張りの作り方 (投稿12件)[1〜12]



1:悠★さん
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こんにちは。
また質問させてください。

お前の射は妻手の張りがなさすぎ

とまた先生に指摘され今まで言われてなかったんですが
今回 初めて言われて戸惑っています。

妻手の張りを無理やり作くれば弓手が妻手に負けて妻手ばっかりの離れになります。

どうやったら
きれいな張りを作り弓手が妻手に負けないような射になるでしょうか??


どうかアドバイスをお願いします。

2:鷹司カオルさん
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悠★さん、どうも8/22以来ですね。張りの作り方ですか。まぁ、うわべだけのものになってはいけませんのでもっと基本的なところを検証してみましょう。悠★さんにとって得るものがあればいいですが。
 私自身言うこと=できることではありませんが、張りとは、より完璧な離れ(的中ではなく)を目指して心で葛藤する姿だと思うんですよ。
 会で内面的にも力が止まってしまっては文字通り皮膚のつや=張りが無くなります。この辺のことは見るべき人が見れば分かるものだと思います。ですから私は、会は一時停止ではなく心技充実への始まりだと自身へ言い聞かせて体の割りに取りかかります。つまり胸の中筋から左右へ先ず肩幅を広げにかかります。イメージ化すれば、心の噴水が丹田から湧き四方八方へ吹き上げてくるような心境と言ったらいいでしょうかね。
 そして弓手はそのまま残身となる覚悟で的に押し掛け、馬手は、ここが大事なんですが
矢筋通りに離れるために『微動を開始』します。つまり、肘が止まっていては前離れになり易いのですが肘に意を用いるよりはカケの中でも特に切り指(中指)に意を注ぎ肩の後ろを通って弾くようにコースを決めます。このくらいにした方が矢筋を的線にあわせ易くなります。その微動の中で気合を入れ、体の重心を少し更に前へ移動させながら離れとなるようにしています。
 こうするようにしてから断然的中もよくなってきました。どうですかね、少しはヒントになりますでしょうかね。

3:悠★さん
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鷹司カオルさん
お久しぶりですね。レスありがとうございます。

なるほど。私の場合とても無いんですが…
今からでも大丈夫ですか??

ちなみに引いて離す離れはダメですか??私 時々引いて離れることがあるんです。

質問ばかりですみません。

4:鷹司カオルさん
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悠★さん、こんばんわ。いいんですよそういうことです、私の言う『微動を開始』するというのは。つまり『張り』というのは矢筋通りに張っている、引いている中で離れるということです。部活の子にも例え話で説明するんですが、昔風の蛍光灯のスイッチの紐って分かりますか? 私の家の中では今だにあっちこっちにいありますがね。あの紐をちょっと引くと止まりますが、離れのタイミングはあれと同じだと思います。止めてから指を開いてもそのまま元に戻るだけですね。そうではなくて、紐を引いても手を止めないで下に手だけ抜けば(勿論紐の滑り止めの部分は指から滑らせます)、紐全体特に滑り止めの部分は上に勢いよく跳ね上がりますね。下へ抜けた力の反作用で跳ね上がった訳です。弓で言えば緩まずに強い離れが出来たと言うことです。まぁ、強いと言っても正に矢筋通り
ですから変なショックや濁り音も無く『軽い離れ』と言うことだと思います。
 『弓執る心』の著者=今村先生もその中で
「引いて引いて離れる」と仰っていますね。その部分では詳しい解説はありませんが私は今申し上げたように理解し、離れへ向けての
『微動を開始』すると言ったのです。
 さっきも稽古していたんですが、矢筋に抜く為には右肩を入れて切り指に意を注ぎ余程後ろを突くような気持ちでオーバー位にやってちょうどいいようでした。まぁ、その辺は各個人の骨格上の問題かもしれませんがね。

5:悠★さん
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鷹司カオルさん
では、引いて離す勢いで離れる方が緩みにくいし、前に出ないといいんですね。

今日ちょっとやってみたのですが私には合ってなかったようです。ですが、引きながら離す離れに少し自信が持てました。実は私 それも言われてまして。先生ではないんですが部員に引いて離す離れはダメちゃうかという疑惑が出まして、必死に引かない離れを目指して来ました。その結果 緩んだり前に出たりして的中がガクンと下がりました。そのせいで、この間の大会(個人です)で期待されていたのに入賞出来なくて怒られました。

と、だいぶ話がそれましたが張りは作れそうです。
そして引いて離す離れを毎回出来るよう心掛けたいと思います。

ちょっと分かりにくい文章ですみません。

6:鷹司カオルさん
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悠★さん、はい、そういうことですね。
 会は『的付け』が出来た、狙いが定まったと言うことで次は『中りは勝手にあり』の段階に入り、継ぎ目を作らず(一旦停止せず)に離れに向けての、私流で言う『微動を開始』するわけです。練習を重ね、その微動たる引きとか切り指の掛かり具合・ズレ具合のどの段階で離れるかが分かって来るようになればしめたものです。そうなるまで体に覚えさせたり、それを維持していかなければなりませんね。あとはその離れを見越しての気合をかけるタイミングです。よく部活の子達に訓練?させるんですよ。両手の人差し指同士を曲げて引っ張り合います。これを気合で解く練習をしたりしてね。
 引きのことだけに言及してしまいましたが押すことの注意を一つ。矢筋を変えてはいけませんから、『弓の籐に透かして見える◎を不動のまま』押引・伸び合うべきことは言うに及ばずです。
 悠★さんのますますのご活躍を期待しております。

7:悠★さん
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鷹司カオルさん
本当にいつもアドバイスありがとうございます。

