正面打ち起こし、大三からの肩線について (投稿5件)[1〜5]
- 1:さとぴーやさん (12-09-02 14:27, ID:o4uwH3s [35718])
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- 高2女子、弓道歴2年です。
弓力は11,8で葵という弓です。
今、両肩関節周囲炎で弓をひいていません。
かれこれ1カ月強になります。
肩を壊した原因としてあげられるのが、肩線です。
私は大三の時に妻手肩がつまり、どうしても治らないので、つまったままにして引き分けで肩のつまりを修正するようにしていました。
最初は問題なかったのですが、
少し経つと引き分けで妻手肩がぬけすぎてしまい、伸び合いがとれなくなっていました。
当時はそれにきづいていなくて、弓手が押せていないせいだと(確かに伸びあいがなくて押せていなかったのもあると思います;)思い、とにかく弓手を押すようにしたら肩だけでおす状態になり、弓手肩が前に出るようになりました。
こうなると、会での上体の向きが前になって
自然に狙うと前矢しかでません。それで狙いを後ろに…
なんてやっていたら
まず妻手肩、追って弓手肩が痛みました…
おそらく大三の妻手のつまりを放置したのがいけなかったんだと思うのですが、大三のつまり、そこからの両肩のバランスはどう調整したらよいのでしょうか。
理学療法士の方に言われたのですが、
昔競泳をしていたことで、肩が普通よりやわらかくて、動かそうとすると過度に動いてしまうとか。それを止める筋肉が弱くて抜けすぎてしまったのではないかと言われました。(引き分けの時に)
これも踏まえてお願いします<(_ _)>
また、話が変わってしまって申し訳ないのですが、会で伸び合うときによく弓手肩下から左脇をのばせ、といいますが
どうしてもできません…
その原因と対策も教えてください。
よろしくお願いします。
- 2:いさん (12-09-03 15:52, ID:cV3a88M [35726])
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- 背中の筋肉で両腕を左右にぱかっと開くだけで会に至る前半6節の構築。
胴体部で可動範囲が大きいのは背中から首にかけてと、腹部。
前者は、体を側面から見て胴体の真上に頭部が位置しているかどうかで確認可能。腕の力や腕の位置、角度に影響を受けてすぐ伏せる箇所なので、執り弓の姿勢における、弓と矢の握り方(指、手の平にかける力)と拳の位置に注意。
この部分ができていたら、左右のどちらかが極端に勝ち負けすることはなくなります。
腰の位置は女子であれば、弓の引き方が分かっている女性に見てもらうのがいいんですが。尻が大きいので、男が見ると目の錯覚で腰が引けた位置が適正に見えてしまう。腰の位置つま先側にずれると胴体伏せやすく、引き分けしんどくなる。かかと側にずれると引きやすくなるが会を保つのが難しくなります。この辺は塩梅。
>会で伸び合うときによく弓手肩下から左脇をのばせ
胴体がねじれた状態で引いているのですから、肩周りの筋肉はうまく働かない状態です。3重十文字がある程度できてないとまともに引けません。
- 3:さとぴーやさん (12-09-03 18:43, ID:o4uwH3s [35729])
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丁寧なご回答、ありがとうございました。
肩甲骨の動きが執り弓の姿勢から影響があるとは知りませんでした。
三重十文字は基本中の基本だと分かっていたつもりでしたが、それができていなかったのですね…;
引き分けの初めに肩を入れるとき
状態(見た形)としてはどのくらいいれるのがいいのでしょうか。
- 4:いさん (12-09-03 19:15, ID:cV3a88M [35730])
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- >引き分けの初めに肩を入れるとき
執り弓の姿勢で入っているのを抜かなければ、両腕をかぱっと開くだけになるので、入れたり抜けたりの議論にはなりません。
ただ、高校生程度の練度では首と肩の十文字は不安定で、左ひじを伸ばす動作で左肩つま先側に、右肩かかと側にずれるように胴体がややねじれてしまうでしょう。
この肩の位置のずれを「入る」「抜ける」と表現しているだけなので、多くの高校生は左肩入り、右肩抜けの状態であろうと推察します。
ですから、右肩をつま先側にずらす動作を引く前に行う(右ひじを張るなど)。十文字がうまくできていれば必要がない修正動作ですのでなるべく小さいほうがいい。よく言われる教え方でいえば、右腕全体をよっこいしょと上に持ち上げる感じで、引き分けがスムーズになる程度。
- 5:さとぴーやさん (12-09-05 17:29, ID:o4uwH3s [35741])
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- 2度目のご回答、ありがとうございます
なるほど
とても参考になります。
おっしゃり通り、左肩入り、右肩抜けです
十文字や打ち起こし、大三のいれかたなどはよく練習して習得します
丁寧な説明ありがとうございました
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