足の裏の使い方 (投稿11件)[1〜11]



1:パパンプさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.4)
些細な疑問ですが、ちょっと皆さんに伺ってみたい事が出来たのでスレ立てしました。

自論になりますが、足踏みを行う際に一生懸命両足を床に押さえつけ床を踏みしめるのは何か違うと思っています。足の裏は体重を掛けるだけであって、不必要に床を踏みしめたりするのは自ら胴造りを崩しに行く行為だと考えています。

何故こんな事を言っているのかというと、たまに話題に挙がる「足踏みが滑りやすい床で崩れる」と言う事の一つの原因の可能性であるかも知れないと考えた次第です。

自分は両膝から下は極力無駄な力は省くようにして、足の裏で重心・力の広がりを感じながら弓を引くようにしていました。意識的に足の裏を押さえつけるような事はしていませんでした。

皆さんはどのように足の裏を使われていますか?色々な意見を頂けると有難いです。

2:LEGEND HUNTERさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; YTB720; GTB6.4; InfoPath.1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
「足踏みが滑りやすい床で崩れる」

この意見に前々から自分は疑問を持っていました。確かにこの意見はよく耳にします。
ただ自分はこのようなことはありません。
なぜなら普通に胴造りをすれば足踏みが滑らない程度に体重がかかっているからです。

僕もパパンプさんと同じで足は特に気にしません。

ただ、緊張してたまに体が震える時があって、そのときは足の裏にぐっと力を入れることで、震えを止めたりします。
もちろん会の途中ではしませんけど。

3:かつさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; msn Optimized IE build03;JP; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 1.1.4322; msn Optimized IE build03;JP)
横レスになると思いますが・・・

弓力は標準的に十数キロですね。
圧力的には、手の内の角見に大きな感覚があります。
しかし、体重は5・60キロは有るでしょうから、その力が総てかかるのは足の裏です。

そうすると、感覚的には角見が一番でも、足の裏の感覚やそれに次ぐ上半身を支える腰の感覚などが意識に上ります。
この足の裏や腰の支える力が意識されない射は、上半身や弓手・馬手の横の線に必要以上の力や意識が行ってるのではないでしょうか。
私の場合は、射の全体にわたって、足の裏や腰にかかる力が感じられない時は、良射ではありません。

私の足踏みの角度は、45〜50度ほどですから、踵を中心に指先から左右に押し開くように働いています。
これは、ニュウートラルな60度を狭くしたことで、自然に外側へ踏みしめる様にしたからです。・・・無意識に踏みしめています。
足の裏は、土踏まず以外が自然に床に付いています。

滑る床の道場や足袋は、好ましいとは思っていません。
しかし、大きな大会の開かれる道場なども現実的に滑る床ですから、その対処もしています。
真冬には、雪や氷の上で矢尺ほどの広い足踏みをして、鍛えています。
四股を踏むというトレーニングも役立つようです。
いざという時の為に、このスレのような考慮も必要ですね。

ちなみに、夏場の手の内の汗は、形で支えるということで滑りを解決しました。

4:鷹司カオルさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/532.5 (KHTML, like Gecko) Chrome/4.0.249.89 Safari/532.5
 パパンプさん どうも。お早うございます。今回はちょっとみかたが違うことを前置きしておきます。
 私は各指でしっかりと床を掴む感じですね。
足踏みの本字(パソコンでは出てきませんが)を見ますと『足で踏みつける』『足を上に抜き出す』といった意味合いがありますので、タダそこに立てばいいというのではなく、抜き出すほどにしなければ動かないような立ち方を言ういうのではないかと思います。実際に指先でしっかり大地・床を掴むように立ってみると下半身がしっかりしてきます。弓道では移動しませんが柔道や相撲では摺り足とも言いますからね、良い行射は安定した身体の上にこそ成り立つと思うのです。
 足の裏全体から五本の指の占める割合を除いて見ますと大変狭くなり、特に前後の距離が短くなれば安定しません。実際にやってみますと、似た競技のように正座してでは普段手にしている弓でも力が入りません。
 やはり、人間、体の末節(手の先・足の先・尻・頭のてっぺん)に力・注意が通ってこそ何事も上手くいくのではないでしょうか。と、思い目指しているところです。

5:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
学生時代はわざと床にすべるワックスを塗塗り、すべる状況を作り出して練習をしていました。また、一年生の最初の練習はまず足踏み・胴造りで常に一定の足踏みが出来、胴造りの状態で後ろから押してもふらつかないようになるまで次の段階に進めませんでした。これが正しいことかどうかは分かりませんが、胴造りは柔らかいものではなく、強固なものである必要があると思っています。

今は胴造りは意識もしませんが、特に射の時に胴造りや足踏みが崩れるということはありません。

基本的には土踏まずを床面につけるような感じでひかがみを張って足の内側をまっすぐ伸ばす感じです。
ババンブさんとは逆に足裏に力が入っている方だと思います。過剰には力が入っていないと思いますが。
多少は力を入れないと、丹田が使えず上半身に力が入りやすく、胴造りがふらつくように思います。したがって息合いもうまく使えません。

よく射の途中で少しづつ足踏みが広がっていく人がいるのですが(割りと高段の人でも)、ただ足を突っ張っている人はこのようになると思います。

どこの講習会に行っても、普段の道場の稽古でも、胴造りをきちんと教えることが少ないように思いますが、射の中で体の根幹ですので大変重要な部分だと思います。

6:いさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.18) Gecko/2010020220 Firefox/3.0.18 (.NET CLR 3.5.30729)
足を脱力するのは手の平を脱力するに等しく、足が力むのは手の平が力むのに等しい。

