早気について (投稿10件)[1〜10]



1:おきさん
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かなり前から早気に悩んでおり
どうしても直る気配がないので投稿しました。
12月〜5月くらいまでは3、4秒と少しはあったのですが
最近は頑張っても1〜3秒でどこからが会になっているかわからなくなってきました。
具体的な矯正法を教えていただけないでしょうか

2:大変ですねさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko
以前早気についてのスレがあるので、参考に見てはいかがでしょう?

ちなみに早気の具体的な矯正方法はありません。

3:いさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:32.0) Gecko/20100101 Firefox/32.0
慣れによる前半三節の乱れと、反る力を過剰にかけるようになることで、会が保てなくなるパターンがあります。

初心者の内は反る力を強めにかけた方が引き分けやすいのですが、筋肉がついてくると反りすぎになるので、タイミングを見て力のかけ方を調整する必要があるのにやってないとか?

さらに「猫背+腰が抜けてる」姿勢で引くと、反らないと引き分けできない上に、最初から反った姿勢ですから、余計に反りやすくなりますがいかが?

4:おきさん
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 8_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/600.1.4 (KHTML, like Gecko) Version/8.0 Mobile/12A405 Safari/600.1.4
>大変ですねさん
矯正法はないのですか。
難しいです。

>いさん
反るというのは胴造りのことですか?

5:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko
おきさん、早気は「何をすべし」とか技術的な問題ではありません。素直に八節に従い謙虚にもっていけば良いのです。あなた自身の心の問題ですよ。他のレスにも言いましたが「阿波研造物語」でも読んで、自己の至らなさにぶちのめされて気づかなければ治らないでしょうね。

6:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko
 よく言われる治療法らしきもので治ったということは聞いたことがありません。それは本来精神的なと言っておきながらすることは技術的な稽古・鍛錬を以てするところに問題があります。かと言ってただ深山幽谷に座れば良いわけでもなく、それで治るくらいなら早気自体に陥ることもないだろうからです。

 早気はまだ弓を習い始めたての者は陥りません。習いの対象を真剣に自得しようと我が身に取り入れるからです。この段階では習いの対象が絶対物であり我が身の付け入る隙間はないので一つ一つ手を抜かずに頑張っているからです。ところが或程度採り入れが完了し自由がきくようになると、「ああこういうものか」「分かったぞ」という慢心が芽を出してしまう。すると人間は楽なように道を選び、「省略」「早道」にはしってしまう。つまり「自分がお山の大将」となってしまうのです。はじめは順を追ってやっていたものを省略してくれば、時は短くなり仕事は雑になることは自明です。これが早気です。これは、自分の中に怖いものがなくなり「畏れるべきもの」が無くなったからです。だから早気は、満座の中で「畏れ多い射」を「させて頂く」ことを忘れて慢心(その自覚は問わず)で為すために起きるのです。

 では、その者が射に臨んで「畏れ多さ」を感ずるようになる為にはどういう手立てがよろしいだろうか?

 誰も、今の自分を「我の成長」と慢心しがちです。これではいけません。弓道の中にありがたく活かされている、といった畏れと言うかもっと謙虚な気持ちを持たなければなりません。いい加減な気持ちで射はできないのです。ですから私は、世の達人・名人と言われた人の本を読むのも良いと思います。もっと単刀直入に紹介すれば、「霊箭」等はどうでしょう。弓聖と言われる阿波研造先生物語です。図書館にリクエストしておけば全国から探してくれますよ。私も、「山」の字がつく遠い県から送ってもらって読むことができました。(まぁ、込み入った技能解説書ではないので購入までは考えませんでしたがね。)

 読むと自分というもモノのチッポケサ・拙さ・・・に思い知らされます。私は幸い早気ではありませんがもっともっと真剣に且つ畏れを持って弓理を追究して真剣にならなければと感じました。この本を読むと、だれでも現状下(ここでは早気)には甘えてはいられないと、精神構造を立て直すきっかけにはなると思います。尤も、そうなれるかどうかはその人次第でしょうけれどね。

 以上です。

7:いさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:32.0) Gecko/20100101 Firefox/32.0
>反るというのは胴造りのことですか?

反る力は他の部分の反る力に影響を与えますので、どこが原因なのかは見ないとわかりません。
屈む力(手の平で言えば握る力)が強めですと、背中まで猫背のほうに曲がったりするわけで。
油断・雑・疲労などが原因で脱力した執り弓の姿勢では、屈む力が強めに出ていたり、屈む力が強く出やすい姿勢になったり。屈む力が過剰になると、腕が素直に開かなくなるので、打ち起こしで縦線を急に伸ばそうとして腰が抜け、首が伏せて腰が反ったりします。

油断から来る典型的な例を挙げておきますと

1.腰の位置が適切な場所よりかかと側にずれた姿勢で立ち
2.執り弓の姿勢で両拳の位置が下がりすぎ、この腕の状態に引きずられて首がつま先側にやや傾く
3.肘の張が甘く背中が丸くなりやすい状態を作り
4.縦線の伸びを要所要所で切ってしまう(軽く背伸びをする感じで胴体を連続的にコントロールしておかないと、屈む力が過剰になりやすい)

8:大変ですねさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko
おきさん

 的前で的中を忘れて、まずは持つ練習をしてください。
 早気は精神的不安定、弓と筋力が合っていない体力不足と分かれます。体力不足では弓力を下げると改善する可能性はあります。
 しかし、精神的不安定の早気は矯正に対して難しいです。的中の意識、的に対する恐怖、的を見ると舞い上がる気持ち等、様々あります。みなさん色んな工夫して、独自で研究され早気を克服されています。決してここのスレの文だけでは到底完治はできないと考えます。
 実際この早気が原因で、弓を辞める方も多くいます。それは古来からも同じです。
矯正できた方もたくさんいます。しかし矯正までに10年以上かかっている方も少なくありません。
 

9:GONZOUさん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; rv:32.0) Gecko/20100101 Firefox/32.0
会や離れより<
呼吸法と残身を意識してみてください。
引き分けから残身に向けて、三重十文字に伸びるイメージですね。
早気で離れても、残身はビシッと決めて下さねー。

10:おきさん
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 8_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/600.1.4 (KHTML, like Gecko) Version/8.0 Mobile/12A405 Safari/600.1.4
みなさんご丁寧にありがとうございます
頑張って早気を治していきたいと思います。


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