弽の溝について。 (投稿21件)[1〜21]


1:はまさん
弦をかける溝の部分は皆一緒じゃないのでしょうか?
選ぶときの基準はどこにあるのでしょうか?

今、道場に弽を借りてるのですが、会のときに毎回弦が外れてしまう物と全く外れない物に分かれてしまいます。

まだまだ初心者ですが、そろそろ道具を揃えようと思っているので困っています。

2:はまさん
ばけてますね・・・

カケです!

3:チャリ野郎さん
弦枕はかけによって結構個体差があるので、自分にあったものを選ぶ必要があります。
たとえば弦枕の深さや角度などですね。
個人的には弦枕が深いかけは離れにくいので浅いほうがいいと思います。角度についてですが、どれぐらいひねりを加えるのが引きやすい(離れやすい)かだと思います。いずれにしろいろいろなかけを試してみて自分に合う形を見つけるのがいいと思いますよ。

4:紫弓さん
だと思いますが、基本的には捻り革に弦がつく位置がその懸けの本来の発揮する位置です。しかし暴発予防のために枕を高くしている懸けがあります。
この点は懸師さんの考えによって作られていますし既製品は形の個体差が大きいから諦めます。ただ捻り過ぎで暴発する懸けはオーダーでも指定しないと作らないようです。ここらへんは射手が焼き小手で好みに仕上げる為ですね。
それに加えて引き方によって一文字か筋交いというような弦枕のつき方になります。
まずは一人で買わずにまわりのわかる方と行きましょう。よい懸けにであいますように。

5:弓遊びさん
購入時の弦枕の形状は、まったく気にしていません。

理由は、ユガケを使用しているうちに、自射の弦枕を形成していくからです。

6:斜面見習いさん
初心者の方に自分の射云々言ってもわかるわけありません。 こういう場合は指導者の方に任せる事をおすすめします。

7:Dインパクトさん
うちの高校では指導者の方がほぼ全員のかけの溝をヤスリやハンダで浅くしてますね。とても良い離れが出来ますよ。

8:るん ◆wwxcZ87oさん
>7:Dインパクトさん
>かけの溝をヤスリやハンダで浅く
Dインパクトさんにお伺いします。
溝を「ヤスリ」ですか。具体的に弦枕をどのようにするのでしょうか?→弦枕の中の芯を削るという意味なのかなあ?


>1:はまさん
>そろそろ道具を揃えよう
自分の道具って考えただけでもワクワク、楽しくなりますね。

>会のとき・・弦が外れてしまう物と全く外れない物に分かれて
よい事に気が付かれていると思います。その通り、ゆがけの弦をかける溝の部分は皆一緒じゃありません。どの様な指導方針なのか、また射手の個性等にもよりますから、こればかりは一人で困るというのではなく、始めの内は普段ご指導をされている方に是非とも、よく相談をなさった方がよいと思います。

どうぞ素敵な道具と出会えますように!

9:dipper ◆YUkbpWWIさん
ちょっと反れますが、溝つながりで
便乗させてください。

一文字と筋交いで会での馬手の形に
違いはでますでしょうか?
自分なりに考えたのですが、一文字では
肘はあまり下がらず、肘〜手先の形も
なだらかな曲線になると思います。
対して筋交いでは肘が下がり、肘〜手先の
形は前者に比べるとたぐるような形に
なると思います。また斜面では前者を
使う+頬付けということもあってか馬手は
高く納まりますよね。

以上に関してご意見お聞かせ願えないでしょうか?

10:斜面見習いさん
一文字と筋交い(←読み方わかりません)自体がよくわかりません。
僕は正面→斜面ですがかけは最初に買ったもの(おそらく一文字)を現在も使用中です。
馬手の納まりに関しては僕は正面も斜面もほぼ同じです。

11:弓遊びさん
購入時の既製品ユガケは一文字が殆どかな?と思います。

筋向かい…
読み方は『すじむかい』と読んだと思いますが、どうも漢字は苦手ですので間違っていましたら訂正をお願いします。

で…
この筋向かいも深ガケ、浅ガケなどの違いにより何種類も、あるようですね。
このスレの前のにもレスしましたが、自分の引き方に合わせて、弦と弓力により弦枕が徐々に形成されてされていくのでは?
と思います。

12:紫弓さん
読み方は筋交いと筋違の様にすじかいと読むことが私の周りで多いのです。やはり筋向かいも、節抜きと釘抜きの読みがあるの同じ様に地域によるものみたいです。