中りは勝手にあり

確かにそう思います。中る時は離れがとてもきれいだと離れた後に実感することが多々あります。

ですが、私の場合
試合になると緊張しすぎて勝手がすごく強くなるんです。

押し手が3、勝手が7くらいになります。そのせいか、離れの時に
かちゃっ て言います。
先生に言うと
引くなと言われます。引かないと的に届きません。というか下に行きます。

また質問して本当にすみません。
またアドバイスを頂けたら嬉しいです。

8:鷹司カオルさん
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悠★さん、私もレスを書いていて身が引き締まり大変勉強になり感謝しております。
 弓手はひたすら的へ押し、捻っているのですから『離れの前の残身』で出来上がっているべきです。(・・・私は会・引き分け・残身・離れという順に八節があると思い・・・*『弓道』誌 S61.12号 岡崎教士『弓と取り組む』より)
でも勝手は最後まで矢筋を確保してむだな力が掛からぬように離れ、一文字に弾かねばなりません。一番気を使うことです。やはり大事なことは勝手の抜き方ですね。勝手、特に切り指の仕方について私はこうしています。とても調子が良いので悠★さんも試してみて感想をお聞かせ下さいませんか。もしご自分に合わなければ無理に続ける必要はもちろんありませんのでね。
 それはどこかで一度レスしたような気がありますのでお目に留まっているかもしれませんが、離れの気合と共に、親指を弾くというより『切り指を引き取る』のです。もちろん親指は弾いてグーの一番上に行きますが、ここで言いたいのは中指の引き取った動きでそのまま残身へ弾くということです。
 ですから、前から申し上げていますように、中指が少しずつズレて離れへの準備たる『微動を開始』している中で、気合と共に離れるようにしています。押しも緩んではいけません。上手い人の動画を見るとほんとに的へ拳を突っ込んでいるかのようですが、勝手に7という気を使いながらも弓手に尚3という配慮をしている悠★さんの気の使い方はとても良いと思います。
 先生が『引くな』というのは形に見えるように大きいからではないでしょうか。前に例示した『蛍光灯の話』もそれ程しなくてもいいのですよ。緩ませない手立てですからね。
 まぁ、私も時々うっかりすると的下に矢がいくときがありますよ。そんな時は、肘から手の内にかけて上向きの力を内在させます。(腕を上げるのではありませんよ。あくまで『内在』です。)
長くなりましたが、『引き取り』の件ぜひ試みてください。

9:悠★さん
KDDI-TS3H UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.1.5.1.116 (GUI) MMP/2.0
鷹司カオルさん
レス遅くなってすみません。
引き取りの件ですが結構 離れがしやすいように思いました。
ですが、若干離れるのが怖くて私には向いてないようです。せっかく教えて頂いたのにすみません。

あの、肩を横に張るってどうしたらいいでしょうか??

今日 先生に言われたのですが
わからなくて聞きに行ったら
自分で調べろ と言われまして…
私はそれが出来たら9割は中ると言われたのですが良く分からなくて。
良ければまたアドバイスをしていただければ嬉しいです。

10:鷹司カオルさん
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悠★さん、こんばんわ。テレビウォッチングからここへ来たら入ってましたので早速。
 『引き取り』は私が今までやってきた中で掴んだ極意です。やはりそれには経験と言う時間が必要かもしれませんね。頭のどこかに入れておいて、やってみる余裕が出来たら引き出してみてください。中指の先端骨だけ帽子に懸けている(勾(コウ)の手の内)のがコツですのでまだ不安かもしれませんからね。
 『肩を横に張る』件ですがこれは大事なことです。先生もさすが良いところをご指摘されたと思います。
 両肩は矢筋に平行にしていますから両方の肩端(肩幅)を広げに掛かるわけです。二つの肩甲骨を離していく開いていくような感じですね。徒手でやってみると感じが分かりますよ。両腕を十字架の様に横に広げてやっみると片方でも7から8cm位は腕が出たり入ったり(表現が適切かな?)すると思います。ですから会に入ったらこのように肩幅を広げに掛かり伸び合うことだと思います。

 このまま先に言った引取りができれば矢筋を狂わすことなく(肩を広げに掛かる力の向きと引取りの方向が同じですから)、離れに至るのですがね。
 肩を広げることに専念し、離れる予感がしてきた時に、気合と共に両肩をいま一押しして弓の中に入ろうとすれば離れてしまいますよ。気がつけば離れていたというような自然の離れが完成すると思います。
 
離れの前から残身を意識し、離れた後までも両肩で矢筋を確保している心積もりが大切です。

11:悠★さん
KDDI-TS3H UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.1.5.1.116 (GUI) MMP/2.0
鷹司カオルさん
返信が遅くなり申し訳ありません。テスト期間で今までレス出来ませんでした。ですが、練習はありましたのでレスを見て何度かやってみました。すーっとまっすぐ飛び真ん中辺りに矢所が集まりました。

今月末に小さいながらも大会があるんですがメンバーに入り選手として出場いたします。肩幅を広げる意識を試合中にしようと思います。


本当にいろいろありがとうございます。また何かわからないことが出来ましたらトピックを立てるつもりなのでその時はよろしくお願いします。

12:鷹司カオルさん
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悠★さん、はい、この時期テストがありますものね。私も、部活でお邪魔している学校からの本週の予定は抜けていましたからそうだろうと思っていました。でも練習の方はを続けておられたとは、世阿弥の言葉『一日休めば己に分かり、二日休めば仲間に分かり、三日休めば見る人にも分かる』に通ずるものがありますね。
 『すーっとまっすぐ飛び真ん中辺りに矢所が集まり・・・メンバーに入り』とは、悠★さん本物になってきましたね。
 肩幅を広げていくことが一番安定して矢筋に離れることが出来ると思いますよ。『肩幅の先が離れ』と心得、お互いに研修していきましょう。 大会、頑張ってください。


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