弓手の肩が上がる (投稿15件)[1〜15]



1:風さん
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私は高校A年で弓道やってます。
半年前から、引分けから会にはいってきて、会を伸ばそうとするのですが、だんだん肩が上がってきて会が1〜2秒しかもちません。


どうしたら良いですか?
大会もあるので、正直あせっています。

教えてください。

2:鷹司カオルさん
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はじめまして。
>「だんだん肩が上がってきて・・・」
のようですが、近くの方・顧問の方に見ていただくのがベストでしょうが、スレーレスの関係では拝見できないのは当たり前ですがそれはそれとしましょう。
 会を伸ばそうとするのでしたらむしろ肩は沈めるべきです。沈めるとは下げてバランスを崩すと言うのではありません。前肩を沈めて前に巻き込みます。この方が遥かに伸び合い詰め合いの実感がつかめます。ちなみに詰め合いとはよく口にしますが私は、骨格を嵌めて伸筋を利かせて伸びあうこと、ちょうどいくつかの竹の管に紐を通してピーンと張るような感じにすると思っております。 次のスレ「押し手の形」への返信の中にも触れておきましたから参考にしてください。
 肩が上がってくると矢は下へ行くでしょうね。それはそうです。矢に架かる力の元側の方が上がるのですから矢先は相対的に下がりますものね。先に申し上げたようにしますと、会に入っても下から押し上げている実感が沸いてきます。「もっともっと」と自然に会は深くなると思います。
 以上私見であることをお含みの上、どうぞお試しあれ。頑張ってください。最後に、阿波先生の会・離れの写真を紹介しておきます。会から離れへの弓手の変化を見て取ってください。

http://www.spacelan.ne.jp/~woods/media/kenzo_awa.gif



















http://www.spacelan.ne.jp/~woods/media/kenzo_awa.gif

3:風さん
KDDI-SH34 UP.Browser/6.2.0.13.4 (GUI) MMP/2.0
アドバイスありがとうございました!

あの二つ質問なんですが、肩を巻き込むとはどんな感じですか?

会に入っても下から押し上げるとは?

今矢がまったくあたりません。本当に自信をなくしてしまいそうで体がふるえます。
本当すいません。
教えてください。

4:鷹司カオルさん
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いゃー、風さんいいところを聞いてきますね。一番の(明かしたくない)エキスの部分です。あくまで私見としてですがね。
 『巻き込む』を検証してみましょう。私自身がやっても右の方は全然手ごたえが無いんです。それはそうでしょう。右では『押す』と言うことをしていないからだと思います。左でははっきりと分かるんです。
 まず、左腕を水平に上げ肘を折って前腕を下へとダラリと下げます。そして右手で腋の下の背中側下部辺りを探ってみてください。でも今のままでは何もありませんよね。そのまま手を(手の内のようにした方が分かり易い)、前から上の方に回しながら肩も前に入れて腕を伸ばし、会のようにしていくと右手に堅くなった筋肉を感じ取ることが出来るでしょう。この状態にすることだと理解してください。

 『会に入ってからも下から押し上げる』というのは、勿論、押し上げてもズルズルと左手が上のほうへと上がっていくわけではなく、見た目には止まっています。しかし、左腕に内在する力の向きは下から的をめがけて押し伸びていると言うことです。この下からの力に合うだけの上押しを利かせている事は言うまでもありません。この二つでいわゆる中押しを作っています。
 下からの伸びがナイト緩んだり切り下げになりやすいのです。なぜなら、弓や腕の重さがあるのですからこれを打ち消すためにも必要であると思い私は実践しています。
 
 尚、中りは勝手(右)にありと言うように、離れでは『肘で後ろの襖を突き破れ』とよく聞きますが、実感としては弾いた親指で突くくらいの方が矢筋通りに離れることが出来ると思います。的中率も断然向上したことを付け加えておきます。

 以上あくまで私見ですがどうぞお試しあれ。

5:風さん
KDDI-SH34 UP.Browser/6.2.0.13.4 (GUI) MMP/2.0
またまたありがとうございました!


