矢渡し動作について (投稿19件)[1〜19]



1:しょうきさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.1.13) Gecko/20100917 Firefox/3.5.13 Lunascape/6.3.3.22929 ( .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C)
初めまして。弓道部に所属している,高校2年生です。

長文で,質問が多くてすみません。

僕が所属している高校の弓道部が,次の大会を運営し,『矢渡し』をすることになりました。
僕以外の人が大会当日におこない,なぜか僕が指導することになりました。
(教えに来てくださる先生から資料を渡され,「指導してあげて」と言われました。矢渡し動作については,全く知識がありません)

次の日から,渡された矢渡し動作の資料(『介添』という本の一部?)をもとに教えていますが,わからないことが多数あります。
教えに来てくださる先生は,なかなか予定が合わず,矢渡しの指導を直接受けていません。
また,顧問の先生は弓道経験者ですが,矢渡し動作は分からないそうです。
インターネットで調べても,なかなか出てこないので質問させていただきます。


1. はじめに第二介添が安土に向かい,蹲踞をしますが,蹲踞のタイミングは射手・第一介添とそろえるのでしょうか。
2. 射手の放った矢が,第二介添から見て的の奥に立った場合,的を超えた場所で(または的の正面で)蹲踞をし,矢を抜いてもよいのでしょうか。
3. 射手が矢を放ち,弓倒しの後,どのように本座に戻るのでしょうか。
4. 矢を受け取った後,射手は揖をしてから立ち上がるのでしょうか。
もらった資料には“揖をする”とは書かれていませんが,YouTubeなどで見る動画では,揖をしています。


もらった資料のをみると,結構ページ数が飛んでいて,射手に関する資料が全くなく,困っています…。

よろしくお願いいたします。

2:大中黒さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; YTB720; GTB6.3)
大変ですね。YouTubeなどの動画で矢渡しを撮影したものがありますので参考にしてください。
回答です。
1:第二介添から射場は見えませんので、蹲踞のタイミングを第二介添があわせることはできません。
2:的を超えた場所で(または的の正面で)蹲踞をし,矢を抜いても構いません。
3:礼射系と武射系で違いますが、礼射系であれば、的正面に向かいつつ、左足を右足に引きそろえ、本座に下がります。(弓道教本第一巻122・123P足のとじ方)
4:もちろん立ち上がり最初に正座をしたところに戻ります。

和服を着用してやるのですか?射手が男性であれば肌脱ぎ、肌入れ、女性であれば襷さばきもできないといけません。
介添も非常に難しいので、指導者がいないと無理だとおもいます。

3:四角錐さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; en-US) AppleWebKit/534.7 (KHTML, like Gecko) Chrome/7.0.517.44 Safari/534.7
>しょうきさん

私のわかる範囲で答えますね。文章にするには結構難しい物もあるのですが。

1.射手に合わせることになっています。が、実際問題として第二介添えが蹲踞するタイミングで射手も第一介添えも跪坐してますね。

2.矢を抜いても良いです。的の後ろに蹲踞して、思いっきり手を伸ばす姿....危なっかしいし、なんかおかしいでしょ。

3.これ、文字で説明すると難しいです。簡単に書くと、「脇正面から正面に向き直り、本座まで下がり、跪坐をする。」なのですが。youtubeで「範士演武」で検索かけてはいかがでしょうか。武射系なのか礼射系なのかによって、足の運びが微妙に違うので注意してください。

4.本座で揖をして射位に入りましたよね?それに対応する形で、本座で矢を受け渡されたら揖をして定めの座に戻ります。

というか、よく考えたら教本の「的前射礼」にそのへん書いてありましたね。
教本も読んではいかがでしょうか。

4:ああるさん
Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.6.30 Version/10.63
「介添え」に射手に関しての資料が無いのは、射手の動作は持的・一つ的射礼とほぼ変わらないからです。地域によっては四段審査の際に持的射礼が課されますので、顧問の先生に持ち的射礼等についての知識がないかどうか聞いてみてください。

