指導する側からの質問 (投稿16件)[1〜16]
- 1:粋人さん (2004/01/10(Sat)20:28:43, ID:??? [7849])
- 指導する側からの質問の書き込みをしてみたいと。
指導するときに「どうしても出来ません。」と
即座に解答されたり。
指導がなかなか通らない時があります。
手を変え品を変え、いろいろ工夫しているのですが。
指導している人に対して怒りさえ覚えてきます。
基本的に甘えがあるのかなとか、
介入しすぎるかなとの反省もあるのですが、
技術的にも行き詰まった時はどうしたら良いものでしょうか?
経験豊富な指導者の方のご意見
指導される側からの感想などいただければ
本当にありがたいと思います。
道度よろしくおねがいします。
- 2:百合若さん (2004/01/10(Sat)21:30:25, ID:??? [7856])
- 指導している人のグループは
学生ですか、社会人ですか、段位のレベルは?
あと、指導の間隔はどうなのでしょう。
- 3:粋人さん (2004/01/10(Sat)23:53:37, ID:??? [7870])
- どうもありがとうございます。
対象は高校生です。
指導間隔は毎日です。
未熟者ですので変な質問ですいません。
- 4:奔さん (2004/01/10(Sat)23:59:56, ID:??? [7874])
- 高校生です。指導していただいても、どうしても出来ないことはあります。何故かというと、こうしろというのが感覚的なものが多いからです。出来た時じゃないと、どんなに言われても(むしろ逆効果)わからないんです。
折角指導していただくのだからしっかり理解し出来るようにと思いますが、出来ないことも多いです。そういう時にわからない、と言うのは勇気の要ることです。解らなきゃいけないのに解ることの出来ない自分が不甲斐なく、解った振りをしたこともあります。しかし、そのツケは後から来るんです。
だから、解らないことを解らないのだと正直に言うことも、大切だと思います。勿論、理解しようと努力もせずにわからないと言うのは問題ですが。しかし、解らないと言うことも努力の結果なのだということを指導される側としていっておきます。
- 5:鼻さん (2004/01/11(Sun)00:37:07, ID:??? [7879])
- どうしても出来ないなんて事はあるのでしょうか?私自身、ここを直した方がいいよと言われて直せなかった事は無かったと思うので…。時間はかかりますが必ず直しました。直るまで何度も射を見てもらいましたし、頭で理解する前に体にたたき込みましたから。
それよりも、悪い箇所を指摘されて即座に出来ませんと答える生徒の方が信じられませんね。やりもしないで何故出来ないなんてわかるのでしょうか。説明がよく分かりませんと言うならまだしも…。
- 6:自称早気さん (2004/01/11(Sun)00:45:39, ID:??? [7882])
- 私も段々指導する機会が増えていくにつれてそういう問題をどうすればいいか頭を悩ませています。
でも、「わからない」と言うのならともかく、言ってすぐに「出来ない」とか言われるとちょっと怒るというか、呆れてしまいます。
新しいことを言った途端にすぐ出来るのであれば困りません。そんな人がいるのなら見てみたいものです。
弓道に限らず、新たな試みには必ず違和感を感じます。本人にとっては違和感でも実際にはそれが正しいことである場合もあります。
できないという人は教わったことをするといつもと違う感じがするからこれは間違ってる、だから出来ないという人もいます。
いつもと違うことをするのですから違和感はあって当たり前です。
大切なのはその新しい事をまず試し、おかしく感じても1人で出来るようならば指導者なり第三者に見てもらって変なところは無いか、間違ってはいないかを確認した上で、その違和感がなくなるまで練習することです。
最近は特に言ってもすぐに「できない」とか「わからない」とか言う人もいますが、初めから何でも出来る人なんていません。まずは根気良くやること、そしてわからないことがあるのなら「どこ」の「何」が「どう」わからないのかを指導者に言えばきちんとした返事が返ってくると思います。
- 7:kunshiさん (2004/01/11(Sun)01:18:04, ID:??? [7886])
- 私はたかだか大学生ですが、参考に聞いてください。
まず、一番大事なのは本人のやる気です。私は以前は誰かれともなく指導していたのですが、
それよりは、質問してきた人にだけ教えるほうが良いという考えに変わりました。
弓道の技術は教えたその場でできる事なんて少なく、じっくりやっていかないといけない、
そのためには、本人が教えられた事を辛抱して練習するという事が不可欠だと思うからです。
次に、
>手を変え品を変え、いろいろ工夫しているのですが
というのが気になります。
もっと理論的に説明できるようにした方がいいのではないでしょうか?
