うしろに引いてしまう (投稿4件)[1〜4]
- 1:小判さん (10-10-20 12:03, ID:NGWDeNI [17821])
DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W24H16)
- はじめまして。
弓道をはじめてもうすぐ1年になりますが、
引き分けで後ろに引いてしまい、肘が収まらなくて悩んでいます。
今は直りましたが、
平づけになることもありました。
大三で水平に10p程度引くとの指導を受けましたが、直りません。
引き分けでずっと肘を前に出す意識で引いても、まだ後ろに引いていると言われます。
肘を意識しすぎて弓手があがり、
矢がネットにかかることもしばしばあります。
肘の収まりをよくする方法があれば試したいので是非教えてください。
乱文で申し訳ないです。
- 2:鷹司カオル さん (10-10-22 11:05, ID:7UNtNBE [17842])
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- 小判さん、はじめまして。
『射の眼目は、自然の理を動作の上に表現する』ことであると言われていますね。言い換えれば理に反することは自然では有りません。するとどこかに無理が生じて参ります。引き分けも「引き下ろして来い」とは申していませんね。水平に引き分けていけば降りて来ざるをえません。(これを下ろしてきては十分引き分けられず、引く矢束となってしまいます)
引き分けに手や手首の力を使おうとすると引き足りなかったり筈零れを起こしたりします。もっと大きな筋肉(背筋)で安定して引き収めるべきです。
小判さんの文面には肘の左右の表記が無いのでちょっと分かりにくいですが、
@まだ後ろに引いている
A意識しすぎて弓手があがり、
などから察するに三重十文字は保たれていますか?
左を押して右は引くと言うのが一般的なことですが、右ひじは『折られている』のですから(自由が利かず)寧ろここは押し引きでは無く『押し押し』、つまり『押し分け』と言った方が理に叶っていると思います。自分の前にはだかる襖を両手で押し開けるイメージですね。勿論ここで一番筋力を働かせるのは背筋です。
お試し下さい。先ずは徒手でね。
- 3:小判さん (10-10-25 00:09, ID:WNFr/m. [17860])
DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W24H16)
鷹司カオルさん、
わかりやすい回答ありがとうございます。
三重十文字、たしかに崩れている気がします。
最近いわれたことは、
妻手肘の位置高く、
収まりが悪い、
故にまだ引き分け途中の
段階で放していることになる、
と言われました。
襖を開けていく、だいぶイメージがわきます!
背骨をうまく使えるように意識していきたいとおもいます。
これらがうまくできると自然と妻手もおさまるのでしょうか?
- 4:鷹司カオル さん (10-10-26 09:17, ID:tXkd.c2 [17880])
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- 小判さん お早うございます。受け止めていただけたようで良かったです。
肘の収まりの良否は、その前段階の打ち起こし〜引き収めによって決まります。つまり円相に構えた打ち起こしの前腕の傾き具合がそのまま引き分けでスライド式に引き降ろされてきてストンと収まるのです。(前腕は手首を起点に約30度下へ。二の腕も肩を起点に同様です。(各人により多少のちがいはあるでしょうがね。肘は背面近くに位置します。教本二p.141の写真参照)
これ位が、手繰らずに矢筋を確保し易くまた前離れ・上離れともなりにくくてよろしいかと思います。肘の収まりが悪く肩の高さになってしまうと、離れで⊂を下から書くような動きの緩み離れ・戻り離れになり易いし、射手は肘を止めて張っている意識があるために言われても中々気がつかない場合が多いですからね。
襖のイメージは私のオリジナル表現ですが分かっていただけて嬉しいです。飽くまで背筋で『押し分け』て来ていますから馬手がかってに位置を取ることはないですから収まるべき所に自然と収まるようになると思います。無駄な力は架けていませんからね。
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