矢の勢い (投稿5件)[1〜5]



1:みかんさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB7.3; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
単刀直入に言うと、的に向かってまっすぐ飛んでいるのに直前で失速して掃矢に頻繁になります。

今の私の状況は、会の時に妻手が緩んでいます。会も1・2秒なのでそんなにありません。

何か改善のヒントがありましたら、教えていただきたいと思います。お願いします。

2:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.11 (KHTML, like Gecko) Chrome/17.0.963.79 Safari/535.11
 みかんさんどうも。
 早速ですが、張り弓を矢束まで引いて(引成り)、握りも弦も同時に放すことができたとしたらどうなると思いますか。こんなことは実際には無理な話ですが弓理を探るためには有益なことだと思います。
 この実験をおもちゃの弓を作って解明した方もおられます(動画投稿されてます)が、みかんさんどうなると思いますか? 高校生なら予想はむづかしくないと思います。結果は、発となった位置から落ちて元(張り顔)になったのでした。 早い話が弓も弦も元の位置に戻っただけです。これを簡単な図にすると、弓と弦の形はどうでもいいですが、
 a:弓 b:弦 その動きを矢印 とすると、
@引成り・・・(a←→b>
A張り顔・・・(a→←b│
と@からAのように弦が戻りました。
 私達弓道では握りを押して発を迎えていますから理屈では、(a←←b│
のようにaの→も←としてbを増す方向に働くと思います。
 しかしこれが、手の内が離れで締まらず緩んでしまってはaが100%の←とは成らず減じてその何%かは→となってしまうでしょう。 従って矢を押す力が小さくなることは理解できると思います。ですからaのロスを0にしてbに加える努力をしなければなりません。とりもなおさず、ご自分でも気づいておられるように手の内を緩ませないことです。
 その為には、引き料半分くらいの素引きで「離れでは締める手の内」を実現できるよう練習することですね。弦の何本か潰すことになるかもしれませんがコツを掴むことができるようになれば安いものでしょう?目一杯引きませんから切れませんよ。
 最後に、会がそんなに短いのは問題です。↑のことを目指して頑張ろうとするだけでも10秒は頑張れるはずです。遊びではないですから。

3:みかんさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB7.3; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
わかりやすいアドバイスをありがとうございました。

明日から早速、練習に取り組んでまた近況を報告したいと思います。

4:みかんさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB7.3; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
アドバイスをいただいて少し経った今、質問するのは失礼かもしれませんがお許しください。

「締める手の内」と仰っていらっしゃいますが、「締める」のと「握る」のとではちがうのですか?

というのも、道場に貼ってあった紙に、
「的の真下に矢が集まるのは、左手小指を握っているから」とあったからです。


あと、その練習法を詳しく教えていただければ幸いです。お願いします。

5:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.11 (KHTML, like Gecko) Chrome/17.0.963.83 Safari/535.11
 こんばんわ。
 その二つの言葉の違いのニュアンスはとても微妙でこうだとはっきり言い表せません。どこかの政党のマークみたいに二つの○が半分ずれて重なっているみたいな感じで同じ要素もあり違う要素もある、そんな感じと言ったらいいでしょうかね。ただ、握るということは弓道では一得九損で良いことは殆どありません。ですから私は「保持する」等の言葉に変えています。「弓を引く」というのも腕の二頭筋(屈筋)でと誤解され易いので「弓を開く」とか場面によっては単に行射・弓射等に言い換えています。
 みかんさんがこれから教本等で勉強してニュアンスを掴んでいかれるのが最もよろしいかと思います。


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Re:矢の勢い
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