感覚的な事ばかり言っていては、出来なかった場合に何も残りませんから。
例えば、今のあなたはこういう風に引いてるせいで肩線がこうなってるから、大三でこうしなさい、
という感じです。
自分がどういう射をしてるのか、自分が一番分かってないはずですから、それを教えてあげるようにするといいと思います。
- 8:百合若さん (2004/01/11(Sun)10:33:07, ID:??? [7896])
- 指導対象者が高校生だと実際には2年以内に結果を出さなくてはならない。時間が少ないですからねぇ。
先生が焦る気持ち(=正しい射を身に付けさせたい指導者心)も分かりますが生徒は生徒なりに悩んだり、工夫しようと思っているかも知れませんよ。
毎日しかも手を変え品を変えの指導では、理解しようとしても混乱してしまっているのかも。
そのような生徒に対しては直すべき点を指摘して、直し方を指導した上で、工夫する時間を与える、待ってやることもいいのかも知れません。
やりもせずにいきなり「出来ません」はムカッと来るかと思いますが「そうか、出来るまで頑張れよ」と待つ姿勢を見せてもいいかなと。
- 9:粋人さん (2004/01/11(Sun)18:35:19, ID:??? [7905])
- いろいろな面からのご助言ありがとうございます。
個人的にはそう言う気持わかりますというような
自称早気さんの言葉にかなり癒されます。
高校生ですので精神的な成長度の問題もあり、
自己イメージが出来てない場合が多いなと感じます。
ですから、ビデオ、鏡などに頼って実際に見ないと
理解できない面があるようです。
いろいろな方法でといいますのは
一つの事柄を言い方を変えたり、
別な面から指導してみたりという意味です。
確かに混乱する面はこちらの苛立ちと共に
あるでしょう。(笑)
技術的にこの人はどうしても無理だなとか、
気持の持ちようからこの人は
どうも伸びなさそうだなと思ってしまうことは
無いでしょうか。
こんな感じに襲われた時、
どう考えて指導を続けていますか。
結論を急ぐ高校弓道だからかもしれませんが
悪いと思いつつそう言う感じが出てきます。
- 10:るんさん (2004/01/11(Sun)21:10:46, ID:??? [7914])
- ご参考になればと思いつつ、書込しますが、私は、趣味程度、なをかつ高校生諸君には、逆に教えられる事が多いレベル程度ですので、失礼あらば、ご容赦お願い致します。(以下全て私見でございます。)
>結論を急ぐ高校弓道・・。
何を目的とする結論なのか私には読み取れませんが、
先ず期間を考えますと、一番長い選手としても新人戦〜国体といったところでしょうか。弓を学ぶにはとても充分な期間とは思えません。
短い期間ですから、到底多くは出来ません。その中で何を目的とするのか、はっきりとした目的が必要と思います。
私は、弓道部(同好会)としての団体活動からなにかを一つ得てもらえれば、それで充分、大成功ではないかと思います。
>9:技術的に−無理だなとか−どうも伸びなさそうだなとか−無いでしょうか。
当然色々と手強い猛者(?)もおるでしょうが、お互い人間ですから、得手不得手はあるのではないでしょうか。
よいところを捜し、伸ばすお手伝いをしてあげよう位の感覚でよいのではと思います。
何にせよ、苛立ちや怒りは、よろしからずなのは解っていらっしゃると思います。そういった気持ちというのは、生徒さんは、より敏感に感じとっているのではないでしょうか。どうせなら、楽しいのがいいんじゃないでしょうか。(好き勝手ではなく)
例えば、私は高校生諸君と技術的なお話をする時は、相手を観察し、そのポイントを実際にやって見せましたし、やってもらいました。道具にしても、こりゃまずいなと思うものは、調子どうだい、ふ〜ん、そうだろうね、じゃちょっとやってみるかい。ってもんで、ちょいちょいと直してあげるのです。そうすると、その内に興味のある子なんかは小道具を持ってきたり、ビックリするようなもの迄考える子も出てきたりして打ち解けます。生徒さんには、とても勉強させていただきました。
