体配(立ち方) (投稿14件)[1〜14]


1:紫弓さん
タイトルの通り立ち方についてです。
よく思うのですが教本には「腰を切りつつ立つ」と示されています。確かにあるし、その動作を示された本もあります。しかし実際には腰を切ってから立つことが多いと思います。私自身腰を切ってから立っています。理由はどちらでも良い為、今は主流だからやるだけですが、、、。
今回の腰を切るとは足を踏み出す前の腰を横から見て前上に移動させること(膝をつけてまま立つこと)で話してます。切りつつはそれをしながら立つことです。

どちらでやっているかだけでも大分価値があると思います。是非ともいろんな御意見をよろしくお願いします。(^_^)

2:きまぐれさん
私は切りながら立つなのですが、最近あった審査の際に、矢渡し後審査員の先生方による演舞をビデオ撮影していたのですが、ほとんどの先生が切ってから立つでしたね。

そいういった意味でもこれから切ってから立つに変えていこうかと考えているところでした。

そういった意味でもだいぶ興味がありますね。

3:斜面見習いさん
立つ時は腰よりも頭の位置が変化しないように注意しています。 すーっと背筋を伸ばしたままで立ちます。
腰を切る話ですが
キザの状態から立つ場合は一旦腰を切る(横から見たらL字形両爪先は立ってます)それから左足を出して立ち上がります。 正座からの場合は爪先は地面についてますから腰を切りながら右爪先を立てます。そして左爪先を立てます。 簡単に言うと腰を切りながらキザの状態になるわけです。
あくまで僕が習った方法です。

4:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
丸写しで申し訳ありませんが…

『習熟するに従い、キザになり腰を切りつつ(伸ばしつつ)足を踏み出して立つことができるようになる。』

弓道教本第一巻 P.71 L.12 に記載されています。

スレ内容でいわれている所の「腰を切りつつ立つ」という一文だけでは意味をなさないものではないでしょうか?
前後の文章を加味して、はじめてと意味が通ると思います。

私自身も
「腰を切りつつ立つ」
とは初めて見聞きしました。
弓道教本第一巻に記載されている文章をもっとわかり易いように省略して立てられたスレだとは思いますが、注意書きの文章ですから略けるところはないと思います。
現在は、『腰を切り、足を踏み出して立つ』に統一してあると思います。私も、その様に習い、行なっています。

5:紫弓さん
お気づきの様に弓遊びさんの言われる通り注意書きに書かれている文章の略す。ただし、わかりやすくする為省いたのともう一つ理由があります。
「腰を切り立つ」と言う表現で、足を踏み出す場合と踏み出さない場合がある為です。習熟すれば踏み出さない即立即座で移動無しで行うようにすることもあるため、場合により語弊を招く為省きました(表現が同じで違う動作があり分けたとご理解下さい。)。この点は小笠原先生の詳説弓道にしめされています。

私自身「昔はあったけど講習会等で広まり主流になった。」と聞いています。そのようになった理由についてはやはり明確でなく、怪我予防とか息合を合わせる為ぐらいだと聞いています。即立即座はたまにしかやらないのでやはり足腰がきついです。やはり踏み出してから立つ方が楽だと感じてます。

やはり皆さんが言われるように今は腰を切ってから立つみたいですね。なかなか難しいものです。

6:Qちゃんさん
大学の時、そこでは「腰を切りつつ立つ」でやってました。初心者は「腰を切ってから立つ」で練習を始めますが、ある時点から「腰を切りつつ」に変えます。すなわち「習熟するに従い」変えていくわけです。教本通りやっているので、これがまっとうなやり方だと今でも信じています。
「腰を切りつつ」は、たしかに足腰の筋力、使い方に習熟が必要ですね。油断してると、立つときに、腰ががたっと落ちてしまい、無様な立ち方になります。部の中でも全員がきちんとでき訳ではありませんでした。「腰を切ってから」立つとそのようなことを防ぐ効果はあると思いますが、それでも、腰が落ちてしまう人はいるようです。
大学時代はそうしていたのですが、現在は、もっぱら「腰を切ってから」立ってます。以前、「腰を切りつつ」立っていたら、ある先生に「手抜きをするな」といわれたこともあります。そうじゃないんだけど・・・。
高校生の面前で、「他と違うこと」をやってると、彼らに混乱を生じさせてしまうので、やむを得ず多数に従っているという事情もあります。