ですがイマイチ巻き込むというのがわからなくて…



今日も弓道やったんですが、一本もあたらず、矢はなかなか的にはとどきません。

矢が一本も的にとどかないなんておかしいですよね…
教えてください。
お願いします。

6:鷹司カオルさん
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イャーどうもどうも。巻き肩の件了解です。巻くと言うのはその人の腕にあわせて回内又は回外をして押すのに安定した肩根を作るということですが、では表現を変えましょう。
 三重十文字を考えてください。射手を上から見て、両肩・腰の線が両足底に正しく一枚に重なり・・・というものです。特に左肩が前に入っていないと一番肝心な力の発動元である肩が的線と平行でなくなってしまいますからうまくありません。矢を押し力の方向が的面に向いていないと言うことです。右肩を基準にして左肩が的線と平行であるためには左肩が前に出てこなければならないと思います。肩を入れるとも言います。
 さて、『矢が一本も的にとどかない』ということですが、中らないと言うことですか?
安土に届かないではないですね?
 それはまだ他に直していかなければならない点があるようですね。肩を前に入れるようにしていく中でまた気づくことも出てくると思います。自分でも考えながら一つ一つ山を乗り越えて行ってください。

7:風さん
KDDI-SH34 UP.Browser/6.2.0.13.4 (GUI) MMP/2.0
ありがとうございました。



すいません。
何回も何回も。

他に矢が的の前で失速・的にとどかない場合とは何がありますか?


教えて下さい。

8:鷹司カオルさん
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はいはい、いゃーいいじゃないですか。
>矢が的の前で失速・的にとどかない場合
前便までで二つあげていますね。再掲します。
1.肩が上がる。→矢の向きが下を向く。
2.切り下げ  →矢自体が下がる。←上向きの力を架ける。

3.上離れ⇒肘が止まっていて離れるとカケは上に扇形運動をするのでこれにより矢筈が上に行き従って矢先は下向きとなる。(これが前離れになると前に扇形運動をするので矢は後ろに着く)
4.止まっているカケが扇形に動き始める時一旦少し前に戻ってしまう。これはカケを止めていると言う意識が強いため自分ではなかなか気づかないことが多い。
5.弓手の押しに余裕が無く突っ張り状態になっていると離れで緩む。
6.馬手肩が前に入っていない(肩が支点となっていない)と、弓力により引き尺が戻って緩む。友達同士で見合うと良いが、見るべき所は、弓から先に出ている矢の部分。ここが短くなっていって離れるのが良い。手繰っていては論外だが。
7.物見で顔が的にかかっていると下を狙っていることになる。

 まあ、さしあたってこんなところでしょうかね。

9:風さん
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こんなにもあるんですか(汗)



あてはまっているものはいくつかあるみたいです。
何か肩を下げる方法は他にありませんか?
なんでもかまいません。

教えてください。

10:鷹司カオルさん
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『肩を下げる・沈める・落とす・・・』と言う言葉はどうも難しいようです。いゃ、風さんにという訳ではなく部活の子の多くがそうです。では表現を替えましょう。『上がらなくする』とでもしましょうかね。不用意にして上げてしまう節は、@打ち起こしA大三B引き分けの三箇所です。検証してみましょう。
 @打ち起こし:両手を挙げたとき肩までも揚げてしまうからです。打ち起こしでは両肩をグッと前に出すのです(これを『肩を入れる』と言う)。分かり易く言えば、弓矢を持って掬い上げる様にしていきますが肩も一緒に前に入れていくのです。
 A大三:@でうっかり準備できなかったりしたら、大三を執る時に弓手肘と前腕を回内ぎみに押さえつけるようにして弓手肩を前に入れていきます。この具合を宇野先生は(斜面のこととしていますが正面でも同じだと思いますが)、教本二で『左肩はやや下げて受け、右肩は上肩にして迎える』と仰っています。この@とAのチャンスしか機会はありません。弓の力が増大してくるからです。
 Bしかしこれでもう良いと言うわけではありません。それはうっかりすると引き分けで肩を上げてしまいかねないからです。
 というのは、引き収める時弓手手の内が下がってきますが、支点である肩がしっかり入っていないと、手先だけに神経が行って肩の方を相対的に上げてしまい易いのです。引き分けは、手先(手の内)を押し下げようとするのではなく、肩を支点として肘主導で肘から先を体から遠ざけるように的付けしていかなければなりません。
 @Aが出来ていればそのままうまく引き収められるでしょうけれど、出来ていなければ十中八九B引き分けで肩が上がってくるでしょう。  長くなりましたが・・・。

