弓道指導の手引


■書籍情報

弓道指導の手引

著者
弓道指導の手引作成委員
発行
財団法人 日本武道館/財団法人 全日本弓道連盟
定価
810円
ISBN
購入
弓道連盟にお問い合わせください

■レビュー

【ボカ】弓道を武道として学校の授業で教えるための指導の手引書。弓道教本などのエッセンスをシンプルにまとめてありわかりやすい。特に気に入っている一説は第一章の以下の文節である。

弓道指導の手引き 第一章 武道の特性 4 武道における勝敗の態度

多くのスポーツでは、勝者が喜びの表現として「ガッツボーズ」などを行うことはよく見られる光景である。しかし、武道ではこれに類する光景は少なく、厳に慎むべきこととされている。

それは、武道では、試合を行う二人の関係は、「道」(人間としての生き方、在り方)を共に学び合う仲間同士であり、決して敵と見方という対立的な関係でないという考え方があるからである。

したがって、たとえ自分が勝ったとしても、勝つことのできたその試合が成立したのは、相手という大切な存在があったからであり、それと同時に互いが目指す究極の目標は「道」を極めることであり、試合の勝敗にのみこだわることは厳に慎むことであるという考え方が重視されているのである。


■もくじ

  1. まえがき
  2. あいさつ
  3. 推薦のことば
  4. 第一章 武道の特性
  5. 第二章 学習指導要領と武道
  6. 第三章 弓道の特性
  7. 第四章 弓道指導の目標
  8. 第五章 弓道の学習内容
    1. 技能に関する内容
      1. 基本体(姿勢と動作)
      2. 射技
    2. 態度に関する内容
  9. 第六章 弓道指導の要点
    1. 基本体
      1. 基本の姿勢
      2. 基本の動作
    2. 射技
      1. 立射と坐射
      2. 執弓の姿勢
      3. 矢番え動作と四つ矢のさばき方
      4. 射法
        1. 足踏み
        2. 胴造り
        3. 弓構え
        4. 打起し
        5. 引分け
        6. 離れ
        7. 残心(残身)
      5. 入・退場
      6. 射礼
  1. 第七章 競技規則と用具
    1. 競技規則
      1. 施設
      2. 競技
    2. 用具
  2. 第八章 指導上の留意点
    1. 弓道指導の目標の理解
    2. 基本の重視
    3. 個性の伸長
    4. 学習形態
    5. 授業時数
    6. 危険防止
  3. 第九章 学習指導の展開例
    1. 学習指導の展開例
    2. 学習時間配当例一覧
  4. 第十章 評価
    1. 評価の観点
    2. 評価の留意点
    3. 段級審査の受審
  5. 弓道用語の解説
  6. 全日本弓道連盟段級審査基準

ホーム > 弓道蔵書紹介 > 弓道指導の手引

(c)デビール田中 : 問い合わせ