勝手の力の抜き具合について (投稿23件)[1〜23]
- 1:月さん (08-07-01 22:56, ID:H7UKzLg [19615])
- 最近勝手の手の力について悩んでます。
同じ学年の友達にすごく力を入れないで引くのが上手い人がいて会がとても安定していたので勝手の力を極力抜くようにして引こうとしてみてその日はその真似が上手くできて、引きやすく会も安定しました。
しかし、次の日以降の部活で再現しようとして勝手の力を抜くことを意識するとカケのぼうしから中指がどんどんずれていき結局、引き分けの途中で指先が凄く力んでしまいつまんでしまいます。
しかも、一回力を抜く経験をしたので今の自分が力んでいることが前より自覚するようになったので無視することもできなくなってしまいました・・・。
中指がカケのぼうしから離れないように力を抜くにはどういうことに気を付けたらよいでしょうか?
あと、上手く行ったときの話なのですが、力を抜こうとすると勝手の捻りがとても弱くなり勝手の手の甲が正面を向き、腕自体も前に倒れて平付けになってしまいます。
最初に書いた友達も同じ症状になっているのですが、これの解消方法はないでしょうか?
- 2:弓道ばかさん (08-07-02 22:58, ID:hnHHrYQ [19625])
大三で…
勝手の力を抜く替わりに
肘に力を入れる気持ちで引いてみるとか…
あと…
勝手の親指が先手の親指と一直線になるように心掛けてみて下さい!!
そうしたら…
力抜いても大丈夫じゃないかなぁ??
分かりにくい説明でスイマセン!!
- 3:天龍さん (08-07-03 11:48, ID:k/RFHFE [19630])
- 手首の力を抜くとはどういうことかと考えると、手首が上にも下にも折れ曲がらないで自然に伸びた状態ということですよね。
力を抜くという思考を一旦止めて、その手首の形を作ってやると考えれば難しくないでしょう。捻りも素直にかけられます。
いたずらに力を抜けぬけと言われれば、弦まで離しそうで恐いですよ。
- 4:月さん (08-07-04 23:39, ID:H7UKzLg [19642])
- 弓道ばかさん、天龍さん、ありがとうございます、おかげで暴発する恐怖が減って若干ですが前の引きに戻すことができました。
でも、まだ問題が・・・
今日、友達に見てもらうと自分ではひねっているつもりなのに横から見ると弦が一直線で実質全然捻れてないそうです。
強くひねろうとすると腕ではなく手首で捻りがちになり力がはいるのですがどうしたらいいでしょうか?
捻れてる友達と自分の勝手を比較すると打起しが終わった時点ですでに捻りが緩んで小指が下を向いてしまっています・・・
- 5:天龍さん (08-07-05 09:59, ID:k/RFHFE [19647])
- 弦がグニャっと曲がるほど強く捻れ、という指導をされているのでしょうか。それは初めて聞いたので、私には良く分かりません。
とにかく、月さんの日々の練習の方針はあくまで射形の全体的な姿を固めてゆくことであって、一部分のことに執着しすぎてはいけません。
胴造りにねじれや傾きはないか、矢束十分に引き取るための弦道はどうか、左右のバランスは取れているか、などに気を配り、それらを整える方法論として、捻りとか手首の力を抜くとか、勝手の甲が上を向くようにとか、平付けになり過ぎるななどと言うわけです。
末節にこだわることが練習の目的になってしまうと貴重な時間を無為に送ってしまいますよ。
- 6:飛龍さん (08-07-11 17:13, ID:SaJkPKE [19689])
- 大三で下弦をとることを意識すれば、引き分けは楽になるので、肘で引いてくることに繋がると思います。後は手先にかかる力を抜く練習ですね。頑張って下さい。
- 7:弓引き社会人 ◆eIaECUmIさん (08-07-12 10:12, ID:kJHW.H. [19694])
- たぶん、この手の人に「下弦を取る」と説明しても理解できないと思いますよ。
馬手の肘からの張り(バネの様にして)を意識して、尚かつ、弓を伏せ気味してもするりと離れが出ないですかねぇ・・・
自分もそういう離れを目指しているのですがなかなかうまくいかないですね。
うまくいかないからこそ、弓を引いていて楽しいんですけど・・・自虐的かな?(笑)
- 8:月さん (08-07-12 22:45, ID:H7UKzLg [19706])
- 「下弦をとる」とはどういうことでしょうか・・・?
