籐の巻き方 (投稿18件)[1〜18]


1:弓引きさん
弓に巻く飾り籐についてなのですが、

ジグザグに編む編み方がわかりません。

(ジグザグが何かわからないと言う方は、山武弓具さんの葵の写真をご覧下さい)

わかる方、ご指導宜しくお願い致します。

2:るんさん
>弓引きさんへ
>葵の写真
http://www.sambu.jp/shouhin/gurasu/index.htmlの写真でしょうか?
これから見てジグザグというと、簡単な「鏑」でお話します。
ここでは、道具は矢摺籐を巻く程度の道具がある事を前提に、
また、説明上便宜的に上から下へ巻くとしてお話します。
籐の太さにより巻き数は異なりますが、何巻きかを平行に右から左へと下に巻き下げ、
内竹側の右から右斜め下に籐一本分空けて巻き、その裏の外竹側は一本分空けたまま平行に巻き、
内竹側に戻って左に出た籐を今度は斜め右上に巻き、先程空いた外竹側の一巻き分を埋めるように巻き、また内竹側に戻ってそのくり返しです。後は始めの通り並行に巻いていくだけですので、慣れれば数分もかからない程度のものです。

「鏑叩」は拡大してみましたがよく判別がつきません、お手元のを見たらわかると思います。
(さらに重ねる方法かな?)
「匂」はお互い引っ掛けるように組んである中を丸く重ねて輪に巻いてああるのがわかると思います。

ご参考になれば幸いです。

3:弓引きさん
返信有難うございました。

早速やってみますね

4:弓引きさん
ちょっとやってみたのですが、綺麗にできませんでした。。。

できれば、もっと詳しく教えていただけませんか?

あと、皆さん何処で覚えるんですか?

サイト等、あれば教えて下さると嬉しいです。

5:デビさん
私も興味あります。(今まで巻いたことありません)

サイトは見たことありません。=多分存在しません。

見かけたら(作ったら)ご一報いただけるとありがたいです。

6:紫弓さん
蛇腹と同じ編み方だったような、、。それは置いといて、、。
巻き始めと巻き終わりは先が細くなる様に処理しましょう。

調べ方はまず弓師さんから、次に弓友からです。それから実際にばらしたり、本読んだりしないと理解に苦しむかも知れません。サイトは確認手段位に考えた方がよいかと思います。即効性は在りますがたまに誤植とかあり、確認手段が結局弓師さんや弓友になるからです。ただ広い目で見たら場合によっては手芸から力学まで別方向から知識がないと分からないのは事実なのです。ある意味、何でも屋の方が良いかも知れません。

るんさん。匂籘なら7か所巻いた時の切り詰め籘の次の籘の位置のことでただ巻いただけかと思っていました。所変われば名も形も違うとは不思議ですね。今度確認して見ます。(^-^)

7:弓引きさん
あぁ・・・。皆さん次元が違いすぎて。もうスゴイとしかいいようが、ありませぬ。

ところで、綺麗に出来ないという詳細を書きますと、平行に巻いていき、左から右下へ一つぶん開けて巻き、そのまま平行に巻いて、右上に巻く。という所までは分かりました。その後、先ほど開けた部分に巻いたのですが、左に現れた時、下から2番目に籐があり、もう一度ジグザグを作るには、一番下のを飛び越えなければいけなくなります。

写真では綺麗に出来ていたので、ここに違和感を感じたと言う事です

8:甲矢さん
1 4
5 2
3 8
9 6
7 10
こんな感じで、1-6がワンセットです。

9:弓引きさん
>8

わかりません。

できれば詳しく説明してもらえませんか?