ちなみに一文字(正確には小筋交いかその間でしょうが)でも弦道の取り付けの材料や仕方により形づけ易さが違うようです。理由は既製品は、腹皮も伸びやすく、弦道が木でなく水分の多い硬い皮を削っただけのが多い為に変形しやすいかも知れません。
勿論射手の癖により弦枕は多少変わります。個人的には弦が当たった分変われば良いと考えます。ただし学生などで一文字を筋交いにする方がいます。このような場合でしがみを無くす為に捻り、腰をおるのが普通です。この理由は捻ると控が弱くて済むのと同じになります。

dipperさんの認識されたのは一応間違いないと思います。ただしその説明だと同じ会の形をとると遠的は筋交いだとか四つでも三つでも受ける力が変わらない見方の理由につながります。
この点から捻る捻らないの問題になりますし、論理と理論の不一致がおこる様に感じます。体を良く把握しないと条件が直ぐに変わるので注意が必要です。

やはり比較するならば、射や道具の一致から考えるべきかと思います。どのように持っている道具に合わせるかがある意味課題になるかと思います。
長文失礼しました。

13:斜面見習いさん
ありがとうございます。
しかしそこまで考えて引かなければいけないのでしょうか? 僕は考えた事はありません。
ただ、教えられた事(親指は反る、人指し、中指は添えるだけ、半捻り逆半捻り)を今まで実践してきただけですが…。
ちなみに斜面になっても馬手側は肩の使い方以外は変更点はありません。
他人がいくら溝が深いとか変形してると思おうが自分が使い熟せていれば問題無いというのが僕の考え方です。

14:紫弓さん
斜面見習いさんの
そこまで考えて引かなければいけないのでしょうか?という疑問は答え方が難しいです。
可否かでは言えないし必要性では場合によるとしか言えないかと思います。やはり先に述べた論理と理論の不一致でしょう。
食べ物でいうなら満腹になるのに、お腹に入ればそれで良いというのと美味しくないと満腹にならないという差です。比較の仕方自体が違うからと考えるでしょう。
弓を教えるのに人それぞれに合わせた方法を考えるか自分の知るのを教えるかの違いだと思います。
ちなみに斜面で肩以外は変わらないで引けるというのは同意見です。ただ捻りや納まりの位置は懸けや使い方に作用される認識はあった方がもしもに対応できます。

以下私の倫理です。実際に指導する上で全く違う引き方に遭遇したらただ自分の引き方を述べて受ける側の引き方を否定するのはあまりに思慮がないと思うからです。やはりメリット・デメリットを述べられればお互いに考える契機になると思います。実際にある例として、馬手の親指を反らさずに押さえる方とか、下掛けの帽子の当たる位置が破れる使い方あります。それを癖か引き方かを見極めてどう対処するかが問題だと思います。

こんな例は極論かもしれませんが一意見として受け止めてください。

15:斜面見習いさん
感覚的な部分であると思うので意見は様々で水掛け論にしかならないと思うので僕はやめます。
ただ、スレ主さんは初心者であるのに対し、ややこしくして余計混乱させてるようにしか読み取れません。
大事な事だとは思うのですが周りの事を考えた書き込みをするべきでは?と感じました。
こう書いてる僕も半分くらいわかってせん。

16:Dインパクトさん
文章での説明は難しいですが、弦枕ってどのかけもはじめは直角じゃないですか、それの角度が小さくなるようにかどをヤスリなどで無くしてしまうんですよ。

17:るん ◆wwxcZ87oさん
>16:Dインパクトさん
わざわざ◆wwxcZ87o迄いれてのお返事をありがとうございます。

なるほど、イメージ的には(直角の角を削って斜めになるイメージでいいのかな?)弦枕の溝を横から見ると

_│― が→ _/― となる。

という事は、腹皮を剥がして芯を削るのではなく、直接腹皮の角を削るのですね。矢数はどのくらいかけても大丈夫なのでしょう。

18:Dインパクトさん
その図の通りですよ。 
耐久性に関しては、驚くかもしれませんが、削ったあとに弦枕全体にアロンアルファを塗ってコーティングしてるんで問題ないです。   

19:某大学生 ◆eXmnNIKIさん
>>18
アロンアルファかどうかは弓道具店によって違いますよ。
アロンアルファならば削れますが、違う場合は削るともろくなる場合がありますからご注意下さい。

自己責任です

20:るん ◆wwxcZ87oさん
>18:Dインパクトさん
はい、るんです(笑い)

>驚くかもしれませんが、
イヤ〜、おどろいちゃいましたよ。この様な方法もあるのですね!

どうもありがとうございました。

21:るん ◆wwxcZ87oさん
>14:紫弓さん
>指導する上で全く違う引き方に遭遇したら
これに関しては、指導というよりも私の師からある方を頼むという形で遭遇した事があります。まだ段をいただいてそんなに年数も経っていない若い頃の事です。期間は約4ケ月。ゆがけに関しては、先ず癖取りから始めました。結果はその方の満足したものとなりましたが、その人にあった射、道具というのは痛感しました。この時より、言葉で知ってはいたものの、道具との皮肉骨をより考える様になりました。

>人それぞれに合わせた方法を考える
はい、この点については全く同感です。
その人にあった方法を考えるというのは、とてもよい事と思います。


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