弓返りについて教えてください! (投稿23件)[1〜23]


1:博一さん [url]
私は矢を撃ったあと、弓が回りません。しかし一年間それでやってきて慣れてしまっています。しかし学校の新しい先生が弓返りにこだわる先生で、弓返りの指導をしています。しかし私は指導を一生懸命受けても弓が回りません。私は今までの回らないほうが的に当たります。私は弓が回らなくても、自分にあっている手の内でやったほうがいいと思うのですが、どうすればいいのでしょうか?県内の強豪高の選手の人はきれいに回っています。私の学校は弓は別に回らなくてもいいと入部したときに教わりました。新しい先生が来たと同時に弓返りをするようになってしまいました。やはり弓が回るように練習したほうがいいのでしょうか?どうか教えてください!

2:如月さん
私の通ってる教室でも、弓は回しませんよ?
流派の違いですかね?初心ガキの私の話し聞いても何にもならないと思いますけど。
しかし、何事も慣れてしまったら直すのはそうたやすくないと思いますね。特に武道というものは。

アドバイスなんざ何もしてませんね。ごめんなさい。

3:龍 鳴子さん
弓返りはしたほうがいい!というかしっかりとおせていればまわるものですよ?弓返りは押手の調子をしるのにもわかりやすく結果があらわれるし、打ち切りだと弓手、左手にかなりの負担をためることにもなりますしね。

4:まくべさん
弓初めて3年の若輩者ですが、弓返りはしています。
去年の4月くらいからですかねぇ。なんだか自然とできるようになりましたが、顧問の先生には手の内がゆるんでるのでは?ってよく言われます(^^;)
でも、中るときには弓返りしているのは事実ですね・・・
三段とかも、受けるときは弓返りしたほうがよいと聞きますし、とりあえず自分のペースで弓返りするようになっていけばよいのではないでしょうか。あせることは無いと思いますよー。

5:ハルさん
そうですね!手の内が出来ていて、しっかり押せていれば自然に回ってくると思います。意識して回そうとすると手の内が緩んだりかえってよくないのでので気長にその時が来るまで練習がんばってください!!

6:高3さん
弓返りしてる人の手の内を徹底的に真似て弓返りするようになりました(^.^)矢飛びも格段に早くなりました。うまい人の手の内を真似ることはいいことだと思います。

7:MARINEさん
高校生で弓返りしている人の中で(色々な大会で色々な学校の方々の弓返りを見てみたところ、)ほとんどの方が弓返りでなく「弓返し」になっていました。
弓返しが起こる原因の一つに、手の内の弛みが挙げられます。私はあまり原因については詳しくない方なので、「弓返り」と「弓返し」の違いの見分け方についてお話しようと思います。
二つの違いは離れの後の手の内の中におさまっている弓に表れます。
(原因が手の内の弛みの場合)「弓返り」は弓をきちんと持たないで離れた分、離れの瞬間に弓は手の中をすべって落ちながらぐるんと手の中を回ります。結果、最初に手の内をつくっていた場所と離れの後の手の内が掴んでいる場所とでは普通ではあり得ない誤差が生じます。
弓構えの時に握り皮が巻いてある所できちんと手の内をつくったはずなのに、離れの後の手の内が籐にくっついていたりと、弓が落ちてしまうという現象です。
「弓返り」ではそれは起きません。
もし弓返りでなく弓返しになっている方がいましたら、私は弓返しがならない様にした方がいいと思います。

8:eutさん [url]
打切りは悪くないです。
三十三間堂の通し矢は打切りで行われていましたよ(伝聞より)。
弓返り(殆どの人は弓返しになっていることから)は的中にはむしろ不利です。
初心の方はまず他の事(縦横十文字など)をしっかり学んでから、弓返りを目指しては?
あ、狙い通りに真っ直ぐ飛ぶレベルまで手の内を練習するのは、ここでは前提です。念のため。

