矢所が下にいく原因 (投稿21件)[1〜21]


1:安兵衛さん
最近、練習していると矢の外れ方がほとんど的の下にいってしまいます。中っても的の下にいくのが多いです。何か良い矯正方のアドバイスよろしくお願い致します。

2:山勉さん
僕も全く同じことがありました・・・(というか、つい最近までそうでした)僕の場合は、知らない間に口割れが高くなっていて会の時点で矢先が下を向いていました。安兵衛さんもやはり、自分のわからない所が微妙にくずれているせいではないでしょうか?先輩、師範の方に見てもらうのがよいと思いますよ。

3:安兵衛さん
口割りは今日見てもらったら問題はないと言われました。また矢を番える所なども問題はないと思うのですが、射形的に見るとどこが悪いのか自分でも色々試しているのですが分からないんです。

4:ラヴァ-さん
矢が下に飛ぶときは原因が2つありました。
●離れ
きれいに矢筋に離れが出せずに、上や前に離れたり、また馬手が力んでいたりすると下に飛びました。
●弓手の押し
しっかり弓手が的方向に押せていないと、矢が失速してしまいました。特に下押しが重要でした。しっかり下押しができていれば、下に飛ぶことはまずないそうです☆

5:安兵衛さん
下押しとは具体的に体のどの部分に力を加えたらいいのでしょうか?

6:ラヴァーさん
弓手肩から腕の下筋、手の内を支えている小指の付け根(?)まで、まっすぐに押し続けることです。腕から手の内の下筋の部分をまっすぐにするイメージでやっています。

7:安兵衛さん
上押しだけかけていてもだめなのでしょうか?

8:ラヴァーさん
やはり理想は中押しですから、バランスをとるためにも下押しを意識してみてはどうでしょうか。というのも、私自身、以前は上押しが強めで、下にばかり飛んで悩んでいました(>_<)でも下押しを意識し始めてからは、下に飛ぶことはあまりなくなり矢飛びが良くなったので、ぜひ試してみてほしいです(^ー^*)

9:安兵衛さん
自分も上押しが強く、手の内を人から見てもらうと、指全体が斜め下に向いているのですが、中押しを形造るにはやはりその逆の斜め上に力をいれた方がいいのでしょうか?

10:Y.K.さん
下筋を効かせると力の方向を水平に捉えることになりますので、手の内の方向性もそれに合わせるべきでしょう。

上押しが強く指全体が下向きになっているということですので、まずは大三をとるときに手首の角度が下向きにならないようにしましょう。弓手手のひらを天に向ける心地で手の内を構えると良いですよ。
会に入ったときも、わきの下から小指付け根までの筋肉の伸びを意識するために、親指付け根で弓をすくい上げるような手の内(手首の角度は腕と真っ直ぐ、指の向きは水平)にすると良いと思います。ちょっと極端ですけども。

11:安兵衛さん
下筋を意識するには、押手を限界まで押すだけではだめなのでしょうか?

12:ラヴァーさん
上押しが強めなのであれば、極端ですが手首を斜め上に向けるくらいのイメージで押したらいいとおもいます。一度試してみてください

13:安兵衛さん
今日、皆さんが言うように手の内を斜め上に押すような感じで引いたところ、全く言うほど矢が下にばっかいきます。どこが悪いのか分かったらいいんですけど、押手が悪いのか、馬手が悪いのか、それとも両方わるいのか。全く治る気配すらありません。

14:Y.K.さん
まずは狙いの高さが本当に正しいのかどうかもう一度確認するべきだと思います。
また、以前よりも引き尺が小さくなっていないかも確認しましょう。引き不足ではどうがんばっても矢は飛ばないものです。

15:安兵衛さん
ねらいに関しては絶対あっていると思います!また引き尺に関しては、ほとんど毎日練習しているので引き不足ではないと思います。

16:肩細さん
矢が下にいく原因には
◇足踏みが狭い
◇口割りが高い
◇馬手の肘が浮いている
◇離れで押し切っていない、変な方向に離れている
◇左肩が上がっている
かでは無いでしょうか??

17:防人さん
安兵衛さん手の内を斜め上に押すような感じで引き分けても離れで上押しをかければ上押しです。

上押しか否かを判断するのに会で弓手の拇指と矢の角度がどの程度開いているかで分かります。

矢と弓手の拇指の角度が30度〜35度以内であれば中押し、若しくは下押しです。

この角度がそれ以上開くと、つまり拇指の指先が下を指していると上押しです。

拇指を握ってしまう様であれば文句なしで上押しです。

18:安兵衛さん
アドバイスありがとうございます。今度どの程度開いているか試してみたいと思います。でも自分では矢所が下に行く原因は手の内ではなく、多分ですがゆるみか押手がおかしいかだと思います。

19:某大学生 ◆eXmnNIKIさん
>>17
皆使っている弓は違うのでその理屈は万人には通用しませんよ。中押しといいますが、実際はその弓の特性に合わせた押す方向ができていないといけません。例えば、肥後蘇山は上押しがかかりやすいです。

20:防人さん
某大学生さん私も肥後蘇山、直心2、平底の形の竹弓、下なりの強い竹弓を持っていますが弓を変えてもどれも同じですし、他人に貸してもその人の通常の引き方になります。

変わるのは弓返りが平底の弓であれば回転軸がぶれずに回り、上か下のなりが強い弓であれば回転軸がぶれやすくなるだけです。

この回転のぶれを無くすために上押し又は下押しに比重を重くするのであればそれこそ弓の特性と言うものでしょう。しかしその為に離れで弓手が下がるのは問題です。

問題は下筋を働かせるためにどのようにして手の内を作るかにあり、手の内の作る際の弓に対する手全体の方向付けにあります。

大三で弓手の拇指と矢が平行になる手の内で小指側の天紋線で斜め上に押すような感じで引き分ければ会では中押しの手の内が作れます。

しかし大三で既に拇指が矢から離れ下を向いているようであればそのまま上押しとなり、離れで弓手が下がり矢所が下ります。

ただし上押しの人でも離れで弓手の肘と裏筋(腕の甲側の筋肉)を使って離れを起こし、残身の弓手が猿腕の様になり弓手が下がらない人もいます。この場合は押し方によるものです。

離れで弓手が下がるのは下がる方向に弓を押しているのであり、それを直すには押す方向を変えるか、その力の方向とは相反する逆向きの力を加えて相殺するしかないのです。

つまり弓の特性ではなく射手の引き方によるところが大きいのです。

安兵衛さんに願うのは中りを求めて弓手を固定し馬手で弦を放す射だけは覚えないように。胸が割れないばかりか審査で高段位が望めず後で直すのにすっごく苦労します

21:安兵衛さん
今日、色々と試して引いてみたところ、押手の手の内の中指、薬指、小指にあまり力が入っていなく、多分ゆるましすぎていたのではないかと思います。でも的中はまだ半矢ぐらいしかいかないし、矢の外れ方もほとんど下にいきます。


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