胴造りについて (投稿5件)[1〜5]


1:Qlioneさん
引き分けの際に、体が上に伸びる感じになる人や弓に自分から近づいていく人が多いような気がするのですが、それではせっかく造った胴が壊れてしまうような気がします。みなさんはどう思われますか? あと恥ずかしいような質問なのですが肥後蘇山と肥後三郎という弓は同じ弓師の方なんでしょうか?弓は会社のような所で作られているのでしょうか?         

2:斜面見習いさん
確かに体の線を崩すと胴造りの意味がなくなってしまいますが、それと他人の射をあれこれ言うのとはまた違うと思います。 他人がどのような射をしていても自分は自分でありたいものです。
弓については知りません。

3:弓遊びさん
他の人の射を評価するほどの目を持ち合わせていませんので、私は弓について…
・肥後蘇山はグラス・カーボン弓です。
・肥後三郎は竹弓です。

弓の製造に関係することで私が知っているのは、以上です。

4:千野わかめさん
Qlione様が挙げている2件の事例は正常ですよ。
上体が上に伸びるように見えるのは、縦線を効かせようとしている為です。
弓に上体を割っていくのは、五分の詰を完成させようとしている為です。
これが、反る胴、屈む胴、懸る胴、退く胴になっていれば問題ですが、中胴(下半身は前傾、上半身は真っ直ぐ)であればどんどんやるべきです。

5:凛さん
胴に関しては千野わかめ様と同意見です。
高く打ち起こし、体を割ってはいる様に弓を引けとよく教えられました。

弓に関してはグラス弓に関しては無知に近いので肥後蘇山について申すことはできませんが、肥後三郎と言えば日本最高峰の竹弓を作る有名な熊本の弓師です。実用的な薩摩弓に肩味がいい京弓の軽い調子を組み合わせた弓師と言われています。愛用者は数多くいて、弓引きにとってはあこがれの竹弓です。
ちなみに本名を松永重児といって、肥後三郎の銘は薩摩弓を作るときに、京弓を作るときは松永萬義と銘を入れるようです。今の肥後三郎は2代目ですから現在どうなっているかは分かりませんが。


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