弓道の事故事例


2008/04/28 部室で器具手入れ中に高校生頭に矢が刺さる

47NEWS:高校生の頭に矢刺さる 神戸、アーチェリー部室
http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008042801000593.html

28日午後1時10分ごろ、神戸市須磨区宝田町の私立滝川高(折戸善信校長)のアーチェリー部の部室で、器具の手入れをしていた1年の男子生徒(15)の頭にアーチェリーの矢が刺さった、と119番があった。

矢は右目の上の額に刺さり重傷。意識はあり命に別条はないという。須磨署が過失傷害などの疑いで調べている。

同署によると、男子生徒は昼休み中、1年の部員2人=いずれも(15)=と計3人で、弓の弦の調整などをしていた際、近くにいた部員が矢(長さ約65センチ、太さ約0・5センチ)を誤って発射したという。

折戸校長は同日、記者会見し「顧問は普段から人に矢を向けるなと厳しく指導していた。事故は大変申し訳なく、今後は管理をしっかりしたい」と謝罪した。


2007/10/16 女子弓道部員の着替えをコーチ教諭が盗撮

女子弓道部員の着替えをコーチ教諭が盗撮…神奈川の県立高
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071016i405.htm

神奈川県警港北署は16日、小田原市内の県立高校に勤務する大磯町の男性教諭(43)を県迷惑防止条例違反の疑いで横浜地検に書類送検した。

調べによると、男性教諭は9月1日午後2時半ごろ、横浜市港北区の県立武道館1階の男子更衣室の窓から、屋外で着替えていた他校の女子高生をビデオカメラで盗撮した疑い。

当時、武道館では弓道大会が開かれており、男性教諭は弓道部コーチとして、生徒を引率していた。女子更衣室が込んでいたことから、一部の女子高生が屋外で胴着から制服に着替えていたという。

男性教諭は「後で見て楽しみたかった」と供述しているという。
(2007年10月16日12時35分 読売新聞)


2007/08/24 山口県 遠的で的付近にいた顧問に矢が刺さる

nikkansports.com:高校の弓道練習で矢が生徒の頭に刺さる
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070824-246389.html

24日午後0時55分ごろ、山口県周南市の県立南陽工高で、弓道部員の3年男子の放った矢が、副顧問の男性教諭(38)の右胸に約3センチ刺さった。10日間の軽傷で教諭は「自分の不注意で生徒に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。

周南署や高校によると、この日は26日の試合に向け、午前9時から練習。事故当時は、3人の部員が屋外に置かれた約60メートル先の的に向かい、交代で1本ずつ矢を放っていた。教諭は的から約3メートル離れていすに座っていた。矢はカーボン製で長さ約96センチ。


2007/06/09 東京都 矢が的場を越え歩行者に刺さる

nikkansports.com:高校の弓道練習で矢が生徒の頭に刺さる
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070610-211028.html

9日午後1時半ごろ、東京都練馬区の都立井草高校で、弓道部の練習中に女性教諭(51)が放った矢が男子生徒(15)の頭部に刺さり、生徒が病院に運ばれた。重傷だが、命に別条はないという。警視庁石神井署は業務上過失傷害の疑いで調べている。
調べでは、女性教諭は弓道部の副顧問。弓道部は校舎間の通路に的の畳を立て、さらに後ろにネットを張って練習中だった。矢はネットを飛び越え、男子生徒の左側頭部に当たったという。教諭と的との距離は約28メートルあった。
ネット裏の通路は通行禁止で、生徒に通り掛からないように呼び掛ける看板を立てていた。男子生徒はこの日、弓道部ではない別の部活動のために学校に出てきていたという。通り掛かった生徒がけがをした生徒を見つけ、通報した。
井草高校は1941年に東京府立第一八高等女学校として開設。「自主・自由・自律」を教育方針とし、生徒数は2003年4月現在で、男女計413人。


2006/07/05 三重県 射手と巻藁間への侵入者に矢が刺さる

asahi.com:生徒のほおに矢刺さる 三重の高校、階段で和弓練習
http://www.asahi.com/national/update/0705/NGY200607050004.html

2006年07月05日22時40分

5日正午ごろ、三重県亀山市本町1丁目、県立亀山高校(坂倉満校長、生徒701人)の第2棟(特別教室棟)3階踊り場で、雨のため校舎内でランニングをしていた2年生男子の野球部員(16)の右ほおに、和弓の練習をしていた2年生男子の弓道部員(16)の放った矢が刺さった。野球部員は病院で手当てを受け、約1週間のけが。

亀山署の調べでは、矢は約10センチの深さで刺さり、鼻の骨で止まった。同校は前期の中間試験中で、試験を終えた野球部員28人と弓道部員2人が自主練習をしていた。弓道部員は階段踊り場に置いた直径48センチ、長さ70センチの俵状に巻いたわらに向かって1.5メートルほど離れた場所から弓を射る練習をしていた。野球部員はすぐそばの階段や廊下を走っていた。野球部員が4階から下りてきて目の前を通ろうとした時、弓道部員が過って矢を放ってしまったらしい。

学校の説明だと、練習場所に両部の顧問の教師はいなかった。弓道部は晴天時は屋外で練習しているが、雨の日は弓のつるが天井につかえない、この踊り場で練習をしていたという。同署で練習方法について問題がなかったかどうか、学校から事情を聴いている。

坂倉校長は「雨の日に、野球部と弓道部がこんな練習をしているとは知らなかった。二度と起きないよう見直さなければいけない」と話している。


2006/06/20 京都府 矢が的場を越え事務所に飛び込む

nikkansports.com:弓道の矢、的外れ46メートル先の会社に
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060620-49015.html

20日午後3時40分ごろ、京都市北区の京都府立医科大で、4年生の弓道部の男子学生(21)が練習中に放った矢が、46メートル離れた同市中京区の印刷会社事務所の2階窓ガラスに突き刺さった。事務所には社員2人がいたが、けがはなかった。

西陣署の調べでは、矢はジュラルミン製で長さ99センチ。先端の76センチが室内に入った状態だったという。

学生は28メートル先の的を狙ったが外れ、幅約10メートルの道路も飛び越えた。学生と的の間には、矢が敷地を飛び越えないようにビニール製ネットがつるされ、的の後方にも柵が設置されていた。


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