9:笹岡さん [url]
>MARINEさま
 確かに離れの際に握りからほとんど動かずクルンと弓が返るのが理想ですが、弓手の手の内はひとつではないので一概に籐を握ってしまうのがいけないとは言えないのではないでしょうか。
 どんな手の内でも10センチ以上下に落ちるのは問題ですが、弓の重量分だけ下に落ちるのは、ある程度仕方のないことだと思います。

10:塩ビさん
弓返りは的中するためには必要ないと思います。高校生ならば、弓返りをしようとするより射型そのものに気をつけて引く事が的中への最良の道だと思います。角見の働き、利かせ方ではなく「弓返り」を指導する事は間違いではないでしょうか。でも最低90度ぐらいまでは返らないと後ろを狙わないと中らないので、最低限の弓返りは必要だと思います。

11:笹岡さん [url]
>塩ビさま
 射形の指導をしていく上で、弓手の手の内の指導があり、そこで弓返りが挙がってくるのは自然な流れだと思うのですが。
 ただ生徒がやたら弓返りばかりさせようと努力してしまうような指導では問題ですけどね。

12:MARINEさん
笹岡さまへ

確かに、考えてみると手の内は一つではないですね……(反省;)
一つの考え方に定着せず、色々な方の考え方を聞いて成長していきたいです。
御意本当に見有り難うございました!

話ズレますが、なんと言うか、私が思っていた事(意見)に皆様が色々と御意見を言ってくださる事ってこんなにも嬉しい事だったんだなというか……(変でしょうか!?)

手の内について、もっと詳しく調べてみようと思います(^_^)

13:塩ビさん
>笹岡さま
 本来弓返りはしようと思って作為的にするものではないと一般的に言われているように、意識して弓返り「させる」という指導はあまり良くないと思います。
弓返りはとても難しく、本当に出来るようになるには何年もかかると言います。
意識的に弓返りしようとすることで、だんだん自然に弓が返るようになるかもしれませんが、時間もかかるし最初は角見が利かなくなり大分的中も落ちます。
高校生という時間の限られた中で的中を出そうとするのならば、弓返りよりもまず射型、射癖を直すことに気を使った方がいいと思います。
弓返りさせて小手先の見栄えを気にするより、高校生ならば大抵直すべき癖が一つはあるはずです。
言ってしまえば弓返りの強制では何も意味のない指導だと思います。

14:ぶろーどあぴーるさん
弓返りは別にしなくてもいいと思います。
弓返りと矢飛びは無関係だと本でも読みました。
弓返りは指導するほどのことでもないと思います。

15:斜面見習いさん
弓返りしないって事は手の内がしっかりできてないからではないのでしょうか?(まだ習い始めなら話は別ですが) 弓返りが必要ないのなら手の内は全く必要ないのでは? 僕が思うに顔(髪)や腕を払わない程度でも弓返りができてると思います。ただその返り方が大か小かの違いでは? 小さいから出来てないのではなく、顔等に払わない程度には出来ていると認識すべきだと思います。 後は数こなせば自然と返ります。

16:笹岡さん [url]
なんか他人の意見にいちいち偉そうにツッコミを入れるような形になって申し訳ありません。

>MARINEさま
 こちらこそいろいろ勉強になっているのでありがとうございました。

>塩ビさま
 短期間の練習で高的中を出す必要がある部活動での弓道において、最低限矢がまっすぐ飛ぶ手の内を教える必要はあるかもしれませんが、反動を吸収するための弓返りという更に高度な技術を要求する手の内は教える必要がないかもしれませんね。
 小手先の見栄えでは的中は出せないのは確かであり、それよりも全体のバランスが必要だと思います。
 私も部活動で弓道をしていて後輩に手の内を指導する機会があるのですが、その際に弓返りについては「知識」程度にとどめてもらってます。
 私が弓返りを指導できるほどの技術を持っていないということが主な理由ですけど。

17:真尻さん
しかし、高校生で肘を壊す原因はその「反動吸収する為の手の内」を覚えていないのが一番の原因です。指導として、弓返りをさせないのは早道のようですが、実際多くの犠牲を生んでいます。バランスが難しい所です。そこで肘を壊して、その後弓道に興味がなくなっている子も多いですよね。指導者として苦しい部分だと思います。的中至上主義でやっている高校、また一部の大学に限って肘を壊す子が多いというのは皮肉なことです。

