移動時における安全上の注意
■移動における安全上の注意(全般)
<!>警告
- ●弓を保管する際は弦を外す
- ●矯正のために弦を張り続ける必要がある際は、突然の弦切れ予防のために太めの弦を使う、あるいは2本の弦を張るなどの対策をする
- 弓に弦を張りっぱなしで保管すると、温度の変化や弦の劣化など、突然の弦切れが起きることがあり、周囲に人がいれば弓により殴打するおそれがあります。
- ●矢は矢筒に入れて持ち運ぶ
- 転倒した際自分を矢で刺すおそれが、不意に振り回してしまった際に周囲の人を矢で刺すおそれがあります。
- ●弓は弦を外し弓巻き・弓袋で覆い持ち運ぶ
- 周囲の人・モノを末弭・本弭で刺すおそれがあります。
<!>注意
- ●弓・矢を持つ際は、急な移動は避ける
- 転倒した際、周囲の人・モノを殴打するおそれがあります。
- ●弓・矢を持ち、更にカバンを持つときは、背負型、ショルダー型などのカバンを選び、弓の不意の挙動に対処出来るように片手は何も持たない
- ●弓・矢を持っての移動中、人込の多い所、天井の低い所を通る際は、他人・モノにぶつけない様に弓の上部が体前方に来るように傾け、目で見てコントロールする
- 周囲の人・モノを殴打するおそれがあります。
- ●弓・矢を持ってエスカレータには極力乗らない。乗る際には、弓の末弭部分が人・天井等に当たらないように注意する
- エレベータ昇降時に、弓の末弭で前面にいる人の頭部等を殴打するおそれがあります。また、弓の末弭で天井を付き壊すこともあります。
- ●弓・矢を一時的に立てかけておく際には、倒れない様するか、周囲に人がいないところに立てかける
- 立てかけておいた弓が倒れて、周囲の人・モノを殴打するおそれがあります。
■電車における安全上の注意
<!>注意
- ●弓・矢を持って混雑時の電車には極力乗らない。乗る際には、弓で前後・上下・左右と人・物にぶつけないよう注意する
- 周囲の人・モノを殴打するおそれがあります。
- ●電車に乗る際、弓・矢は網棚に極力置かない。
置く際には、落ちないように十分注意する。また他の乗客に注意を催す
- 網棚に弓矢を載せた際、乗客の荷物を下ろした時に落下し、前後の人間の頭部を殴打するおそれがあります。
- ●電車の乗降時に扉をくぐる際、弓で人の目を突いたり、人にぶつけないよう注意する
- 周囲の人の目を突いたり、殴打するおそれがあります。
■自転車における安全上の注意
<!>警告
- ●弓・矢を持って(かついで)自転車には乗らない。
- 運転に支障をきたし、交通事故の原因になります。
道路交通法では明確に禁止されていませんが、「傘さし」「携帯片手」など各都道府県の公安委員会により禁止されている地域があります。
自転車に固定する必要がありそうです。
■自動車における安全上の注意
<!>警告
- ●弓を自動車に積む際、運転の妨げとならないよう様にシフト、ブレーキ、クラッチ等を妨げないよう積む
- ●自動車を運転する際、運転の妨げとなるような服装(袴)・履物(雪駄、下駄)は避ける。どうしても袴で運転する場合は裾バンド等で止める、
- 運転に支障をきたし、交通事故の原因になります。
<!>注意
- ●弓を自動車に積む際、暑い時期は車内に弓を置きっぱなしにしない
- 弓が熱により変形し、弓が破損する原因となります。
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