矢筋のつかみ方について (投稿2件)[1〜2]


1:syouさん
弓道を始めて3年とちょっとしか経っていない僕ですが、後輩の指導をしなくてはならないのです。その指導のなかで思いついたのです。

会での伸びの方向の指導ではいろいろな言葉があると思います。
矢筋に、的裏的方向になど。
で、ここで僕が考えている方法を皆さんの御意見を伺いたいと思います。
矢筋、的裏的、言葉は違えどみんな言いたい事は一緒だと思います。ここで問題が。
「そもそも矢筋ってどこ?」
初心者だった僕は(始めはみんなそうなんですが)会について「自分が」的の方向と思っていた方向に押していつも前に抜いていました。
もちろん会では的の方向に矢は向いています。ですが押している方向が的よりも前に押していた(腕の生えている方向と同じ方向に押していたので前に押している)ので前に飛んでいきます。
こんなふうに初心者は「矢筋」を知らないのでいつまで経ってもあたりが安定しないと思います。そして押している方向は前なのに離れでふって何とか的方向に、と言うような弊害が。
で、本題にはいるのですが、矢筋に押し引きするためにあれこれ考えていたら一つの方法が思い浮かびました。
矢筋→矢の筋→会で的の方向を向いているのであれば矢の向きが矢筋
と考えていて思ったのは「じゃあ会できちんと矢が的方向に向いているのであれば、会で(顔を動かさず、視線だけで)見てしまえばその方向が矢筋だ!」
的の方向云々、矢筋に云々と言った感覚的な物ではなく、絶対的な物理的な「矢」という物がそこに見えているのですから初心者にもわかりやすく、上達も早いのではないかと考えて今数人にそのように指導しています。もちろん毎回見る事は禁止しています。ある程度つかめてきたら(多くても5射くらいまでとしています)目線は動かすな、ときつく指導はしています。

この様な矢筋の指導、又は教え方に対して皆さんの御意見を伺いたく思います。何しろ高段者の方に御指導頂ける環境になく、また相談も出来ないのでよろしくお願いします。

2:Y.K.さん
そういえば自分は初心者のころ、会に入ったときに矢を覗き込んでました。今やると弦に顔ビンタされるでしょう。
でもそうすれば狙いはまともな訳だし、覗き込んだ矢の線と会での押し引きの方向を一致させてそのままツルッと離すことによって的に中ててました。このやりかたも慣れると結構面白いんですよね。

自分も矢筋とは矢の方向そのものだと思っている人間ですので、syou さんの方法でも悪くないと思います。

そうですね、話を戻すと、自分は初心者のころは矢の上を両拳が移動するような感じで伸びあいをしてました。(今思うと手先の働きばかり重視していたような気がしますが)


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