以下、質問に出来る限り回答します。

1、射手に合わせて蹲踞します。そのため、第二介添えは早足で安土に向かいます。本来は練習を繰り返し息を合わせて坐ります。

2、はい、OKです。
矢を抜いて立った後、左足から下がって3足目で両足をあわせ向きを変える、と書かれていると思いますが、この場合、的を過ぎてから両足を合わせて向きを変えます。

3、的正面を向きつつ足踏みを閉じるのですが、武射系と礼射系で差異があります。しょうきさんの学校はどちらでしょうか。お答えいただいてから回答したいと思います。

4、矢を受け取ったあとユをしてから立ち上がります。この間、第一介添えは射手を待たずに定めの座に戻ります。

5:しょうきさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.1.13) Gecko/20100917 Firefox/3.5.13 Lunascape/6.3.3.22929 ( .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C)
回答してくださった皆さん,ありがとうございます。


>大中黒さん
『弓道教本』の参照ページまで教えてくださり,ありがとうございます。
YouTubeの動画も参考にしていますが,それぞれの動画や配布された資料によって,少しずつ動作が違っていたりするので,混乱しています…。

>四角錐さん
『弓道教本』など,ちゃんと読んでから質問するべきでしたね…。すみません。

>ああるさん
僕の通っている高校は愛知県の公立高校です。

6:ああるさん
Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.6.30 Version/10.63
ん、ちょっとすれ違い。
地域からでは武射・礼射は判断できません。

しょうきさんの高校では、執り弓の姿勢のときに矢を、矢尻を隠すように持ちますか?それとも矢尻から10センチほどのところを持ちますか?

7:しょうきさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.1.13) Gecko/20100917 Firefox/3.5.13 Lunascape/6.3.3.22929 ( .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C)
>ああるさん
すみません…
執り弓の姿勢のときは,矢を,矢尻から約10センチのところを持ちます。

8:ああるさん
Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.6.30 Version/10.63
ああ、怒ったわけではないんです。


矢尻から10センチの辺りを持ち、一足で足踏みを踏み開き、矢番えの時一度で矢を送る体配をする方式を、礼射系と呼びます。

では、皆さんの繰り返しになりますが、礼射系を前提に3に回答を。

弓倒し・物見返しのあと、体の向きを的のほうに変え、左足を右足に引き寄せて両足を揃えます。
次に、右足から後ろに歩き始め、本座に戻ります。跪坐した時に膝頭が本座に合うので、その距離を憶えましょう。
足数は道場によって変わる場合がありますが、多くの場合5足目の右足までで適した位置まで下がり、6足目の左足を右足に揃えます。

武射系の場合は、射位で向きを変えるときに体の向きを変えつつ、左足だけでなく右足も少し動かします。この違いも参考に動画などご覧になると、少し理解しやすいかと思います。

9:しょうきさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.1.13) Gecko/20100917 Firefox/3.5.13 Lunascape/6.3.3.22929 ( .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C)
>ああるさん
礼射系と武射系…
部活に入ったとき,何の説明もなかったので,やっと理解できました!
丁寧な回答,ありがとうございました。

10:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; BTRS28059; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
射位から本座へ戻る際についてですが、
>足数は道場によって変わる場合がありますが
持的や一つ的射礼などではその通りですが、矢渡しなど一人で行う射礼の場合は射手の座った場所が本座であり、立った場所が射位なので、道場の本座・射位にあわせる必要がありません。
よって、射位から本座へ戻る時は五歩(六歩締め)となります。
尚、射位で的正面へ向かいながら右足へ左足を引き寄せる時は踵に重心を置くと周り易いです。本座へ戻る一歩目は小さめに取ると姿勢が崩れません。

