離れの弓手について (投稿9件)[1〜9]
- 1:こしまさん (11-03-07 05:18, ID:WNFr/m. [31348])
DoCoMo/2.0 N04B(c500;TB;W24H16)
- おはようございます
私はよく離れで弓手を前か下にしてしまう癖があります
よく離れで拳一つ後ろにもってくると聞くのですがいまいちわかりません。
どなたらおしえてくたざい
- 2:鷹司カオル さん (11-03-07 08:18, ID:eA6U0ok [31349])
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- こしまさん、お早うございます。
私の不勉強・忘却かもしれませんが、
>離れで拳一つ後ろにもってくると聞
いたこと・覚えはありませんがね。もちろん下にしてしまうこともです。下にいくのは切り下げと言って忌み嫌います。後ろへの振れについて"矢が離れてからなら関係ない"と言う派もありますがどうも??としか思えません。
「もってくる」ではなく角見や弓を開く勢いから「拳一つ」と言うことにはなるかも知れませんがね。教本三p.200の『弓に刃を当てる事』の図があります。手の内は↑↓←→どちらへ動かず的へ伸びるしかないことを教えています。
引き収めたら、的⇔裏的の水平方向へ伸び・張る事を心がけると良いと思います。私はこれを『慣性〜気合の離れ』と呼んでいます。
- 3:におちさん (11-03-07 09:29, ID:gy7DT9I [31350])
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- 引き分けはおよそ45〜60度くらいの角度で会に至り、その後会では縦横へ伸び合って胸を開いて離れが出ます。
自然な弓手の動きとしては、弓手の拳は会の位置より拳一つ分45度左へ開き、肩の高さになるのが良いとされています。
左右が釣り合っていれば離れの大小に関わらず、馬手もまた同じ高さになるはずです。
弓手が前というのは角見以前に押しの方向が間違ってはいないか、また下に下がる場合は押しが止まっていないか等があげられると思います。
会での天地左右の伸び合いが良く分からなければ、縦はとにかく会で天井に頭が着くくらい縦に背伸びをする感じ、横は馬手は外見に現れない程度に引き続ける、弓手はぐんぐん押し続けるイメージで良いと思います。
離れはその延長線上にありますので、左右に伸び続けて矢を放り投げるくらいダイナミックに離れを出してみると様子が違ってくるのでは無いかと思います。
- 4:ryuzoudouさん (11-03-07 13:00, ID:RECWkqQ [31353])
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- こしまさん。
会で、どのように弓に対して働きかけるかで違ってくると思います。
>拳一つ後ろにもってくると
は、角見で弓を捻り、離れの際に上押しをかける技術を用いた場合です。その場合は、会での拳の位置より、左斜め下に拳が移動します。射開きと言います。
他の技法を使った場合はもちろん違う結果が生じると思います。
2:鷹司カオルさん
今、教本3が手元にないのですが、
『弓に刃を当てる事』は日置流から来ていると思います。
>手の内は↑↓←→どちらへ動かず的へ伸びるしかないことを教えています。
の解釈は間違いですよ。
拳は的の方にしか、いけませんか?
- 5:鷹司カオル さん (11-03-07 14:59, ID:eA6U0ok [31354])
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- スレ主さんちょっとブレークがかかりましたのでお貸しくださいね。
ryuzoudouさんお久しぶりです。
>『弓に刃を当てる事』は日置流から来ていると思います。
>手の内は↑↓←→どちらへ動かず的へ伸びるしかないことを教えています。
これは確かに松井先生の執筆御担当のなかにあります。先生は印西派・小笠原流を収められましたね。以下に引用します(p.200)。
「この図の如く上下左右より刃を当てられて、その中で放す場合的の線へ伸びる以外、絶対に他に片寄ることは許されない。この状態において障りなく、しかも強く鋭く離れることを要求されるのである。その役目を完全に果たすのには、「手の内」の微妙な働きによることが絶対必要である。」・・・というようになっています。そこで私は斯様なまとめをしたのですがどのように間違っているのでしょうか教えてください。
片寄ることは許されない・手の内が大事だ、だからと言って伸びるしかないとは言っていない位ならお許し下さい。
ryuzoudouさんの明快なお教え・私の知りえなかった印西派の奥義にお会いできれば計り知れないよろこびです。
- 6:しまさん (11-03-07 15:51, ID:37NZBEA [31355])
DoCoMo/2.0 N04B(c500;TB;W24H16)
- 皆さんありがとうございます
気になるところが多々ありますんで確認してみます
- 7:ryuzoudouさん (11-03-07 18:32, ID:RECWkqQ [31356])
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- 5:鷹司カオルさん
ちょっと弓具店に行く用事があったので、該当箇所を読んできました。おっしゃるとおりのことが書いてありました。絵も見ましたが、確かにあの絵だと後ろ斜め下に拳は動けないですね。
しかし、会と残身で拳の位置が違う、いわゆる射開きを主張される先生も教本にはあったと思います。
鷹司さんは、会と残身で拳の位置が変わるのはおかしいとお考えのようですが、伸び合いで胸を開き、かつ弓手には上押しもかかるのですから、横に開く力と下方にかける力が関連し、斜め後ろ下に拳が移動するのは、当たり前かとも思いますが違いますでしょうか?
僕が読んだ日置の伝書では、剣は松井先生のような図ではなく、上下左右で拳を中心に十字になっており、斜め後ろ下に拳が動かないと剣に当たるという解説でした。
- 8:鷹司カオル さん (11-03-07 19:56, ID:eA6U0ok [31357])
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- ryuzoudouさんありがとうございました。
よく読んでみると教本の図がおかしいですよね。松井先生は「上下左右より刃を当てられて」と言っているのに図では斜めですものね。
松井先生の言うryuzoudouさんの見た図なら確かに斜め後ろ下に行くのはうなずけますね。実際私もうっかりするとそうなりますから。(今は違う方法にトライ中ですが。)
確かに印西派(実は私が師事した先生も印西派でした)ではそうなるようですね。しかし初心者の方には切り下げと思われ易く「それでいいんだ」と受け取られると思いましてこの図と説明を元にご助言申し上げたのです。
- 9:大魔神さん (11-03-07 20:37, ID:x1.z6cM [31358])
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- こしまさん
正面打ち起こしの武射系にて弓を倣い始めました。私は、離れた後、残心での弓手拳の位置は会の位置比較し、一拳後ろで一拳下辺りが目安であると習いました。
後ろへは、離れで角見で押し切きる意味合い、下は上押しが聞いていることの意味合いで狙って後ろや下へもっていこうとするのではなく角見を利かせたり、上押しを掛けたりして離れが出た場合、そのフォロースルーとして多少動くレベルとして、その程度が目安との意味合いでした。
射法の違いによりよいとされる残心での拳の位置はいくつかあろうかと思いますが
こしまさんにコメントされたかたはこれに近い感じをいわれたと思います。
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