どうすれば…? (投稿3件)[1〜3]


1:響さん
高校で弓道をしているものですが、射が固まらなくて困っています!自分で「この射でいこうかな」と思っていれば、その射についてアドバイスや注意をされるの繰り返しなんですよ。自分の考えた射でいこうとも思うんですけど、注意されていることもまちがいじゃないんですよ!射が固まらなければ的中も固まらないということは解っているのですが…みなさんはこんな時どうしますか?

2:Y.K.さん
そんなときは、学校もしくは所属する地区で定めている指導方針に従います。

ちなみにうちの大学の指導方針は、終始ひじと下筋を張る、胴作りではしっかり腰を入れる、離れで両腕を振る形になってはならない。(…あといろいろあるのですが)といった感じです。なるべく自分も実践するようにしています。

3:真尻さん
弓道の真理に向かっていく過程を道と考えると、道は何通りもあると思います。だから、現時点で言われる事が何通りもあるというのは当然の事です。だから、響さんが思う疑問というのは誰もが一度は思う所です。

よく、一般の道場で指導するという話の時に「高校生だったら教える事できるんですけどね」とい言っている人がいます。高校生くらいだと、悪い所がたくさんあってちょっと段位がある人(5年以上やっているような人)はそれがすぐにわかるので教えやすいという意味です。

私も最初はそうだと思っていました。しかし、実際に教えてみると違いました。沢山悪い所があるのは事実なんですが、悪い所をどこでも指摘すればいいものでもないのです。今その射手について、一番教えるべきポイントというのがいくつかあって、それを教えるという事が、一番成長が早いのです。

そういう点で、教える人のレベルがあるのは事実なのですが、結局やるのは自分なので要領がいい人はどんな事を言われてもいい所だけを選んでいきますし、また言われる度にその人の言うことを信じてやるような人は要領が悪く矛盾に突き当たります。前者の例は方向転換しながらも前に進んでいる状態で、後者の例は進んでいる道ちょくちょく方向転換を繰り返して迷走している状態です。

後者のような性格の場合、一番成長が早いのは、教えてのレベル関係なしに今はこの人の言うことだけを聞こうとメリハリをつける事です。成長の速度は、その教え手との相性によりますが確実に成長します。浮気性が一番伸びません。


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