ラストサムライの弓の引き方 (投稿8件)[1〜8]


1:bushさん
先日「ラストサムライ」を見たのですが、どの武士が弓を引いても残身で弦がピクリとも返っていませんでした。
侍はみなそのような打ち方だったのでしょうか?それとも映画がおかしいのでしょうか?

2:笹岡さん [url]
実戦では弓返りを無理やり止めていたみたいですね。
そのほうが次の矢を番えるときに楽ですし。

3:はしっちさん
でも、あるアニメ番組のキャラクターが弓を引いているシーンがあったとき、ちゃんと弓返りしていましたよ。

4:子キツネさん
う〜ん、アニメと比べるのはどうかなぁ?アニメなんてかなり付け加えたり、省略したりしてるから・・・

5:Y.K.さん
どうやら昔は手にクスネをつけて無理やり弓返りを止める引き方もあったそうです。
手が痛そうですね。

6:弓引き二重唱さん
昔の弓というか実戦においては今ほど引き込まなかったそうです。鼻くらいまでしか引かずに離す感じです。中てるというより飛ばすだけというのが前提なので必然的に弓はかなり強いものが使用され、弓返りはさせないのが基本でした。それでも向こう弦まで行くことがありますが弦を返す時間が命取りになることがありますからくすねを付けたそうです。手ぐすねを引いて待つという言葉はここからです。当然会なんてものは存在しません。今で言うところの早気なんですが、生きるか死ぬかなんですから質より量です。数を射ないと勝負になりませんからね。

7:bushさん
なるほど。そういえばみんな早気でしたね(笑)

8:TOMさん
弓返りはわざととめていたようですね。
戦の時の弓の役目は一発で敵を倒すのではなく雨のように矢を降らせること一番よかったので次の矢を番えやすくするためです。弓自体も現在の弓の力の倍40キロ近い弓だったそうです。腕に当たったとしても戦の時はよろいを纏っていますから問題なかったようです。


ホーム > 弓道座談会 > 2005/09まで > ラストサムライの弓の引き方 (投稿8件)[1〜8]

(c)デビール田中 : 問い合わせ