弓道の本をよんでいたりするとしばしば出てくるのですがわかりません。
未熟ですいません・・・
- 9:たかのつめさん (08-07-12 23:07, ID:PSWipNQ [19708])
- 私は、「下弦をとる」ということは、引き分けから会にかけて、二の腕がしまり、肘を上に引き上げる感じで引くと思っていますが、正しいのでしょうか?
感覚的には弦を上に引き上げる感じなのですが・・・
先生からは、和弓の性質上、握りから下の部分が強いので、下弦をとって弓の性能を生かしてやると教えていただきました。
- 10:月さん (08-07-20 13:51, ID:H7UKzLg [19842])
- 返信おそくなってしまい申し訳ありません。
下弦をとるイメージを徒手ではなんとなくわかるのですがまだ弓では再現できないので指導者の方にも質問して習得したいと思います。
最近練習してる時に「大三以降でカケの控えがついていない」と指摘されたのですがこれも勝手に余計な力が入っているからでしょうか?
- 11:おっさんさん (08-07-20 23:59, ID:Rbiy4t. [19860])
- 私も長年弓道をやっていますが馬手の技術は難しいものだとおもっています。私の経験の話からですが、馬手の内側への捻りがある程度必要と思われます。また肘で引く感覚を養うことがひつようです。弦をカケの弦枕にあずけ肘で引く感覚を養えば、馬手い余計な力みがなく引けるとおもいます。また小指をしっかり締めることが、大切です。これにより肘でひく感覚がわかると思いますし、切れの良いはなれにつながります。またカケの使いかたを勉強をしてみてはいかがでしょうか。
- 12:おっさんさん (08-07-21 00:07, ID:Rbiy4t. [19861])
- また補足ですが、人間の中指はなかなか起用に出来ているので、よけいないたずらができてしまうものです。先輩方が使いふるした四つガケがあるのであれば、試しに四つガケにかえて見るのもいいかもしれません。またカケもさまざまあり、カケ師によっても作りが違いますのでその特性をよく理解して、自分の射にいかしていただきたいと考えます。
- 13:mokkosuさん (08-07-21 01:30, ID:sv71VQc [19864])
- 自分達も現在全く同じことが今の課題になっています。
はっきりと分かったことがあります。
手の内に限らず力を抜けとよく言われます。
しかし、力を入れるところを正しくできていることを前提として、力加減は何が正しいというのは無いそうです。
握力や腕力は個人差がありますし、引いている弓の強さにもよります。
人によっては力を要することもありますし、逆に抜かないといけないかもしれません。
簡単に言えば、最低限必要な力まで抜いてしまっているのでは?
経験上、本人は力を抜いているのではなく、外見上は力が入っていないように見えていることもあります。
四つガケと三つガケは親指の向きなど、構造やが違うので、手の内の作り方や捻り具合いが違うので参考にならないそうですよ。
- 14:mokkosuさん (08-07-21 01:45, ID:sv71VQc [19865])
- 補足します。
もともとの質問についてですが、右手手の内の握りこみの解消に悩んであるようですね。
握りこみを直すのには、力を抜くだけではないと思います。
取りかけの仕方や手の内の整え方を見直してみてはどうでしょうか?
親指の帽子に中指を深く掛けるのか浅くするのか、または大三以降の右手の捻りすぎがあるとか。
中指も深すぎず浅すぎず、捻りも加減があります。
非常に難しいところですので何とも言いようがないですが、離れのキレには大きな影響があるとこです。
- 15:月さん (08-07-25 23:34, ID:H7UKzLg [19952])
- 今、皆さんのアドバイスを聞いてカケの控えを付けて引こうとしたところ平付けになるのはだいぶ改善しましたが、まだ親指をはねようとしたり小指をしめようとすると力みがちですが試行錯誤して頑張りたいとおもいます。
mokkosuさんの話で力は必ず抜かなければいけいないわけではないとはわかりました。
そこでまたひとつ疑問がうまれたのですが。
引き分けや会の間の勝手の感覚はどのようなものでしょうか?
力を要する引きであっても引き分けの途中や会で自分の勝手の力が自覚できるようならやはり力みすぎでしょうか?
