矢羽根について (投稿24件)[1〜24]


1:のそとさん
はじめまして。
矢を買おうと思っているのですが、高い矢と安い矢では矢飛びや的中は違ってくるんですか?(ターキーと鷲とか)あとどんな矢羽根がいいんでしょうか?なるべく安くて良いものがいいんですが。

2:Aceさん
以前、鷲は羽が丈夫で矢飛びが良く、水鳥は値段が安く、安定性があることを教わりました。ただし、水鳥は羽が弱いので、掃き矢をしたり、手の内が悪いとすぐにボロボロになってしまいます。七面鳥は安い上、羽も水鳥に比べれば強いですね。柄をプリントできるので模様も豊富で、気に入った柄を見つけることができるのではないでしょうか?普段使うなら七面鳥、もしくは多少高くなりますが黒鷲などもいいと思います。

3:ごん太さん
私も矢を買いたいと思っているのですが、黒鷲とターキーってどっちが軽いですか?

4:真尻さん
薄めの黒鷲ならターキーより軽いのもありますが、基本的に黒鷲の方が重いですよ。

私なりの評価ですが
ターキーは安定性D、矢速C、値段A
黒鷲は安定性B、矢速A、値段C
水鳥は安定性A、矢速C、値段B
となっています。

5:真尻さん
あと、羽根を選んだ後は

薄め:安定性↓、矢速↑、耐久性↑
厚め:安定性↑、矢速↓、耐久性↑
5寸:安定性↑、矢速↓
4.8寸:安定性↓、矢速↑、耐久性↑
羽山高:安定性↑、矢速↓、難易度↑↑
羽山低:安定性↓、矢速↑、難易度↑

4.8寸においての耐久性UPは、羽引きを多少しないでいいので、弓によって削れる部分が軽減される為です。

普通はこの辺で自分に合ったものをチューニングします。

6:真尻さん
間違っていました。
薄め:安定性↓、矢速↑、耐久性↓
ですね。薄くなると耐久性はもちろん落ちます。

あと、せっかくだから補足を
手の内上手:安定性↑、矢速↑、矢の摩耗↓
手の内下手:安定性↓、矢速↓、矢の摩耗↑
もっと上達すると、矢の摩耗は最終的には0に近くなります。

7:Aceさん
>4.真尻さん
水鳥が値段B、となっていますが、私が普段行く弓具店はむしろ水鳥(花白鳥ですが)の方が安いですね(同じだったかな?)。弓具屋さんによって違うものなんですね。

ところで鷲は黒鷲や犬鷲、さらに手羽や尾の石打など、使う羽の部分で値段が様々ですよね。とくに石打は一羽から取れる量が限定されているから値段も高いと聞きます。値段相応の矢飛び、安定性、耐久力が実感できるものなのでしょうか?スレ主さんの安く、良いものを、という部分からそれて申し訳ありませんが。。。

8:Aceさん
>水鳥が値段B、となっていますが、私が普段行く弓具店はむしろ水鳥(花白鳥ですが)の方が安いですね(同じだったかな?)。弓具屋さんによって違うものなんですね。
花白鳥とターキーを比べてです

9:真尻さん
>>9
花白鳥はガチョウの一種らしいです。

花白鳥:安定性B、矢速B、値段C
白鳥:安定性A、矢速C、値段B

くらいでしょうか。いままでいろいろな弓道具店に行きましたが、黒鷲は16000〜22000円までと比較的安定していますが、水鳥は値段が安定していません。例外も多いかと思います。

上の黒鷲は手羽の開きの話です。かい羽になると直進性↑、安定性↓となります。白鳥はなた羽ではありません。なた羽になると直進性↑、安定性↑、難易度↑となります。

10:Aceさん
>真尻さん
私は確か花白鳥の矢を14000円で購入しました。値が安定しないということは捕獲量が不安定ということなんですね。値段がCというところをみると安い時期に買えてラッキーだったかもしれません。
羽の部分部分で性能に差が出るというのもおもしろいです。やはり、飛ぶときに分担される役割が違うから羽の厚みや強度などが変わってきますからね。いい勉強になります。

11:弓遊びさん
一つ教えて頂きたいのですが、真尻さんが仰られる『難易度』とは、どういう意味なのでしょうか?

