胴造りとはどの段階か (投稿8件)[1〜8]



1:k さん
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申し訳ありませんが、教えてください。

八節における胴造りというのは、
通常の行射でいうとどの段階なんでしょうか。
矢番え直後に右手を腰にとった段階が胴造りなんでしょうか。
それとも取り矢をして右手を腰にとった段階が胴造りなんでしょうか。

よくわからなくて困っています。

審査の間合いの
「胴造りの完成したころに立つ」
とも関連すると思います。

よろしくお願いいたします。

2:天龍さん
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k さんが言う「どの段階」の意味が分からないのですが、審査で「2番は1番が胴造りを終えた頃立つ」とあるがそれはどの時点か?という疑問なら次のように指導されます。
1番が立って、捧げ持った弓を膝に置く時、2番は右手を筈にもってゆく、です。
以前は、膝に置いてから右手を腰にとる頃、と言われていましたが、それだと少し遅れ気味になるので、最近では前述のように指導されます。

3:k  さん
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天龍さま
お返事ありがとうございます。
質問の仕方が悪くて申し訳ありません。

徒手で八節をするとき、「胴造り」と言われたら、
「足踏みのあと、左手を前に出すという動作とその状態」(右手は最初から腰にある)
ということになります。
(まずその認識からおかしいのかもしれませんが、徒手八節の動作としてはそうなりますよね)

しかし実際に行射する場合は、
足踏み、矢番え、膝に弓を置く、いったん右手を腰にとり、取り矢、弦調べ・箆調べ・物見、取懸け、と進みます。

知りたいのは、どれが胴造りにあたるのか、ということです。

徒手で八節を学んだ時と、行射するときには違う名前・動作になっています。
また、徒手では一動作でも、行射の際は複数の動作があります。

審査の間合いには「胴造りの終わるころ」という表現があります。「終わるころ」があるならば「始まる頃」があるはずです。
どこからどこまでが胴造りなんでしょうか。

こう言えばいいですかね。
行射の動作を最初から細かく全て列挙して、八節の番号を全てに振ってみたいんです。
もちろん、自分の理解のためです。何かに文句をつけたいわけではありません。


※行数が多いので続きは改めて書き込みます。

4:k  さん
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※続きです。

さて、審査の間合いについては

>1番が立って、捧げ持った弓を膝に置く時、
>2番は右手を筈にもってゆく

あ、そうなんですね。
自分は

>膝に置いてから右手を腰にとる頃

と理解していました。
ありがとうございました。

実際のタイミングとしては了解しました。
ただこれは字義通りの「胴造りの終わるころ」ではないですよね、たぶん。

改めて胴造りがどこからどこまでか知りたいと思います。
面倒くさいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、ご教示いただければ幸いです。

5:天龍さん
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なるほど、何となくわかります。
ただ、八節というのは「射法八節」ですね。k さんが言う細かい動作の列挙は体配と呼ばれる所作の決め事であり、射法とは別物です。射法と体配を混同して考えるから、どの所作が胴造りなのかという疑問に至るのだと思います。
矢つがえ、膝に置く、取り矢、弦調べこれらは体配の説明になります。それらを別に考えることにすれば、残るのは「脊柱とうなじを真っ直ぐに伸ばし、総体の重心を腰の中央におき、心気を丹田におさめる動作」だけになります。
まさにそれが胴造りであり、終始行射の根幹をなすわけで、「どこからどこまでが胴造り?」という質問自体が成り立たなくなります。

6:k さん
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天龍さま
お返事ありがとうございます。


>「脊柱とうなじを真っ直ぐに伸ばし、総体の重心を腰の中央におき、心気を丹田におさめる動作」

が胴造りの根幹だ、ということは理解できます。
ただそう言ってしまうと、天龍さまのおっしゃるとおり、

>終始行射の根幹をなす

わけで、極端なことを言えばずーっと胴造りということになってしまいます。
行射の際の体の使い方という意味で、そのこと自体は間違ってないと思いますが、
そうすると「胴造りの終わる頃」が理解できなくなってしまいます。


あとは、八節と体配の違い、ですね。
この二つは別物なので、ごっちゃにしてはいけない、ということはわかります。
すると、両者をどう理解すればいいのでしょうか。

自分は、
八節は根本的な体の動き、体配は細かな所作、
と理解しています。

なので、八段の階段(八節)の上に、いろいろなボール(体配)が載っている、というイメージでいます。
だから各ボールは何段目にあるのか、と考えてしまうのですが、そこから間違っているのでしょうか。

八節そのものに対する理解・イメージの仕方が違うのかな、という気がしてきましだ。
お手数ですが、お返事をいただければ幸いです。

7:天龍さん
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ご指名ですので所感を述べますが、くどい話になりますのでこれでお許しください。
体配は入場から退場までの決められた所作。射法とは別に全日本弓道連盟が制定しています。試合なのか審査なのか礼射なのか、または立射なのか坐射なのかで違います。
射法はいずれの場合も全く同じで、八節に区切って理解されます。極端にいえば、矢を一本ひっつかんで射位にズカズカ入って行っていきなり引き始めても、射法に関する限りはやることは射礼と全く同じということです。
さて、「胴造りが終わる頃」とは「胴造りをし終えた頃」と読み替えれば、胴造りは最後まで続くことと矛盾はないと思います。

蛇足になりますが、「2番は1番の胴造りが終わる頃立つ。」と、体配の説明を射法の用語を使って表現したのが、少し残念だったのかもしれません。

8:k  さん
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天竜さま

お答えいただきありがとうございます。

>「胴造りが終わる頃」とは「胴造りをし終えた頃」と読み替えれば、

あ、ちょっとわかったかもしれません。
足踏みの後、体勢を整える(脊柱とうなじを真っ直ぐに伸ばし、総体の重心を腰の中央におき、心気を丹田におさめる)ことが動作としての胴造りであり、その状態としての胴造りはその後もずっと続く、ということでしょうか。

そして、動作としての胴造りが終了し、状態としての胴造りが完成した瞬間を「胴造りの終わる頃」と呼んでいる。そんな理解でよろしいでしょうか。

だとすると、
徒手八節の胴造りは「左手を前に出すという動作」
という自分の理解が間違っていたことになります。
左手を前に出すことは胴造りにおいて一番大事なことではなく、
最も大切なのは体勢を整えることだ、と。

徒手八節での胴造りの指導の際には、
腕の位置や肘を活かすことについ注意がいくため、
大事なところを取り違えていたようです。

正しく理解できたか自分ではまだよくわかりませんが、
少し自分で考えて整理してみたいと思います。

天龍さま、ありがとうございました。


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