ミレニアム射法 (投稿12件)[1〜12]



1:べるせるくさん
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最近ミレニアム射法に興味を持っているのですがミレニアム射法をする上で欠点や注意しなければいけないことってあるんでしょうか。
よかったら教えてください

2:鷹司カオル さん
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 私は戦後の生まれで弓は二十余年ぶりの再開ですがそのきっかけはこの射法を知ったからです。「みんなの〇〇」に紹介されているとおりで私にはいいことばかりです。私にはと言いますのは逆猿だからです。
 逆猿では腕を回外しなければなりません。それでも前腕から先が控え気味になります。この射法で勧める肩入れにより少しでもそれをカバーすることが出来、以前より格段上の的中が叶っています。
 逆に猿腕の場合はそのままですと余計に前腕を打ってしまうのではないでしょうか。肘を返すなどして対処すればよいとは思います。
 

3:におちさん
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射法は現在も多くの流派が存在し、また時代によっても変化してきています。
現在の全弓連で教える現代射法は三重十文字・五十十文字を基礎としていますが、古流では弓手の肩を下げ右肩を上げて馬手の小指を右肩に付ける龍ノ口という形があったようですので、何も全弓連の射法が全て正しいというわけではありません。

そういう意味ではミレニアム射法も一つの引き方として修練することは否定されるものではありませんし、現に鷹司さんのように骨格により適している人がいることも事実です。

ただ、どのような射法にも言えることですが、それを実践・指導できる人が身近に射ないと習得は難しいと思います。
また、全弓連の教え方とは肩の使い方が真逆ですので、社会人として審査や全弓連主催の大会へ出場しようと思うと障害が出てくると思います。

ですので、練習する環境や自分の骨格、また将来目指すべき射というものをよく考えたほうが良いのかなと思います。

4:におちさん
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訂正
身近に射ないと→居ないと

5:くらいぜるさん
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ミレ射の欠点といえば、骨格が合わないと、最悪、怪我によって弓道が出来ない体になるくらいじゃないでしょうか。

私の先輩に本を見ながらミレ射を試みた方がいらっしゃいましたが、(肩の使い方が通常の射とは逆の動きをしたかと思いますが、それにより)肩の筋を痛め、3年間ほど弓道を棒に振ったという事がありました。

>>3:におち様の仰るように、身近にミレ射を実践している方がいないと、うまく習得出来ず、良からぬ方向に行く可能性が高いと思います。
ミレ射を習得されている方が身近に居ないなら、近づかない方が良い射法だと、私は思います。

6:くらいぜるさん
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>>5の追記です。
事実、良い射法ならば、紹介されていた本から記述が削除される事はないと思うのです。
2版以降?から射法内容が削除されているという事は、何らかの不具合があったからと推察します。
そういう背景も勘案しつつ、取り組まなければいけない、厄介な射法なのではないかと思います。

※ミレ射を実践している方々には申し訳ありませんが、私はこのような見解です。

7:鷹司カオル さん
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 こんにちわ。私も本からだけですが真似ている者として皆様からのいろいろなお声を拝聴することが出来て嬉しいです。さいわい自分にはいいようで続けています。
 6:そうですか。射の内容が削られているのでしょうかね。私は初めのころの本しか見ていないのですが「みん・・弓道」の内容ではかなりのインパクトがあったと思ってます。まぁ、高〇氏は其の後「技を極〇〇弓〇」を出していてこちらの方こそ「ミレ射」の為にまとめたようにみえますね。 
 今後ともこのスレに寄せられるお声を私も楽しみにしています。ありがとうございます。

8:くらいぜるさん
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>>7:鷹司カオル様
私の記憶に違いなければ、初版本にはミレ射の記載がありましたが、以降、2版3版と増刷されていくなかで、ミレ射の記載が一切無くなった(記載ページが無くなった)と記憶しております。
なので、明確にミレニアム射法と記載されているのは、みんなの弓道初版本のみだったはずです。

なので、ミレ射の教本としては、みんなの弓道(初版本限定)となるかと思います。
今からミレ射に取り組みたい方は、初版本を探すところから始めなくてはなりません。

鷹司様の仰る、「技を〜」を拝見した事がないので、なんとも言えないのですが、ミレ射とはまた違った射法だと推測致します。※ミレ射の流れを汲み、昇華させた射法の可能性は孕んでいますが。

まぁいろいろな射技があって然り。良くも悪くも、ミレ射は個人的にはおもしろい射法でした。

9:鷹司カオル さん
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 くらいぜるさんそうですか。私は図書館で借りてミレに関するところをコピーしてあるのですがね。「技を・・」の方は今日返してしまったのでこれもほんとにミレの部分だけをコピーして持っています。たしかに「ミレ・・」の言葉はありませんね。『両肩が入った理想的な射形』となっています。射形の図や特徴としては全く同じように出ています。(著者が同じですから当たり前ですがね)
 初版が出された頃は2000年頃だしそれで著者も言っているように「ミレニアムミレニアム」と流行語のようによく利かれたものですからそう名付けたようですが其の後年数も経ったりしましたからね。まぁそれより本の出版につき何か対立といいますかこざござがあってミレの部分を中核として「技を・・」の本を出すに至ったのかもしれませんね。
「みん〇〇〇道」もミレに関する物を除けば変わり映えのない一般の参考書ですよね。
 この射形の原点なるものは教本の中にもあると著者は言っていますね。(教本二p.138の神永先生の写真で上から写した物です。)

