射型について (投稿63件)[6〜6]


1:半平太さん [url]
前からこちらで書き込みを拝見していてよく思うのですが、特に高校生に射型に拘る人が多いような気がします。
射型を整えることはそれ程魅力的なことなのでしょうか?恐らく指導者に口酸っぱく言われ続けているのだと推測しますが、ここに何か勘違いはありませんか?

私は、射とは「基本体」「基本姿勢」「基本の動作」などを含めた「体配」と、射法八節に代表される「射技」から成り立っていると思うのです。
見た目に「射型」として映るものは、体配と射技が合わさった物であり、それは結果であって目的ではないと思うのですが。

つまり、射型を整えようとして形から入るのは大きな間違いではないかと思うのです。それに見た目の射型が良いことが「正射」であると理解している(させられている)高校生が多いような気がしてなりません。

ある範士の先生が最近仰っていたことで、「なぞる弓は引くな」という言葉がとても印象に残っています。つまり形をなぞるような射は本末転倒である、という意味だと私は理解しています。

良い射、正射とは、執り弓の姿勢を取ったときから退場するまでの行射全てを指すべきだと思うし、正しい体配への理解なしに射技、ひいては正しい射型は成り立たないと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?

是非色々なご意見を聞かせて頂きたいと思います。

6:はるさん
最近の指導者は云々…と書かれてましたが、指導する立場の人も大変なんです。顧問は部活だけやっていればいいわけではないし、コーチなどは大抵が教育者ではありません。
時代と共に学校のスタイルは変わっていくし、生徒も学校や部活に要求するものが変わっているのも現状。
昔と今を比較し、指導者を批判するのはやめて頂きたい。顧問やコーチがそろっている環境は特別なんですよ。


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