介添え力 (投稿9件)[1〜9]



1:みくさん
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弓道を始めて約1年になります。他の人の射を見て、アドバイスをするのが難しいです。本を読んだり、自主練習、合同練習のときに射を見て、考えたり聞いたりするのですが、なかなか直すべきところを的確に言うことができません。他にしたほうがいいことはありますか?

2:元学生さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
まずは、自分でたくさん練習してください。引くほどにどう引けばどうなるか経験できます。その経験なしに、ただ本を読んだだけでは評論家にすぎません。
手の内の作り方、力のかけ方、重心の位置、打起しの高さ、大三の広さ、会の長短、足踏みの広さなどなど、少し変えるだけで矢所はみな変わります。ほんの一例ですが、これらを自分で体得してどうなるのか理解するうえで文献を見れば、もっと深く理解でき、たくさんのアドバイスの中でどの言葉が一番効果的かみえてきますよ。

始めて1年なら、悪いところを直すのでなく、何が良いところなのかを見つけてそれを伸ばしてあげるのが今の課題でないかな。良いところを知って始めて悪いこともわかりますし、その長所が崩れたときにアドバイスできればいいかな。でも、昔はこうだったというアドバイスでは、成長できないので、何が良かって、それが今はどう悪くなったのか言えるようにしてみれは?

3:みくさん
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そうですね。少し変に焦っていました。自分の練習を通して積み重ねたいと思います。
ただ、私は大学から始めたのですが、高校からの経験者の人が多く、その人の介添えは初心者の人の介添えよりさらに難しいのです。なかなか自分で練習していても見いだせません。射癖のようなものがあり、中てているときの射とはずすときの射で何が違うのかわかりません。大会近くで、中りが重要になってくるときにうまくアドバイスができません。経験者の介添えはどうすればよいのでしょうか?

4:梅太郎さん
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指導する場合一般的に考えると、持論ではなく教本に従い基本に忠実な射を心掛けながら基本体系を中心にみていくと思うので、私の思うに的中への一番の近道は基本だと考えているのですが、そんな答えは望んでないと思うので、学生の中らなくなった人のポイントを自分なりに出してみたいとおもいます。
縦線横線がズレていないか。勝手に力みがないか。狙いが合っているか。離れのタイミングがおかしくないか。離れで緩みや引っ掛かりがないか。緊張していないか。弱気になっていないか。侮っていないか。焦っていないか。弓が強くないか。いつもと同じ道具を使っているか。
…など、簡単に例えを出しただけでも沢山でてきます。学生はとにかく矢数をかけ、同じ動作の反復練習により、同じ射・同じ離れを体に覚えさせ、的中を上げている人が多いでしょう。そんな人達の外す理由で共通して言えることは、中っている時と同じ納まりや離れをしていないということ。いつもと違う何かを見つけるためには、その人の普段の射を本人以上に見て知っていないと、アドバイスはできないと思います。いつもと何がどう違うかを適格に判断できたとき、自分自信の射の向上も、凄まじい物があると思いますよ。

5:天龍さん
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みくさんの言う介添えとは、同学年の部員同士射の問題点を指摘し合うことのようですね。同級生とはいえ相手が高校経験者なら、一年生が四年生に助言しろと言うようなもので、みくさんにとってははなはだ酷なシステムです。相手から見れば、失礼ながら、素人としか思えない人から何を言われても信用できないだろうし、大事な自分の射をいじる気にもならないはずです。
みくさんは、その介添えの機会を自分の勉強の場だと思えば良いと思います。
「今どこを直しているのか」とか「その問題点について先生はどう言っているのか」など聞き、水平や的付け、緩みなどチェックして欲しいといわれた部分だけ見て報告してあげれば良いと思います。
今は少し屈辱的な関係ですが、現段階でのことだけですので、どうぞ辛抱してください。最上級生になる頃には、立場が同等どころか逆転することはいくらでもありますよ。

6:におちさん
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介添えとは立の時の介添えという事で、その介添えの時のアドバイスの仕方ということでしょうか?

そうであるならば、立の最中のアドバイスは細かいところを指摘する場面ではないですので、抽象的なことでよいと思います。細かいことを言ってもその場での修正は難しいと思いますので。

練習時の指導という事であれば、基本的には射法八節に沿った正しい射法になっているか、という事に尽きますので、自分で正しい射というものの理論の組み立てが出来ていないとアドバイスは出来ないと思います。人を教えるからには法則に従った、中てる事のできる射の理屈を学びましょう。

中る時と中らない時の射の違いが分からないという事は、ほんの些細な心の動きや弦道のずれなど、根本的に射を直すほどのアドバイスが必要な場面ではありませんので、射手が自信を持てるような前向きなアドバイス程度で良いように思います。試合が近ければ尚更です。

7:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) ; MEGAUPLOAD 2.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
それから、指導やアドバイスとは何も直すことだけではありません。良い射が出た時に、今の射はどこが良かったとか、中りが出ている時でも、どこが良いから的中が安定しているとか、気がついた良い面も教えてあげると良いと思います。褒めて伸ばすという方法もありますので。
普段から注意深く観察していると、それぞれの癖や良い面悪い面が見えてくると思います。

8:海さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
みくさん、はじめまして。
過去スレの18番あたりにございます、
「指導の際に注意して見るべき場所は?」(13件)も併せてご覧になってみてはいかがでしょうか。内容的にかなり近いと思いますよ。
ご参考まで・・・

9:みくさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB720; GTB6.4; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30618)
多くのアドバイス、本当にありがとうございました。そして、私の質問の仕方が悪く、わかりにくいところがあり、申し訳ありませんでした。
大変参考になりました。みなさんのアドバイスをもとに、もうすぐ2年生となるので、新しく入るであろう1年生の指導もがんばっていきたいと思います。
また、自分や他の人の射に関するメモのようなものをもっと充実させ、介添えに役立てていこうと考えているところです。
本当にありがとうございました。


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