押手の伸ばし具合って? (投稿4件)[1〜4]
- 1:弓道初心者さん (09-08-23 19:02, ID:j6.zNAg [24519])
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- こんにちは、質問があります。
僕は押手をつっぱり棒のように伸ばそうと練習してきましたが、良くないのでしょうか?
押手はどの程度、肘を伸ばせばイイのでしょうか?
詳しく教えてください。よろしくお願いします。
- 2:鷹司カオルさん (09-08-23 20:03, ID:ahOeY8A [24522])
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- 弓道初心者さんは押し手先導のまま会に入っていませんか? そうすると押し手が行き尽きて余計に突っ張る形となりやすいですよ。大三までは押し手先導、それからは馬手が先導して虹橋型に引分けてきて先に着き、押し手は馬手より後に着いて伸びあうのです。(これを知らぬは左手の七病の『張(はる)』と言う)
かの宇野範士は言います。『引分けを行うには左肘を突っ張らずに余裕をもたせゆるやかに押し伸ばすこと』更に『押しの操作は左手首を主とせず左肘関節を中心とする中筋の緊張によって行うことである』と。(教本2)
『弓道』誌のグラビア写真で見る多くの方が弓手肘をやや下げていますね。あれがその良い例だと思うのです。古くから『猿臂(ぴ)の射』とも言います。曲げた肘をピンと伸ばして矢を強く発するということでしょうかね。洋風に例えるとしたらあの『ダーツ』の矢の発し方とでも言いましょうかね。
と私は考えます。どうぞ。
- 3:弓道初心者さん (09-08-23 20:42, ID:j6.zNAg [24524])
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- お返事有難うございます。
僕は押手を先導して引いて、ツッパリ棒になっていました。
実はツッパリ棒のせいか、離れの反動で押手を切り下げちゃうんです。
では押手はツッパリ棒は駄目で、肘を曲げて余裕を持たせなきゃいけないんですか?
あと猿臂の射では左肘の回内はどの程度行えばイイですか?
何度も質問してすみません。どうか教えてください。
- 4:鷹司カオルさん (09-08-23 22:03, ID:ahOeY8A [24527])
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- お待たせしました。
弓手が先に行き尽きますとそれまでの動きの慣れでどうしても下へ向く力が残りこれが切り下げに繋がってしまうと、私自身の反省からも言えます。その反省の元に、会に入ったら横に伸びるよう気持ちを変えます。沈めた肩から肘を通して上向きの力で押し伸びるよう力を加え続けます。(これは手の内の三指の先までです。つまり三指の先は弓の右側木を引っかくようにして弓を的側に引っ張るようにします。)
もちろん上向きだけでは上に言ってしまうので手首は引き分けの時のように上押しを利かせ、上向きと下向き(上押し)の二つで中押しを完成させます。この方が押しが安定します。
肘の捻りも同じ様に考えます。私は実は『逆猿の腕』なのです。それで強い弓は引けませんが次のようにしています。
肘は回外(反時計回り)し、手首を回内(時計回り)させますと、ちょうど手の内は弓を伏せるのに都合がよく角見もよく効きます。
角見が利いているか否かの判定:上の関板の下部に白い紙を貼って、その部分の弦をマジックインクなどで塗ります。数回行射してみて、弦のインクが紙の右寄りについていれば角見が利いている証拠です。真下なら利いていないことが分かります。
ご自分に合った返しをして余裕を持った肘を作ればよいと思い、私の拙例をあげてみました。お恥ずかしい限りです。お読み流しください。どうぞ。
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