【ボカ】平成24年度の中学校の武道必修化に向けて作られた中学校の授業向けの指導用資料。DVDもついてお買い得。
中学生の少ない授業時間で弓道を教えるため、ある程度割り切って教え、弓道の雰囲気を知ってもらおうとしている。割り切りの様子は学習指導案作成にあたってを見ると良くわかる。用語の省略は別に弓道界全体でやってもらってもかまわないんだけどね。
引用:P4 学習指導案作成にあたって ※強調はデビール田中による※
- 安全第一を最優先に考え、教士の目が隅々まで届くような体育館で実施することを基準とした。
- 体育館での授業は、天候に左右されることなく、十分な広さの中で、的の大きさや、距離を自由に設定できる。
- 1単位時間45分〜50分の授業の中で1,2年生13時間、3年生15時間扱いで作成した。
- 弓道用語が多く、1・2年生では弓手を左手、妻手を右手として指導し、足踏みについては、的に対し直線に踏むことが困難なことから二足足踏みとした。3年生については、指導者により一足足踏みも可能であると考える。
- 授業時数が少ないため、煩雑にならぬよう、また高校や成人に達した時に、さらなる学習をすれば良いと考えた。
- 矢の扱いでは、1年生は1本で、2・3年生では、甲矢・乙矢とし、走羽の指導も行う。3年生では一手の指導とした。
- 「座」の字の扱いは、「坐」の字扱いをせず、すべて「座」の字の扱いとした。