12:真尻さん
>>14
射手のある一定のレベルに達しないと、下級の羽と違いが出ないというものです。どんなに羽がよくても、難易度が高い矢になると下手な人間が使うのがもったいないという状況になります。上の例だったら、白鳥もなた羽になると難易度が上がりますが、値段も高くなります。でも射手が未熟であれば高いお金を出しても、思った以上に変化が見られないというもったいない状況になります。

13:真尻さん
>>10
そういえば、ターキーは12000円以下でありませんか?花白鳥が14000円であればそれより安い気がします。

14:Aceさん
>13.真尻さん
そうなんですか?私がいつも行く弓具店に12000円以下のものは無かったです。四本組みならありますけどね。ターキーは13000円〜15000円のどこかです(うろ覚えですいません。花白鳥も13000円か14000円のどちらかです)。でも買ったときはターキーよりも花白鳥のほうが安かったことは確かです。…と、変な議論になってきてしまいましたね。真尻さんスレで真尻さん一人に負担をかけるのは良くないといったのは私なのに、その私が負担をかける一人になってしまい申し訳ないです。

15:白さん
矢が飛ぶときに音がでる羽根ってありますよね?あれはどういった種類の羽根で起こるんですか?それとも射手のレベルでかわるんでしょうか?

16:弓遊びさん
その真尻さんが仰られるところの難易度が、わかりずらいのです。
どの羽と、どの羽を比較して、どのような難しさや易しさがあるのでしょうか?

17:真尻さん
>>16
例えば、普通に売っている鷲よりも羽山が高い矢は難易度が高くなりますが、安定性は出ます。その場合、普通の鷲の羽根にくらべて難しくなるということです。>>5以下に書いてある矢印は、すべて基本の羽に対しての話になります。あくまで、自分が選らんだ種類に対してのオプション的な要素の追加の話です。

だから七面鳥と鷲などを比較するものではありません。例をあげると
白鳥の羽山高めと鷲の羽山低目は議論できないということです。

18:のそとさん
う〜ん、こんなに難しかったなんて。真尻さん、Aceさんいろいろありがとうございます。参考にさせていただきます。

19:紫弓さん
矢が飛ぶことは様々な条件が重なり安定するようになっています。この条件は空気の流れをレイノルズ数と言う値が合う様に作られています。また、空気の流れは物体の進行方向と反対側の筈側に密積した乱流が発生し甲矢乙矢の形に従い回転が生まれます。羽山が高すぎるとゆっくりと回転し低すぎるとくるくる行く筈です。かなり場合によりますが、、。
それらをまとめれば自分の弓力に合わせた種類を言うよりは、羽の堅さ、形、羽幅、羽山、矧ぎ方が問われるでしょう。真尻さんの言われた鷲の低い羽山と白鳥の高い羽山が比較できないのがここにあるのだと思います。
こればかりは矢師さんの経験にもでてしまいますね。
羽音に関しても同じで矢飛び、形や堅さにもかかわって来ますが基本は形が基音、矢早が音の大小になります。個人的には石打の音の方が好きですが、柔らかい貝方の方が鳴り易いですね、、。
又、引き方と供に羽音の違いはありますが流石に書き切れません。
羽による様々な違いは遠的をやると分かりやすいのでお試しください。

20:弓遊びさん
◎紫弓さん…
易しく解説して頂き有難う御座居ます。○○の羽の矢の事ではなく、私が知りたかったのは、お言葉を濁された部分の所です。
◎真尻さん…
紫弓さんも仰られている通り、難易度を文章として表現するのは、難しいのかも知れません。
無理強いしたような形になり申し訳ありませんでした。

21:真尻さん
>>20
すいません。厳密にはいえないです。弓遊びさんが今度矢を買うときに、「少し高めにお願いします」という風に注文するときの参考にしてください。

22:るんさん
>19:紫弓さん
>レイノルズ数
検索かけてみました。
>羽音・・・形が基音、矢早が音の大小。
う〜ん、なるほど。
(空気にのっている時の飛びとなんか関連があるのかなあ。)
羽音って、人の耳にきこえているどの位の周波数なんでしょうね。

なを、私の遠的矢は人がいうにはうなりをあげるようにして飛んでくるそうです。羽はうんと硬い風切の峰の低いところ(高さ約2分)を使っています。(あんなに硬くて低いのがどうして音がするんだろう?
的側で自分のをきいてみたいのですが・・(^_^;)


>弓遊びさん
よろしければ教えていただけますか。
好みでしょうが弓遊びさんは、もし的矢で白鳥をお使いの時はどこをお使いになりますか。

ちなみに私は白鳥ならば、
なたかいです。(^^)

23:弓遊びさん
るんさん…
『なたかい』ってなんですか?宜しければ教えて頂きたいのですが…。
私の矢の羽は、白鳥ナタ(屶かな?)羽ですけれども…?

24:るんさん
>弓遊びさん

そうですね、一般的には「ナタ」と呼びますね、私のいいかたは方言なのかな?
「ヒラキ」と区別するという意味で、「カイ」が一つ余分に多い言い方かもしれませんね。
わかりにくかったのでしたらごめんなさい。

そうですか白鳥ナタですか、なんとなくなんとはなしにそのような気がしたものですから。
どうも返信ありがとうございます。


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