7:るん ◆wwxcZ87oさん
スレ間違って返信してしまいごめんなさい。こっちでした。

「腰を切りつつ立つ」ですか。単純に考えると稽古が進むにつれ、腰を切りつつ・・立つ&開き足ができるようになっていくという意味だろうと思います。

教本の打合せ事項は別として、価値があるかどうかはわかりませんが、「即立即座」が出来るいうのは稽古が充分に出来ているという事を顕著に表していると思います。(すごい!やはり価値があるんじゃありませんか)

「手抜きをするな」っていわれた先生にちょいと「即立即座」をやって見せてもらえばって、思っちゃいました。(コラ〜、→はい、スミマセン)

8:オニさん
久しぶりの書き込みです(^^)

体配には真・行・草の3種類あると高校時代に教えられました。

それぞれ違いはありますが、立ち方でいうと
真:腰を切ってから足を出して立つ
行:腰を切りながら足を出して立つ
草:腰を切らずにそのまま立つ(即立即座)
となっていて、この違いは皆さんの仰るように「習熟するに従い」です。

ちなみに私は真の体配で行っています。
でも行がやりやすいように感じます。

9:ことら ◆FiHi/ey.さん
申し訳ありませんが、即立即座の立ち方をもう少しくわしく説明していただけないでしょうか?(知りませんでした)
先日後輩が腰を切らずに立っていたので注意をしたのですが、間違っていたのかと気になります。
私は両膝を近づけるようにしながら、腰を切ると教わって実行しています、切ってから立つです。

10:斜面見習いさん
初心の頃の話です。 例えば八節。
最初の頃は1つずつ区切っての練習。
足踏み、→胴造り…みたいな感じで呼吸も1つの動作毎に吐くといった感じで一つ一つメリハリつけてました。
できるようになってくると初心の頃を忘れ〜しながらという早い動作になりました。 それが此処でいう腰を切りながらだと思うのです。
〜ながらが悪いのではなくて1つ1つの動作がきちんとできていない者が〜ながらという動作をした場合、手抜きに見えませんか? 先生クラスの射(体配)を見ると流れるようなスムーズさでありながら1つ1つしっかりして見えますが初心者がそれを真似ても汚いだけですよね?
立ち方も同じではないでしょうか? 基本(腰を切る)ができてこそ応用(〜ながら)ができるのだと思います。
例えをだすと書道です。名人は続け字(字を崩して)で綺麗に書けますよね?(素人が見ても綺麗に見える) でも初心者が真似ても俗に言うミミズがはっただけの字に見えますよね? やはりまずは楷書できちんと書く(書ける)事が大事だと思います。 先生が手抜きだと見えたのは間違いなく基本ができていないからだと思います。 基本なしの応用は単なる手抜きだと思います。

11:オニさん
>ことらさん
私が聞いた即立即座の立ち方は足の場所を動かさずにほんとにその場で立つという動作です。
上から見たら腰と足は同じところにあるように、腰をまっすぐ上に吊り上げるような感じです。

その動作がいいか悪いかは斜面見習いさんの仰る通りです。

私がその立ち方をやってみたときはとても立ちにくかったです(苦笑)
まだまだ未熟ってことですかね。

12:弓遊びさん
即立即坐について…
詳しくは『詳説弓道』のP190に記載されていますので、関心のある方は、そちらに目を通されたほうが誤解が少ないと思います。

演武の場合でしたら事前に打ち合せが出来るので、さほど問題はないでしょう。
しかし、多人数で行なう一手礼射や、審査となると息合いの不一致、動作の不一致などの混乱?(みだれ等)が出てくるのではないでしょうか?
このような混乱を出来る限り最小限に抑えるために『習熟するに従い』と断りが入れてあったり『一呼吸一動作』を基本として体配を行なうよう伝達されているものと思います。

13:紫弓さん
やはり「習熟」という言葉や息合についてはネックになりそうですね。他にも場の掌握は勿論のこと、色々と理解した上での立ち方ですね。
これを機に立ち方についてたまにえるいいきっかけになればと思います。みなさん様々なご意見ありがとうございました。

14:ことら ◆FiHi/ey.さん
オニさん、弓遊びさん ありがとうございました。
後輩は足を踏み出していたので違いますね。今後も注意していきます。
前回の審査で大配のすばらしい方がいて退場まで目で追ってしまいました。その方は片矢で合格しておりました。
同じ段でそのような方がいらっしゃることに驚きと共に反省にもなりました。
魅了するのは射だけでは無いと感じました。


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