@ 弓手肩を沈めること。これは単純に下げることではありません。以前、誤解されたことがありますのではっきり言いますが、骨格を下げると縦横の十文字が崩れますので胴造りはそのままに肩を下へ向けての『圧を架ける』(沈めると言う)ことです。見た目には何も変わりませんが、このように沈めていくとどんどん伸ばす力の感覚が湧き(会が深まる)、肩から腕の骨格を詰め合わせること(竹の管に紐を通して引っ張りピーンとさせるように)ができます。 A この詰めあった骨格を更に伸ばしにかかることです。これは、弓手腋の下の筋肉を沈める方向に押し付け、前腕には上向きの力を内在させて伸びあうことです。あくまで内在であって、上へスルスル上がって行ってはいけませんがね。