筈巻 (投稿11件)[1〜11]


1:田舎者さん
使っている矢の筈巻が外れてしまって
年内に巻き換えたいと思っているのですがきちんとした巻き方を知りません。
どなたか教えていただけますか。

2:大阪人さん
筈巻ってなんですか?(^^;)

3:るんさん
>1:田舎者さん
とっても簡単、慣れたらすぐにできます。
(あれ、過去でありませんでした?)

いるもの。
1 よく切れるカッターか、砥いだばかりの小刀。
2 絹糸:必要な色数。後で塗る塗料によって色が変わる場合があるので、それを計算にいれておく。
3 塗料:クリヤー(透明なマニュキアでも可)。
4 塗料をぬる刷毛(マニュキアなら蓋についている)。
5 あれば、面相筆。(なければいらない)。
6 ホワイトボンド(水溶性)。
7 ハガキくらいの厚さの紙。

で、これを用意できますか?

4:田舎者さん
できますとも!

5:田舎者さん
>2
筈の近くに巻いてある糸のことです。
最近は紙のものもあるそうですが・・・

6:るんさん
>4:田舎者さん
じゃあ、過去スレと重複しますが、やってみましようか。
1 古ハガキで直径約2p位、長さ3p位の筒を作る(つまぶくろといいます)。
2 つまぶくろを筈側から、羽根の向きと逆からいれる(筈側の作業がしやすい)。
3 筈巻きの糸を刃物で、シャフトを傷つけないように、きれいにとります。
4 腰にゆるく紐を巻き、シャフトを刀のようにさす(ベルトでも可)。
5 糸を羽根側から筈側へ向かって巻き始める。この時、巻き始めは一本の糸を少し縦にしてその上に重ねて巻いていく→左手でシャフトを廻し、右手で糸を60p位引き、糸の張り具合を調節しながら、ほどよい締め加減で、シャフトと直角より、やや斜め上程度(巻いて隙間がでないよう、角度にして糸2〜3本分位重なるイメージ)の角度で巻いていく。
6 筈に何巻きかかぶして巻き、親指と人差し指でチョキをつくり、そこへ糸を何回か巻き、そこへ糸巻き上から下へ通し、通した糸を引いて締めながら筈にかぶさった分だけ、下に巻き戻す。
7 腰から矢を抜き、平らな台の上で、巻いた糸を厚紙ではさんで、ころがしながら、より平らにする。
8 その上から、少しだけ水でうすめたホワイトボンドを塗り、先程同様ころがしながらより平らにする。(厚紙なのでさっさとしないと水でNG)
9 しっかりと乾いてから、クリヤーを塗る。しっかりと乾燥させる。
10 面相で境目に細く線をいれより強固に塗装で堅め、乾燥させて出来上がり。

7は、キメベラという竹で作ったものを使うとよい。幅1p位、長さ15p位の2本の竹の先の方にシャフトを挟む溝をつけたものを自分で使いやすいようにつくる。(カッターでは難しい)

ということです。プロは、もっとそれぞれ独自で工夫していますが、およそこんな感じです。
巻藁矢の筈巻も自分でやれば、他の人と間違わないし、糸も二本を捻れば面白い模様ができますね、みんなで工夫しながらやったらいかがでしょう。

よろしければ、どうぞ試してみてください。

7:田舎者さん
ありがとうございます。
やってみます!

8:田舎者さん
質問ばかりでたいへん失礼ですが途中で糸一本分だけ色を変えることってできませんか?
サンドイッチみたいに。

9:るんさん
>サンドイッチみたいに。

サンドイッチでも、ヨンドイッチでも、ジュウドイッチでもできます。
途中から、違う色の糸を差し込んでいけばよいだけです。先を細くしたり、糸の太さ分下に重ねたり、何本分か分下に重ねて、糸がはずれないように巻くだけで、方法は色々ですし、もっと別に編み込みもできます。

ちなみに、なれてからの話ですが、糸を巻き終わり最後に締めて留める時に、親指と人差し指にからめた糸を逆にひっくり返して筈にかぶせて糸を引けば、よりはやく出来ます。

糸巻きのノウハウは、人それぞれにあります。
一人ではなく、みんなと一緒に工夫しながら、楽しみながら、やっていくとよいと思います。そうすれば、ノウハウは代々ずっと伝わって行き、様々なものが生まれてくると思います。

どうぞ、みなさんで楽しみながらやっていってください。( ^ ^ )

10:田舎者さん
初心者の無礼な質問攻めにこんなに丁寧に答えて下さるなんて本当に失礼しました。
矢はもうすぐ買い替えるかもしれないのですが
先輩から譲り受けた矢は大切にしたいものです・・・

11:6の訂正です。さん
失礼しました。6の5番目の訂正です。

5(誤)→シャフトと直角より、やや斜め上程度
5(正)→シャフトと直角より、やや斜め下程度

つまり、羽根側から筈側に向かって巻くので、直角よりも羽根側(下側)へ、糸2〜3本分くらい少ない角度で巻き上げると、隙間がなく巻けます。(なれると、この角度はもっと少ない角度で、調子をとりながら、きつきつにピッチリと堅く巻くことができます。)

>先輩から譲り受けた矢は大切にしたいものです・・・
おぉ、田舎者さんの言葉(ことだま)を拝見し、とっても嬉しくなっちゃいます。それこそ、その「こころ」は、多くの意味を持ち、とても、とても、大切なもの、かけがえのない宝珠と思います。どうぞ、宝珠を大切になさって下さい。私も勉強になりました、ありがとうございます。

これからも、お互いに勉強していきましょう!


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