11:風さん
KDDI-SH34 UP.Browser/6.2.0.13.4 (GUI) MMP/2.0
なるほどです。


少し掴めたきがします。
今日の部活でやってみたいと思います。

本当にありがとうございました。

12:風さん
KDDI-SH34 UP.Browser/6.2.0.13.4 (GUI) MMP/2.0
最近調子が上がってきました!
本当にありがとうございました。



ですがまだ癖みたいなのがあって…
私の場合、肩が上がるのではなく、肩が引き分けるとともに前に出てくるみたいなんです。
手首の折れや、押しがきいていないように見えてしまって…



審査が近くなので本当にあせってしまって。


教えてください。
お願いします。

13:鷹司カオルさん
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風さん、上り調子とのこと私も嬉しく思います。
 さて、「肩が引き分けと共に前に出てくる」とのことですが私にとってもますます嬉しい報告ですよ。というのは、10/8のレス10:で『肩を前に入れてください』と申し上げましたよ。肩が前に入って来ると言うのですからいいことなのです。
 図に出来ないので分かり難いかも知れませんが、矢と両肩を結ぶ線は近い方が良いのです。ですから押し引きの支点となる両肩根を前に入れて矢に近くするのです。
 この射法については『みんなの弓道』・『技を極める弓道』(共に高柳憲昭著)を参考にしてください。または、教本二のp138、真上から写した神永範士の会の写真もお宝物ですよ。
 手首の折れは治すべきでしょうね。弓を手にしている時はyの字形ではなくてYの字のように(弓構えでは左側木に)真っ直ぐに当てる方がよいのです。また、折れてしまっては弓を捻ることもできず諸悪の根源にもなりかねません。
 審査(おそらく11/23ころ?)まではまだ日があります(と考えること)。基本をしっかり実践し正射を心がけてください。また、大三からの手の内の捻りを逃がさないで伸び合い、詰め合うことが肝心です。
 尚、的中に関して今試みていることを、すぐ後ろの『手首の振り』にNo.6として返信してありますのでよろしかったら見てください。

14:風さん
KDDI-SH34 UP.Browser/6.2.0.13.4 (GUI) MMP/2.0
ありがとうございました。


私の場合肩が前に出すぎて肩があがって見えて、肩がっまっているそうなんです。


どうしてでしょうか。

15:鷹司カオルさん
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風さん、やはり『肩が上がってしまう』ところに問題点がいくようですね。では支点をちょっと替えてみますよ。先手(主導)を考えてみてください。
 「打ち起こし」は右手主導
 「大三へ移る」のは左、
 「引き分け 」へも左、しかし
 「引き収め 」は右が先です。
左手先導で引き分けはじめますが先にひき収めてしまう(これは左手の七病の1つ『張』「はる」)のはいけません。先に尽くと突っ張ってしまいますし、手先の方に力が入って強く下げるために肩が上がり易いのです。
 今、風さんの射ではここが一番心配される所ですがね。引き収める時を注意して下さい。大三からは肘・肩を的側に向けて、体より遠ざけるようにして伸ばしていけば肩も落ち着いていくと思います。
 この辺のところを宇野範士は教本二で、『左肘を突っ張らずに、余裕を持たせてゆるやかに押し伸ばすこと・・・』と言っています。   根気よく頑張ってください。


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