10:るんさん
>4:弓引きさんへ
では、試しにちょっと太めの紐でやってみますか?
(あとで整えやすいように始めはゆるく巻いてください)
1内竹を自分側として右角から左角へ平行に巻き始めます→これを数回平行に巻きます。
2左角から右斜め下角へ1本分の隙間を空けて巻きます。
3右角の側木、その裏の外竹側は1本分の隙間を空けたまま左角へ向かいます。
4外竹右角から内竹側へ出てくる紐は1本分の幅を空けたままです。
5空いている右角からすでにある紐の上を斜め上に交差して空いている左角へ向かい、
その空いている隙間を埋めながら左角の側木、外竹側を通り、また右角にでてきます。
ここまでがOKなのですね。では次いきます。

11:るんさん
6右角にでてきた(埋めながらでてきたのでこの時右角は隙間がない)紐を5の斜め上に向かっている紐の上を通って2と同様に今度は右斜め下の側木側へ1本分の隙間で進み、
3と同様に外竹を1本分の隙間で通り、左角でてきた(空いている)紐を、斜め上の内竹右角の隙間を埋めつつ以下同様に裏を通り、左角にでます。(以下これの繰り返し)
最後に、埋まった状態で出てきた左角から右斜め下角に向かう時は、隙間を空かせないで、くっつけて、そのまま平行に数回巻きます。

内竹側が平行に見えるようにするには、紫弓さんが仰るように巻き始めを外竹側の始めを少し細くして斜めに調製しながらするとよいです。(手始めとして外竹が斜め、内竹が平行です)

仕上げとして、内竹から見た交差した編目の形を整えます。
先の細いものでちょいちょいと調製するときれいにできあがりです。

ご存知のように籐の場合は紐と違って湿らせて柔らかくしていてもやはり堅さはありますから、交差する目の位置をきれいにピシッと揃えながら巻かないといけません。
この場合は整えると編目は菱形というよりも少しばかり「く」の字のようになります。

12:るんさん
弓引きさんのいうHPの巻き方はこうだと思います。
「鏑叩」は、よく見えないのですがもしかしたらお互いに組込む(編目をつめる)巻き方かも知れません。外にも面白い巻き方があると思います。

こんなのでわかります?

>6:紫弓さんへ
>匂籘なら・・
雑駁な性格なもので違っていたらスミマセン。
要するに長い(幅のある)籐の近くに巻くのが匂と思っています。
写真の矢摺籐の上にあるぐるぐる巻きのを月輪巻きと呼ぶ人もあるようですね。
(^-^)

13:甲矢さん
>弓引きさん

1   4
5   2
3   8
9   6
7   10
1−4のラインの上には何段か平行に巻いておきます。で、この図の通りに巻いてみて下さい。
あと、、、文章で理解するよりも、実物を見ながら巻くのが一番いいっすよ?


>るんさん
同じ巻き方の説明デスヨネ?!

14:枕流@宮崎さん
ジグザグにしろ飾藤にしろそんなに難しいものではないのですがいざ文章にするとなると大変ですね。弓師さんの実際にやるところを見せてもらえればそれが一番理解しやすいのですが。飾藤について簡単に説明すると、まず中心を決め、前竹中心部で交差させ180度ひねります。片方をカットし、カットした方の隙間に円ができるようぐるぐる巻いていきます。
こんな説明じゃだめですねやっぱ。

15:るんさん
>13:甲矢さんへ
>同じ巻き方の説明デスヨネ?!
はい、そうです。
1→2→3〜こちらの方が明快ですね。
表現力がないので、長くなってしまいました。
かえってわかりにくかったでしょうか(^_^;)

>14:枕流@宮崎さんへ
>まず中心を決め、・・・ぐるぐる巻いていきます。
はい、その通りですね。
バラしたり、やりかたを見てもらうと、な〜んだ簡単ということなのでしょうが、ぐるぐるの説明は、詳しくするとちょっと長くなっちゃうと思います。(特に私は国語は苦手であります→国語もだろ?)
組紐をやっている人なら、うまく説明できるのかなあ?

16:るんさん
ごめんなさい。
訂正させて下さい。

はい、その通りですね。
→これは、枕流@宮崎さんの
「こんな説明じゃだめですねやっぱ。」
に対してではありません。

誤解をされるような記述で大変失礼いたしました。

枕流@宮崎さん、
大変失礼いたしましたごめんなさい。

17:弓引きさん
みなさん。あまり見ないあいだに沢山の書き込み有難う御座いました。

皆さんの説明のおかげで飾り籐が巻けましたので報告します。


また何か聞くことがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

18:枕流@宮崎さん
るんさん

お気遣いなく。
文面からお気持ちは伝わりました。


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