:麗さん
レス、ありがとうございます。

どれも初耳のお話ばかりで、とても勉強になりました。
皆さんのお話を思い出しながら
今度、部活で矢を観察してみたいと思います。^^

14:GINさん
>10
この事について聞いた話によると、
甲矢の場合離れの時に弦が弧を描いて回っていく起動と、逆向きに矢が回転しようとする為、的に刺さるまでに3回転くらいしかしないのに対し、
乙矢はその逆なので8回転くらいするらしく、回転数が多い方が当然真っ直ぐ飛ぶと言うことで、的中率が良いと言うことらしいです。

15:元さん
>そして甲矢と乙矢ができたのはおそらく矢の作りからではないでしょうか?矢を作る時、鳥の羽根を2つに分けます。そのわけた半分の羽のどちらで矢を作るかによって、甲矢か乙矢かが決まるはずです^^;。右の羽根を使うのが甲矢、左の羽根を使うのが乙矢です。

謂れとしてはそのようなのですが、実際は半分に割った片割れは使わないそうです。
なので左羽(甲矢)と右羽(乙矢)が実際でしょうね。
甲矢と乙矢での的中差は、私はあまり感じた事はありませんね^^;

16:はるさん
羽を半分に割ると貝方(かいかた)と開き(ひらき)になります。
矢に出来ない小さな羽や、風切りのように貝方が細いもの以外は使うそうです。
1羽の鳥(鷲鷹類等)は片方の翼で、24枚しか利用出来る羽は取れないとか。
ちなみに尾羽は12枚(大鳥は14枚)
貝方は貝方だけ、開きは開きだけ。風切り、なた等の部位もそれぞれ同じ所を使い、模様も揃えると1羽で何組の矢ができるのでしょうね?
話はそれましたが、私は羽の裏側が見える方が「甲」と覚えました。


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