ゆがえりについて (投稿13件)[1〜13]


1:バンテリンさん
僕は弓返りがどうしても斜めになってしまい困っています。原因は何でしょうか?知っている方、教えて下さい。

2:射楽斎Uさん
あまりに返信が無いので・・・。

弓返りは、手の内の中で転がりながら回転した
弓が四指の付け根のくぼみにはまって止まるのです。
ここにきちんとはまれば、弓の回転軸を狂わすことはなく、倒れません。
倒さないために、人差し指はしっかり締めこみます。
このとき、審判席から見て天紋筋がかすかに見えます。弓道教本4巻、福原先生の手の内の説明写真の部分を見てください。天紋筋が見えています。
今手元に無く、ページが示せなくてごめんなさい。

3:さすらい弓道人さん
「ゆがえり」の時の弓手の手首の働きというのは必要ですか?
弓手を押すと若干手首が同じ高さで動くような意識があるのですが・・・直した方がよいですか?

4:射楽斎Uさん
>さすらい弓道人 様
返信遅れてごめんなさい。パソコンが死んでしまって・・・。
やむなく買い換えました。

>弓手の手首の働きというのは必要ですか?結論です:結果的に働きます。
拇指が的を向く程度に手首も動きます。
離れる時に捻り込むのではなく、蓄えた力で押しぬいた感触であることが大切です。
それ以上は不合理です。

5:kappaさん
>人差し指はしっかり締めこみます
どういった状態を指すのですか?
お教えいただければ幸いです。

6:たくさんさん
教本四巻の浦上先生は「伸ばした人差し指残身でもそのまま」というのがありますがどうなんでしょう?

7:弓遊びさん
各人の解釈の違いでしょう。

8:射楽斎Uさん
基本的には、弓遊び さんのいうとおりです。
しかし、いかに合理的であるかに関しては差異を認めます。
道雪派では、弓帰りの時の弦の止まりの位置についてくわしく規定があるようです。
弓手から3〜4寸外に止まるのが、直接であれ腕にぶつかって跳ね返るのであれ、よい とあります(現代弓道講座:金子清則範士)。
この位置に止まる弓返りは、弓止まりの位置の手の内と弓の位置関係から、2:で書き込んだ状態と同じになります。
確かに印西派では、人差し指を締めこみません。
これは、離れにおける手の内の力のかけ方の違いです。
文章で詳細を示すのはかなりの困難を感じます。
回転軸を残す(回転軸を保存する:新たな作為を必要としない)場合と、離れにおいて押し掛けた角見の働きのままに残身に移行する印西派の思想の違いです。
どちらがよいかはまったく別の問題です。
「会」から「離れ」に至る過程の違いですから…。
私は、道雪派および本多流系統の回転軸を変化させない弓返りに合理性を認めておりますが、印西系の角見の働きからは、6:たくさん さんのような弓返りもありうるのです。
文章で伝えることの困難さを、ひしひしと感じております。

9:弓を引く人さん
>射楽斎Uさま
>弓手から3〜4寸外に止まるのが・・・
弓手を緩ませずに起こった真の弓返りであれば、当然のことでは?流派を問わず、和弓全般で言えることだと思っています。

>回転軸を残す(回転軸を保存する:新たな作為を必要としない)場合と、
>離れにおいて押し掛けた角見の働きのままに残身に移行する印西派の思想の違いです。
>道雪派および本多流系統の回転軸を変化させない弓返り
この点におきましても、弓の回転軸を変化させない事は、どんな流派であろうとも当然のことだと思います。
また、道雪派は完全な歩射なので、騎射の系統である本多流と同じ線上で左手の話をするのはどうかと思います。むしろ印西派と道雪派に近いものがあると感じています。

また、簡単に回転軸という表現を用いていますが、弓の断面のどこを中心に考えているかを明確にしないといけないと思います。たとえば、内竹の左側とか・・・。

>たくさん様
>浦上先生は「伸ばした人差し指残身でもそのまま」
ソースを確認しておりませんが、ここで伸ばすという表現は、真っ直ぐにピンと伸ばしている状態を指しているものではないでしょう。浦上先生の射影を見ればお分かり頂けます。

ちょっと気になりましたので・・・。

10:斜面見習いさん
頭がおかしくなりそうです。
門人の方々に失礼な発言かもしれませんが…。
そんな細部な事はどうでも良いのでは? 門人ならば指導を受けると思いますし此処をご覧になってる大半の方々は流派の流れはあっても門人ではないのだからそこまで書かなくても良いと思いますが。 初心者からみればどれがどうなんだ?ってな話です(僕もわかりません)。
手の内、弓返りの勉強したくて見たわけですが極論すればどうでも良い話。 確かにいろんな手の内、弓返りがあるので勉強にはなりますがいざ自分がやるとなるとどうするんだ?って話になります。
このスレで流派云々の議論するなら別スレを新たに立てた方が良いかなと思いました。

11:弓を引く人さん
>騎射の系統である本多流
騎射→堂射の間違いです。
失礼しました。

12:射楽斎Uさん
>弓を引く人 さま
>騎射の系統である本多流…について

本多流は、小笠原と異なり、尾州竹林系で堂射系ということはあっても、騎射の系統とは通常いいません。
本多利実が、さらに集大成したこともありその射法の中核は、現代の近的射法と理解しています。

>斜面見習い さま

確かに細部に立ち入りすぎですね。
2:に関しては、1:のバンテリンさんの質問に答えました。
8:については、5:、6:の疑問に答えたものです。
質問には、極力正確に答えておりましたが、文章では伝わらない限界があることを考えれば、そのとおりですね。





13:るんさん
>1:バンテリンさん
>弓返りがどうしても斜め
どうも、頭が固くて意味が解りません。

バンテリンさんにお伺いします。
弓返りは解るのですが、「斜め」の意味とは、極端に表現すると射手を脇正面(審査席)から見て、離れの後、弓の末弭が的正面側、本弭が射手側に傾いて(/:こんな傾き)納まるという事でしょうか?

>困っています。
わたしてきには、何故困っているのかが解りません。何故困り、どの程度をどの様にしたいのでしょうか?
(弓が立つ様に(垂直に近い?)したいという事なのかなあ?)


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