18:パパンプさん
地域によっては弓返りしない、つまり押し切りの手の内をやってるそうです。

19:熊本人さん
和弓は弓の真ん中ではなく、弓の右側に矢を置きます。
弦は弓の真ん中よりやや右よりです
それでも
矢を番えて引かずに上から見れば分かると思いますが
思い切り矢は右を向きます
手元での小さな差はその先ではどんどん大きな差になっていくわけです
引いてきて狙いを完璧に揃えて弓返りをしないなら
押し手で振り込む以外に的中できるとは思いません
弓返りをしないでも確かに中ります
でもその多くは狙いを後ろに付けているからだと思います
その点、手の内をちゃんと機能するものにして
弓返りが可能になれば
狙いは的のど真ん中、振り込まずに真っ直ぐ離れられる
弓返りをすれば悪い癖をなおした上で的中も得ることが出来る。弓返りをしなければ、振り込みや狙いが後ろなど
良くないことが多くなります。
それを弓返り出来ないうちから治せと言うこと自体
無理があるのではないでしょうか?
これが正しいかどうかはいまいち僕も分からないですが
一度聞いたことがある話が
『最初は弓返りなんて出来なくて当然だ。
弓返しで良いからやっとくべき
何もしないでやってるより進歩があるし
いつか弓返りが出来るようになる』
ッてなことでした
確かにそうかもなぁと思いました
僕の高校にOBの方で教えに来てくれてる国体選手の先生でさえ未だに手の内には悩まされるといいます
高校生が弓返りできるわけはない
確かにその通りでしょう
でも弓返しなら出来ると思います
やらなきゃ何も始まらないのでは??

20:塩ビさん
自分は「弓返りする」ということは「180度以上残心で弓が返った状態」だととらえています。
角見を利かせて中てるのは基本中の基本で、これは高校生だろうと出来て当然だと思っています。
これが出来ていないうちは正しい的中が出ないことは仰るとおり確かですよね。
しかし、これは「角見を利かせる」ということであり「弓返りさせる」とは全く別です。
正しい的中を出すには「弓返り」させる必要は全くもってないと思います。
弓返りは反動の吸収以外には、見栄え以外何も変わりません。
矢が弓から離れるまでは人間の感覚では意識できない短い時間なので、離れで握ろうと握らないと矢飛びには関係ありません。
矢が離れるまでに弓が返ることは真っ直ぐ早い矢を飛ばすのに必要なことですが、矢が離れたあと弓が回ろうが何だろうがそれはただ弓を握らなかっただけに過ぎません。
見栄えはいいし、握らないので反動の吸収にはなりますが、強制までして指導することではないと思います。
弓が返っているからといって角見が利いているわけではないです、矢が綺麗に飛んでいるかどうかこそ角身の証明であり、弓返りとは角身を最小限の力で受けた手の内の結果ではないでしょうか。

21:熊本人さん
弓返りをしてない人の狙い、矢飛び等々を
後ろから覗いてみて下さい
多分僕の言いたいことも分かると思うんですが

22:紅珠さん
私も手の内、弓返りには悩まされています・・・
先日、昇段審査のための講習会で、先生方が言っていたのですが、無理に弓を回そうとして、弓手がぶれるよりは、顔や腕を払わない程度の、最低限の弦の返りがあれば良い、とのことでした。
弓返しになると手首を振ってしまって矢どころが定まらなくなってしまうので良くないそうです。
手の内が正しく出来れば自然と弓は回るそうです。

23:大久保大和さん
残心の時の手の内を見て、薬指がでていたりしませんか?出ていたら弓構えで手の内をを作るときに気持ち中指より控えてみてはいかがでしょうか?
自分は三年間弓返りしませんでしたが、そうすることによって手の内を緩めたりせずに弓返りするようになりました。


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