射型について (投稿63件)[50〜50]


1:半平太さん [url]
前からこちらで書き込みを拝見していてよく思うのですが、特に高校生に射型に拘る人が多いような気がします。
射型を整えることはそれ程魅力的なことなのでしょうか?恐らく指導者に口酸っぱく言われ続けているのだと推測しますが、ここに何か勘違いはありませんか?

私は、射とは「基本体」「基本姿勢」「基本の動作」などを含めた「体配」と、射法八節に代表される「射技」から成り立っていると思うのです。
見た目に「射型」として映るものは、体配と射技が合わさった物であり、それは結果であって目的ではないと思うのですが。

つまり、射型を整えようとして形から入るのは大きな間違いではないかと思うのです。それに見た目の射型が良いことが「正射」であると理解している(させられている)高校生が多いような気がしてなりません。

ある範士の先生が最近仰っていたことで、「なぞる弓は引くな」という言葉がとても印象に残っています。つまり形をなぞるような射は本末転倒である、という意味だと私は理解しています。

良い射、正射とは、執り弓の姿勢を取ったときから退場するまでの行射全てを指すべきだと思うし、正しい体配への理解なしに射技、ひいては正しい射型は成り立たないと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?

是非色々なご意見を聞かせて頂きたいと思います。

50:匿名さん
真尻さんへ

私も改めて教本の図を見ましたが、あの会の状態から離れの図を実在の人物として考えてイメージしたら笑ってしまいました。確かに真尻さんが言われている事よくわかります。3つがけであれば、山なりの起動の離れですね。あの会では中りません。しかし4つがけならあの会はありだと思います。それだったら確かに肩の付け根から矢印が出ているのは、全く意味がわかりません。今、教本を作り直すならあの図は実在の人物にして、グラフィック処理をしてシルエットにしてあげると無理がない図になるでしょう。手書きだからあんな無理のある射になるんだと思いますよ。

一つ真尻さんに言っておきたいのですが、貴方のレベルで皆弓道をやっている訳ではないので、貴方が書き込むと話しについていけずに、このようにいろいろな意見を書き込まれます。私はこのレベルの話についていける方なので楽しく拝見していますが、真尻さんの苦労が目に浮かびます。大変でしょうが、末永くこのホームページに来てください。私もたくさん貴方の意見で勉強しています。


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