そんなもんで、一緒に大会に行こうかってのり?で運良くお互い予選を通過し、それなりの大会に行かせていただいた事もあります。(生徒さんの努力があって+勿論私よりずっと優れた人々があっての事です)大会には全員行ける訳ではありませんが、結果的には皆が和気靄々の雰囲気で、団体生活とはどのようなものかを知り、いろいろある高校生活の中の一つの良い記念、思い出になったのではないかと思っております。このケースは稀かも知れません。でも、そういった良いものは、それなりに続くようです。(笑う門には福来る、断固たる信念には運も見方してくれるような気がします。あ、ちょっと違うかな)
「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」なんて交通標語がありませんでしたっけ。
指導者の方にくだくだとえらそうに大変失礼致しました。
- 11:通りがかりさん (2004/01/12(Mon)00:03:27, ID:??? [7944])
- 某高校の弓道部の顧問をしております。
ちなみに私の指導policyとしては、
『機に至りて、法を説け』
を第一に心がけています。
初歩・初期の段階は別として、経験上、押し売り指導の効果はあまり期待できませんでした。ですから、指導をするときは(簡単に言えば)、どうしようもなくなって救いの手を入れなくてはいけないどん底の状態か、本人から指導を求められたとき等にしています。
さらに、具体的な指導手法としては、
『やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ』
を意識して実践しているつもりです。
まずはやってみせてはいかがでしょうか?
- 12:射楽斎Uさん (2004/01/12(Mon)14:32:43, ID:??? [7966])
- 粋人さんは右利きですか?仮に右利きと仮定してお話します。左手で毛筆はどの程度書けますか?英語のスペルでもいいです。きっとかなり苦しいのではないかと思います。点の打ち方やはね方がわかっていてさえ相当に難しいと思います。
初心者はこの状態なのです。さらに言えば「文字(形や動作)」さえも知らないのです。
だから、形と動き・手応えをいちいち指導しなければなりません。
形や動きがわかってもきちんとできるようになるには、約2ヶ月要します。
2ヶ月練習すれば左手でだって相当に書けるように成りますものね。
同時に力の運用を指導します。
「運筆」と同じで力の加え方や流れ・働きです。
滑らかでゆったりした引き分けなどはとても大切です。
当然一番問題になるのは道具との接点である「手の内」と「かけの使い方」です。肩線の狂いの原因のほとんどは道具との接点の不備から来る「無理」をカバーするために生じます。
さらに、「会」の熟成過程を体験的にきちんと身に付けさせなければなりません。
ここまでを約10ヶ月で行います。
この段階から、「深い会」「鋭い離れ」「絶対の的中」そして「淡々として強靭な精神」の鍛錬に進むのです。
粋人さん、1年半後には相当なレベルに成りますから、確信を持って毎日のあゆみを点検してみてください。
- 13:射楽斎Uさん (2004/01/12(Mon)14:53:09, ID:??? [7968])
- 別の観点から
指導の原則に「生徒観」「教材観」「指導観」の確立があります。
「生徒観」というのは、生徒を正しく理解することです。
上の文章で言うところの、左手で書く難しさに直面している生徒を理解することです。
「教材観」とは、どんな弓道をこの子達に与えてゆくのか、という問題です。綺麗で、中って、「うまいね」といわれるような弓道なのか、深くて、強くて、立派で「すごいね」といわれる弓道を与えてゆくのかという問題です。
「指導観」というのは、たとえば人の習得順序には、リズム→手応え→フォーム(身体の位置感覚)がありますが、私は、手応えを教えることからスタートしています。すなわち、一番最初に完成した手の内の手応えから指導しています。そのほうが自然に射形が身に付くからです。
いうなれば指導プログラムの構築というべきでしょうか。
大学2年の時、縁あって新設した弓道部の指導を任されて以来、四苦八苦しながら工夫してきた30年目の答えです。(まだ発展途上ですが・・・。)