また、本座から定めの座へ戻る時、第一回添えは射手より外側を通りますので、射手が三歩後退するなら第一回添えは五歩後退します。

また@の座るタイミングですが、原則は射手に合わせてて第一・第二介添えが同時に座りますが、現実問題としては第二の蹲踞に射手が合わせます。
ただ、第二が手間取った場合、射手が本座であまり待っているようだと間延びしますので、射手の判断で座っても良いと思います。

尚、矢渡しは必ず一本は安土まで矢を通す必要があります。よって、弦切れ・矢こぼれの際のことも一応想定においておいたほうが良いと思います。仮に二本とも失した場合は三本目を引きます。

11:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; BTRS28059; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
すみません。
回添え→介添え

12:天龍さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
資料と皆さんの解説で、出来る限り練習するとして、いざ本番に臨んで次のように考えたらどうでしょうか。
私も経験がありますが、学生の付け焼刃の矢渡しで、それ程の完成度を求められるはずがありません。
観覧者のほとんどが興味も知識もない人達です。その大多数の観覧者が、よくやったなと思ってくれれば良いわけです。

○三人そろって礼をして、それぞれの持ち場につき、射手が引いた2本の矢を介添えが射手に返し、三人そろって終了の礼が出来ればとりあえずOK、くらいのつもりで。
○三人が堂々と、自信にあふれた態度でこなす。
○広い道場なら広く使う。
○射手はゆったりと、介添えは手早く動作する。
○右足、左足を考えると動作が止まってしまい、最も見苦しいので、この際どちらでもよい。
○所作を間違えたり、飛ばしたりしても平気な顔で進める。

さて、問題はトラブルがあった時。
○矢がとどかずワンバウンドしたり、とんでもない所に飛んだ時、第二介添えは所作を省略して目立たぬように手早く矢を取り戻る。
○射手の失は、とにかく取り落とした道具を拾って本座に戻る、第一介添えは後方から、矢は取り片付け、弓なら替え弓を渡し失の合った弓を片付ける。ただし、失が乙矢なら射手は持ったまま終了できるので介添えは手を出しません。

参考にしてください。

13:しょうきさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firefox/3.6.13 ( .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C)
無事、「矢渡し」を終えることができました!
回答してくださった皆さん、ありがとうございました!!

14:トッシー★さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6.6; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30618)
今日、私の息子が矢渡しをしました。
弓道には、知識がない家族ですが、矢渡しは涙の感動でした。自慢の息子です。
美しい時間でした。
神様に奉納させていただく、すばらし儀式ですね。国体に出場できますように。

弓道、万歳!!!

15:1さん
削除されました。

16:1さん
削除されました。

17:1さん
削除されました。

18:石田晶一さん
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; MAFSJS; rv:11.0) like Gecko
矢渡しで万一に備え第二介添えの助けを
する第三介添えを置く場合、どのような役割を勤めますか。この役は通常の矢渡しでは正規に執らなければなりませんか?
控える場所は?

19:天龍さん
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; MALNJS; rv:11.0) like Gecko
第三介添えは必ず置いた方が良いと思います。射場の様子を見ていてもらうためです。
乙矢で筈こぼれがあったとすると、いつまで待っても矢は来ません。そのようなことを小声で知らせてあげるのが役目ですね。
看的小屋に、始まる前から待機してもらいます。隠れる場所がない特設会場などでも、観覧者が見ていてもおかしくない位置に立っていてもらえば、いざという時には助かると思います。


→本スレッドへ返信投稿
返信タイトル:
Re:矢渡し動作について
名前:
[ヘルプ] ※必須※
メール:
[ヘルプ]
URL:
的顔:
[ヘルプ]




















内容:
[ヘルプ]
投稿コード:
[ヘルプ] ※必須※
画像の数字を半角数字で書き写して下さい。
メール、URLは記載されると公開されます

ホーム > 弓道座談会 > 技術・体配編 > 矢渡し動作について (投稿19件)[1〜19]

(c)デビール田中 : 問い合わせ