弓道とは? (投稿16件)[1〜16]


1:打ち上げさん
私は高校のときから弓道を始めました。今年で10年目になります。最近は射るとほぼ中るといういきに達しました。しかし、自分では弓道を極めたようには思えないのです。どのようにすると弓道を極めることができるのでしょうか?

2:おせっかい屋さん
的にあてることだけが弓道の本質ではない、ということだと思いますよ。

3:flockさん
こんばんは。
「極める」ということはどういったことなのでしょうか?
辞書の言葉ですと・・
「果てまで行く」とか「限界まで行く」といったことですね。
打ち上げ様は「ほぼ中る」ということを仰っておりますが、それはどのくらいなものなのでしょう?
弓道という分野の、「的中」を極めるということであれば、まず世の中の的中記録を探すことからだと思います。
先人はどのくらいの記録を残しているのか?
それを調べてみて、その記録保持者を追い抜かないことには「果て」ではないですよね。
的中に関しては、たぶんそこからだと思います。
「弓道」ということになると・・どうでしょう?
範士十段を獲得して自ら新たな教本を作る・・とかですかね?
このあたりは他の人にお任せいたします。
では失礼いたします。

4:和佐さん
私の知る限り、現役の先生ですが、全日本弓道連盟副会長の鈴木三成九段範士は500射497中

射終ってのコメントが『外れた3本が最も私の為になりました』それ程でも、当人はまだ極めてないと感じるそうです。

私たちの歩む道は先の長い道だとおもいますよ。(^-^;

5:半平太さん [url]
極める・・・。うーむ。歩き方さえ極めるのにいつになるか分からない自分ですので(笑)

6:真尻さん
私も引けば必ず中るような境地にいます。
私の場合は、中てる事に関して無駄をすべて削いでいく事だと思います。手の内の無駄な力など無駄をすべて削いだ時に残る、自分自身がいちばん理想の形だと思います。日々それに対する試行錯誤です。

7:真尻さん
私の記録は、2ヶ月前に出した195/200が最高です。体力的に200射が限界でした。一日に500射して497中したなんてすごいですね(^^;

8:エセアーチャーさん
私はみなさんのような境地にはまだまだほど遠い高校生ですが・・・
単純に中りの能力を示すならアーチェリーの試合に和弓で出てはどうでしょうか?
弓道というところから脱線しかけてるようにも思いますけど本当にただ的中能力を極めるなら・・・

9:真尻さん
>>8
昔、オリンピックに和弓で出た人がいるという話を人から聞いたことがあります。本当やら嘘やらわからないのですが。誰か聞いた事ありますか?結果も知りたいものです。

10:半平太さん [url]
>>9
結果は惨敗です。それが全日本弓道連盟がそれまで傘下に置いていたアーチェリーを手放すきっかけになったという話を聞いたことがあります。

因みに、これは曖昧な記憶ですが、オリンピックに弓道界の威信を賭けて和弓で挑戦したのはかのミヤタ総業の社長さんだったという話も聞いたことがあったような。

11:エセアーチャーさん
詳しく半平太さんの触れたアーチェリー連盟発足の話が出ています。
http://www.usiwakamaru.or.jp/~doraemon/school/zenaren/zenaren.htm
結果だけ抜粋しておくと・・・
そのときの記録は90m78点 70m128点 50m194点 30m229点 合計629点 90m135点 70m191点 50m148点 30m254点 合計728点 総トータル1357点 ちなみにそのときの優勝者は90m258点 70m257点 50m282点 30m313点 合計1110点 90m273点 70m261点 50m283点 30m313点 合計1130点 総トータル2240点
さらに付け加えて言うと今のアーチェリーはこの時の記録など中学生でも出せるまでに進化しています。
去年のこの大会の優勝記録も乗せておくと、今は昔と違ってダブルではなくてシングルになったので本数が半分になったのですが・・・
90M337点、70M336点、50M347点、30M358点で合計1378点ですそのころの記録が1130点であったことを考えるとそうとうの進歩です。

12:真尻さん
皆様、私の疑問に答えていただきありがとうございます。先日まで小的を中てる練習していましたが、とても難しい事がしみじみわかりました。あの精度で中てないとアーチェリーと戦えないでしょうけど、人間の精神力では無理のような気がしました。一度やってみたいとは思いますけど・・・(笑)

13:葵使いさん
倍の距離でその精度で、やっと相手にしてもらえる、くらいですね(笑

14:半平太さん [url]
アーチェリーと的中精度で勝負するのはナンセンスだということでいいと思います。
弓道の求める所は的中の精度ではないはず。何故なら、弓道は始めからそういう引き方をしていないからです。
ですから、点を狙いたい方はアーチェリーに転向すれば宜しい。もっと点を狙いたい方はエアガンに転向するのも手でしょう。
または、ナノテクの世界で勝負するという手もあります。
何れにせよ、弓道の目指す世界は点を狙う的中ではないと思います。

15:エセアーチャーさん
半平太さんに逆らうようですけど、ここの掲示板にも的中に強いこだわりをもっている方はいますしそういう方に完全に的中能力のみをシビアに競うアーチェリーに出るのもおもしろいのではないかというのは変わりませんね。
和弓が構造からしても「中てずらい弓」であることは間違いないと思いますが、逆に言ってしまえばだれがやってもすぐに中ってしまうような弓で競技をやっても全然おもしろくないと思います(アーチェリーでもルールで規制してある程度の中りずらさを保ってますし、射撃だって光学式のスコープを使えばもっと中てやすいところをアイアンサイトで狙うわけですし)

>真尻さん
アーチェリーのルールだと引き戻しがありなので全ての動きにそんなに精神をすり減らすことはないと思いますよ。ただアーチェリーだと弓道より時間制限が厳しくて2分間で3射です。あとインドアの試合に出られると思うので関係ないかもしれませんけど、アウトドアのターゲットではどんな天気でも外でやりますし、矢取りは全て自分達でやりますしダッシュになる可能性もあります(上手く矢取りしていかないと息が切れたまま射たないといけなくなります)

16:真尻さん
>15
なるほど・・・
アーチェリーも中てづらさを残しているのですね。

私がアーチェリーに出てみたいというのは、先日話題になったゴルフで女子選手が男子のツアーに参加するようなものです。そりゃ、精度だけみて弓道が他よりも優れているのであれば、自衛隊がいまだに和弓を使うでしょうし、そうでないのはわかっています。好奇心です。考えただけでもわくわくします。(実際出たら悲しくなるんでしょうが・・)


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