- 14:熊本人さん (2004/01/12(Mon)17:52:58, ID:??? [7977])
- どうしても出来ないこと、、、ありますよ。場合によっては。僕はあります。中学の時に野球で、肘をだめにしました。腱鞘炎です。そのため肘がどうあがいても後ろに回せないんです。正確には回したくないんです。回して引くとたとえ一射でも引いた後に肘がむちゃくちゃ痛くなります。何処に行っても言われます。『おまえは肘が後ろに回ればいいのに。』という風に、、、でも出来ないものは出来ません。だからちゃんと理由を説明して、目をつむってもらうんです。はっきり言って最近は肘のことを言われるだけでつらいです。誰しも完璧な正射が出来るわけではないのではないでしょうか?だから何かで行き詰まっている生徒がいるなら、それを超える工夫を考えてあげてはどうでしょう?僕は自分なりの工夫を重ねて、自分の射を完成させました。よくへたくそだと言われます。でもそれでも僕にはこの射が今のところ最高なんです。まぁだからこそなんの理由もなく出来ないと弱音をはくやつは許せないですが。努力しないで出来ないというのは間違ってますよね。時と場合で対応を変えてみてはどうでしょう??
- 15:翔さん [url] (2004/01/13(Tue)10:29:34, ID:??? [8029])
- >技術的にも行き詰まった時はどうしたら良いものでしょうか?
待ってみたらいいと思います、出来るようになるまで。
努力してすぐに出来るようになる事とならない事が人それぞれあると思いますし。
そして出来るようになったらこれでもかというぐらい褒めるといいと思いますよ。
うちの部には顧問の他にもう一人、OBの方でいつも練習をみて下さる方が居ます。
顧問の先生は正しいことを教えては下さるんですが結果(成果?)を急ぐ方で、私もよく「何故出来ないんだ!」と言われたりもしていました。
なので出来ない事が出てくると焦っちゃって・・・。
そして焦っているうちにどんどん深みにはまって抜け出せなくなったりもしました。
其の時は顧問の先生に申し訳なくて申し訳なくて・・・。
自分は弓道に向いてないんじゃないかとかいつも考えていました。
ですが其の方は顧問の先生とは正反対で、出来なくても出来るようになるまで待っていてくれました。
放っておくわけではないんです。
きちんと見て、「今の射は此処がよかった」とか「次はこうしたらもっといい」とか言って下さるので、安心して練習できました。
そしていい矢が出せた時にはすごく褒めて下さるんです。
なのでまた褒められたいが為に(?)もっと頑張れたり。
此れで伸びるかどうかは人それぞれかもしれませんが、
少なくとも私は其の方のおかげで今まで弓道部を退部する事も無くやって来れたんだと思います。
私も其の方のような先輩になりたいと思いますね。
るんさんも仰ってましたが、指導して下さる方の苛立ちは結構感じ取ってしまうものです。
其の苛立ちを感じれば感じるほど、申し訳なく思って焦ってしまうんですよね。
私は待つことも大事だと思いますよ。
- 16:粋人さん (2004/01/13(Tue)16:52:40, ID:??? [8042])
- 返信が遅れました。
いろいろな方法と考えかたを頂きました。
ちょっと頭の中でまとめなおさないといけませんが。
なるほど、翔さんの言うとおり顧問のあせりは
本当に良くないです。焦ってもどうしようもないのに
ですが。待つ事は本当に大切です。
自分でやって見せる事もやはり必要ですね。
もう口ばかりになりがちですから。
射楽斎Uさんの考える道筋は参考になりました。
なるほどと思って早速参考にさせていただきました。
考えてみると、部顧問はたくさん近隣にいるのですが、
練習に秘密があったり、お互い競争相手であったりで
なかなかこう言う話はポツリとしか聞けないのが現状です。
ちょっと私のお悩み相談所になってしまいましたが。
大変勉強になりました。ありがとうございます。
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