あと、参考にしたいので引き分けから会の時の勝手の感覚はどのようなものか教えてくれるとうれしいです。
- 16:mokkosuさん (08-07-26 01:55, ID:sv71VQc [19957])
- 私の場合は、執り掛けた形を崩さない程度の本当に軽い力です。
親指は反るように伸ばして爪が帽子に当たるようにし、帽子を中指から弾こうとする力が、わずかにあります。
良い力の働きは、力が抜けて中指と帽子の摩擦で、大三あたりからギチギチと音が鳴るはずですが、力で押さえつけているわけではありません。
手首は完全に脱力して、弓に引かれていなければプラプラの状態です。
妻手の捻りも、人差し指の付け根と帽子の弦溝が、直線の弦が変形しない程度の軽い力です。
範士の先生の射形を見る機会があれば観察してみたください。
妻手の甲と腕がなだらかで平になっていると思います。
これは、手首の力が全く入っていない証拠です。
手首の力が完全に抜けた時、自然にこうなります。
今、読み返して気付きましたが、中指が帽子から外れようとしているんですか?
ギリ粉をあまり付けてないんじゃないですか?
滑り止めでもあり、かけの保護の役目もあります。こまめに適量使用するよう習慣にしてください。また、力も抜きやすくなります。
- 17:月さん (08-07-29 23:10, ID:H7UKzLg [20037])
- せっかく返信下さってるのに毎回遅くてゴメンなさいm(__)m
>今、読み返して気付きましたが、中指が帽子から外れようとしているんですか?
はい、おっしゃる通りです。
最初は自分のベストの位置に取り掛けるのですが、大三以降から弦に押されて段々外れる方向にずれていきます。とても調子がいいときはあまり起きないんですが、中指がずれて、引き分けの途中から暴発しそうになって結局指先にも手首にも力がはいってしまいます。
ギリ粉はしっかりつけてるつもりなんですがあんまり滑り止めになってないきがします。
カケの帽子に前のギリ粉が固まってこびり着いてるんですがそれも関係ありますか?
あと、控えと脱力のことで・・・
今、カケの控えを付けようと引くと勝手の形を整える為に手首に若干力が入ってしまい、逆に力を抜こうとすると帽子が前を向いてしまい控えが離れてしまいます。
これは段々慣れていくしかないのか、それとも何か根本から間違っているのでしょうか?
長くてすいません、アドバイスお願いします。
- 18:mokkosuさん (08-07-30 01:50, ID:sv71VQc [20048])
- 恐らくは、妻手の手の内の作り方が良くないのだと思います。
教本で範士の先生の会を見てみてください。
妻手側は矢と一体化していると思います。
あれは理想の形だと思います。あの通りできれば、手首に力が入らず肘で引き、手の内にも力を抜くことができます。
あの会のときの手の内の形になるためにどういう風にとりかけ無ければいけないのか、手の内を研究されてみてください。
控えは、手首の力が抜け弓に引かれるようになると自ずと付くはずです。
自分で付けようとすると、かえて手首に力が入りますので気をつけてください。
ギリ粉の固着は、ベタベタして離れにくくなるはずです。滑るのであれば関係ないと思います。
- 19:月さん (08-07-31 22:10, ID:H7UKzLg [20092])
- 今日の部活の時さっそく教本で確認しました。
mokkosuさんがおっしゃってた通り写真でも手が弦に引かれているのが分かりました。
それで、今までの控えを付けるように手を軽く曲げるのを止め、極力ちからを抜くようにこころがけて引いたところ、手首の力は意識的に抜けたのですが代わりに指先に力が入りまた控えが開いてしまいました。
あと、手先の力を抜こうとすると腕全体が緩み肘の張りが弱り伸びもうまくできませんでした・・・。
今勝手の手の内で気を付けていることは
・親指の爪を思い切りはねる
・小指を親指を近づけるようにする
・中指をなるべく伸ばし第2関節より根本側でとりかける(手首でひねるのを防ぐため)
・手の内の中の空間をつぶすようにする
です、あと今くせで筈がとても帽子の根本に近くなるようにとりかけてます。
現状の勝手の手の内はこんなんなのですが、改善すべき点やアドバイスをいただきたいです。
あと、控えの付く付かないはカケの付け方も関係しますか?