10:紫弓さん
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 久しぶりに書き込みます。例の図書ですが、公に出している以上伏字にする必要は無いかと私は思います。早速ですが、本題に入ります。

 この射法は同著者の「アーチェリー教範」をご覧になる事をお勧めします。
 私自身、この本を参考にした射法になりえた時期が高校生あたりにありましたが、怪我の予見により私はやめました。一応、この先生の関わりのある先生に指導をいただいた事もあります。その上で、幾つか書き込みます。

 ミレニアム射法については特に気をつけてもらいたい点は、
・懸け(和帽子或いはそれに変わる物)
・肩の使い方(特に肩甲骨下部の裏)
・手の内(緩んでいるように見えやすい)
 これら3点になります。

 因みに初版と2版以降の違いは、関係者の調節と校正になります。出来れば2版以降をお求めされたほうがいいかと思います。
 個人的な感想ですが、「みんなの弓道」後の出版である「技を極める弓道」は、別物の図書として進化した物として考えるべきかと私は考えています。理由は、紹介されていない懸けと流派と言う点で止めさせていただきます。


>>鷹司カオルさん
 申し訳ないのですが、疑問がわいたのでご指摘させてください。逆猿腕の種類は、回外と書かれているのを思案すると、内肘が下を向き、上腕より前腕が内側に向いている物でいいですよね?
 それなら、肘関節を進展させ、上腕前腕の方向を合わせた方が適切だと思いました。なので、手の内の特性・技術が先に来ていて混同しているのではと思い書かせていただきました。もしそうで無いなら申し訳ないのですが説明された方が混乱を招かないで済むと思います。

長文失礼いたしました。

11:鷹司カオル さん
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10:紫弓さん
 腕を進展させた場合、肘を中心とした角度が180度より大きく開いてしまう場合を「猿腕」、180度未満を「逆猿」と呼んでいると思います。別の表現では、前者は「気を付け!」をして肘が体側にピッタリ付く場合で後者は体側との間に空間ができる場合です。言わば脚で言えば前者はX脚、後者はO脚の様なものです。
 逆猿の場合は弓手が《 の様に見え前腕が控えてしまいますから控えている部分(その中心たる肘の外側)を下にし、上から見る方向だけは的線に近くなるようにします。

>逆猿腕の種類は、回外と書かれている
 種類が回外とは言っていません。対策方法が回外なのです。

>内肘が下を向き
 内肘とは肘の内側のことですか。内側は普通に伸ばせば前を向き回外で上を向きます。

>肘関節を進展させ、上腕前腕の方向を合わせ
 肘関節をただ進展させたのでは上腕と前腕の方向は合いません。初めの説明のように回外させないとできません。

 紫弓さんはこういう心配はする必要のない健常者でいらっしゃる様でいいですね。

12:紫弓さん
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 一応お言葉を返させていただきますが、ここで言う健常者と言うニュアンスは適切ではないのでご注意ください。猿腕=障害者という安直な考えは持ち合わせていません。その点はご理解ください。

 今回はやはり、種類分けが違ったみたいですね。一般的にはすべて、猿腕で片付けられると思います。私の猿腕の分け方は4種類
・内肘が上を向くか下を向くか?
・上腕より前腕が内に向くか外に向くか?
 以上の組み合わせになります。
 逆猿問題以前にこれらを分けていれば、ほぼ直るもので、程度・選択の問題と考えています。ただし、馬手の猿腕は直せませんが。

 
 私は、逆猿腕は「内肘が下を向き・前腕が内に向く」と「内肘が上を向き・前腕が外を向く」物と考えています。
 それ以外の、進展屈曲の調整によって射術上生かすことの出来る物を、猿腕とみてます。

 今回は、内反肘に当たる、会でも残心でも変化の無い、猿腕に関しての矯正なら可能な限り肘を立てるとも書かれると思ったので疑問に感じたのでお聞きさせていただきました。
 多分、誤解が生まれたのは上記の点だと思います。私の種類分けでは猿腕ですから。回外を解決方法としている時点で、疑問持ち質問させて頂きました。


 ここまで場合分けしているのは猿腕ではなく、骨格による減点を避ける為です。(弓引きらしい残念な骨格と言うべきでしょうが)2等筋の筋肉が少なく肘関節が太い擬似猿腕の場合、それを理解しないと堂々巡りをする事になると考えています。

 ご回答どうもありがとうございました。


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