自分が構成したい射に応じた上半身の形を支える下半身を構成するのに適した形と力加減としか・・・。

7:パパンプさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.4)
皆さん返信ありがとうございます。

>>LEGEND HUNTERさん
そうですよね。足踏みがしっかりと出来ていれば崩れる事は無いですよね。他の方にも同じ意見を頂きました。
自分は緊張した時は膝を張って太ももで両足を押さえる様な感じです。

>>かつさん
自分も足踏みの角度は遠的のときに右足だけ弄っています。そうすると踏ん張りが利くんです。
自分の足の裏の感覚は踵から指先に向けて広がって行く様な感じです。弓に向かって引くようにしているからこうなるのだと思います。
浮ついた足踏みだと上半身が力んでしまって弓力が強いと引くだけで一杯一杯になってしまいますよね。
足踏みの鍛錬方法とてもいい方法だと思います。かつさんの意見を参考にして自分なりに鍛錬の仕方を考えてみます。

>>鷹司カオルさん
各指で床を掴むというのは、床を引っ張り挙げる・吸い付かせるようなイメージでしょうか?
試しに指を使わないで足を開いてみましたが、確かにフラフラと安定しませんでした。今度弓を引く機会があれば鷹司カオルさんの仰る指の使い方を意識して引いてみようと思います。

>>におちさん
自分の学校の道場はあまり滑らなかったので、におちさんの所と同様にわざと滑るようにワックスを塗ったり(すぐ剥げてしまってましたが…)していました。一年生を指導するときもにおちさんと同様の基準で看ていました。
におちさんの意見を読ませて頂いて、自分は足を突っ張る事を力を掛ける事とごっちゃにして考えているのではないかと感じました。足が滑るってことは前者の足踏みの仕方が原因なのでしょうね。
自分は八節の内、足踏みが一番重要だと考えて稽古していました。勉強なんかもそうですけど土台がしっかりしていないと下の方ばかりを抜いたジェ○ガの様に些細な事で簡単に崩れてしまいますからね。

>>いさん
ここまで上の方から順に読ませていただいて、現在の自分の意見としては「いさん」の意見に尽きるのではと言う考えです。足の裏の使い方も射の構成によって変わるんですね。すっきりしました。

昨日あれから暇な時間の時をみつけて徒手ですが足踏みをして足の裏の感覚を改めて確かめて見たのですが、それほど強くでは無いですが踏みしめる様な力が掛かっていました。自分としては掛けているつもりは無かったのですがいざ文章に起こして、改めて実践する事で気付く事もあるのだなと実感しました。

本当に些細な疑問にも関わらず、お答え下さった皆さんありがとうございました。

8:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>7:パパンプさん
自分も今回問題提起していただいたおかげで改めて足踏み・胴造りついて考えて見ました。
自分は一週間弓を引けなかった後に20射程度の矢数をかけると、翌日足全体が筋肉痛になります。突っ張っているだけならこのようにはならないと思います。
ただ、力むのとは違うのでいさんがおっしゃるとおり、力の加減というのが大事で、手の内になぞらえていますが、全く同感です。

胴造りがきちんと出来ていれば、野立の時の草履や靴、特設道場の滑る床など状況が変化しても特に射に影響が出ない筈です。

自分は射で尤も大事なものは三重十文字だと思っています。その根幹は足踏み・胴造りにあるので、基本中の基本で常に一定した足踏み、安定した胴造りを作ることが射の安定の第一歩だと思います。

9:春うららさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; YTB730)
自分は、足の裏を足踏みするときに、ぐっと踏みつけるような感じではなく、足袋が親指から吸盤になったようにペタ・ペタと道場にすいつけます。

あとは、吸い付けた足袋のかわの感覚を逃さないように、ひかがみも張らずに、肩・胴・腰・足の線を上から見て真っ直ぐ、自然に力を抜いて行射しています。

最初の足踏みの時のペタを逃さない事と、足に力をいれずに、ペタで自在に重心を操ってる感じです。

10:雪の目付さん
DoCoMo/2.0 F03B(c500;TB;W24H17)
バランスディスクっていう、空気の入った円盤があるのですが、それを2つ用意して、足踏みの広さに広げてその上に乗って、徒手で八節を繰り返します。
バランスとるの難しいですが、足裏の感覚と、どうづくりのバランスを鍛えるには、これが一番良かったです。

11:パパンプさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.4)
>>におちさん

自分は久しぶりに引くと下半身が上手く使えなくて縦線が安定しなくなります。定期的に引ければいいんですけどね…。

十文字の構成は射に大きく関わってきますからね。高校時代の師は三重十文字が出来ていれば分は切らないとおっしゃってましたが、正しくその通りだと思っています。

>>春うららさん

自分は直ぐ馬手が自己主張をしたがるので、なかなか上半身に無駄な力を入れて引くという事について苦労している状態であります。春うららさんの実践されているイメージも参考にさせて頂きます。

>>雪の目付けさん

あれって普通に立つだけでも難しそうですね。バランスディスクではないですがそれと似たような物を使ってみた事はあります。

引き続き返信して下さった方々、ありがとうございました。生憎、実生活が忙しくまとまった時間を取り難いのでレスを頂いた方々への個別のレスはこのレスを以って休止させていただきます。個別に思うことがあればレスさせて頂くかもしれません。

ありがとうございました!


→本スレッドへ返信投稿
返信タイトル:
Re:足の裏の使い方
名前:
[ヘルプ] ※必須※
メール:
[ヘルプ]
URL:
的顔:
[ヘルプ]




















内容:
[ヘルプ]
投稿コード:
[ヘルプ] ※必須※
画像の数字を半角数字で書き写して下さい。
メール、URLは記載されると公開されます

ホーム > 弓道座談会 > 技術・体配編 > 足の裏の使い方 (投稿11件)[1〜11]

(c)デビール田中 : 問い合わせ