お願いしますm(__)m
- 20:mokkosuさん (08-08-01 00:39, ID:sv71VQc [20099])
- 月さんが気を付けられているとことについては正しいと思います。恐らく月さんの手の内と私の手の内は同じようにしていると思います。(私の手の内が正しいという意味ではありません。)
私が教わったことでは、勝手の手の内は、弦に手の内を握り込まずに絡めて手首には力を入れてはいけないのだそうです。
取懸けのときは、両手手の内とも形を整えるだけで力を入れずにそのまま会までもって行きなさいといわれます。
非常に難しいです。
私の見解では、手首は完全に脱力しても、手の内は完全な脱力ではなく、必要最低限、何らかの力は無ければならないと思っています。
私の場合、手の内は、親指を反らして帽子を跳ねようとしていて、それを中指で跳ねないように押さえている状態です。その力で、カケが抜けないようにしています。
それなりに手の内はわずかな力が入ってはいますが、中指・人差し指は伸ばしているので、握り込んでいるわけではありません。
この力で、離れの時は親指で帽子を跳ねるようにして離れている気がします。
これは、高校生の時に錬士六段だった顧問の先生に教わりました。
筈の位置は、帽子の付け根から筈一個分上と教えられましたが、それが本当に適切な教えか、はっきりわかりません。
筈の10cmほど下で弦溝をかけて、そのままずらしていき、帽子が矢に当たったところで取懸ける、というどこかの流派の教えがありました。
だから、付け根近くでも正しいのかもしれません。
カケの差し方も多少はあるかもしれません。
「カケの差し方は、手の内の形を作り、カケ紐は強く締めないで、軽く巻くようにすること」
と教えられました。
カケ紐の締め具合は、どのくらいが適切かは私もはっきりとは言いえません。
- 21:月さん (08-08-06 23:58, ID:H7UKzLg [20250])
- また返信が遅くなってしまいました、ホントっに申し訳ありません・・・
mokkosuさんに「正しい」と言われて少し安心しました。しばらくは今意識している事をそのまま注意して引きたいと思います。
ええと、最後に二つだけ聞きたい事があります。(こちらから一方的に質問ばかりして毎回すいません)
弓道に関する本をよんでいるとしばしば「的に矢を中てるには矢筋に押して矢筋に離れる」と言うような内容の記述をよく見かけるのですが、「矢筋に離れる」とはどんなことを指すのでしょうか?
「矢筋に押す」というのは何となく理解できるのですが離れる方はイマイチピンと来なくて・・・
あと、もう一つは沢山引いた翌日などに筋肉の疲労等で離れが出づらくなる(今までより悪い離れになる)ことはあるでしょうか?ということです。
昨日自分は学ではない道場で先生方に指導を受けに行って、いつにもまして頑張って全力で引き射数のいつもより多くなりました。
それで、今日部活で引いたところ押しではあまり変わらなかったのですが勝手が離れで引っかかったり、上に出たり下に出たり、緩んだりさんざんでした。
自分の感覚ではいつもと同じことしかしていないし、特に違和感も感じなかったのですがこれは筋肉疲労とかいう風に受け止めてもいいのでしょうか?
アドバイスお願いします。
- 22:mokkosuさん (08-08-07 01:10, ID:sv71VQc [20255])
- 私の分かる範囲であれば、遠慮なくどうぞ。
「矢筋に離れる」とは、
的の中心に矢の軌道が直線で真っ直ぐ向いているとします。
そして、想像してください。
的の方から軌道の線をたどって行くと、やじりを通って筈を抜けて行きます。
その筈を通り越して伸びている軌道の線に沿って妻手が開くということです。
簡単に言い直すと、矢の延長線(矢筋)に沿って妻手が開くということです。
つまり、「矢筋に離れる」というのは、矢を真っ直ぐに飛ばすため、上下左右など無駄な方向に力を加えないように真後ろへ離れるということです。
ヤフーで、岡崎先生の「大離れ射法」を検索して見てください。一番目に出てくると思いますが、参考にしていただくとよく分かると思います。
離れの悪さですが、疲労によって妻手が握りこんでいるんだと思います。離れにくかったり、矢どころが乱れるのはこれで説明できます。
また、筋肉が疲労している時は、いつもと同じような感覚に力を入れていても、実際の力の強さは入っていないと思います。
だから、いつものように力を抜いて楽に引いているようですが、実際は握りこんで力が入っていたりしているため、楽に感じるのではないでしょうか。
毎日、体力のコンディションは変わりますので、今日は力が入りやすいか入りにくいかなどを考慮してみてはどうでしょうか。
- 23:月さん (08-08-11 09:30, ID:H7UKzLg [20325])
- 矢筋に押して矢筋にはなれろと言われたことがあり、ずっと分からないでいたのでホント助かりました。
大離れ射法も大変参考になりました。
ほんと長い間、質問ばかりで申し訳なく、本当にみなさん(特にmokkosuさん)ありがとうございました!!
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