小説の題材で弓道を扱いたいのですが (投稿9件)[1〜9]



1:もぐらさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Firefox/3.6.10 Jingoo/0.1.4 (.NET CLR 3.5.30729)
はじめまして。弓道未経験者です。
とある動画サイトで弓道の試合を拝見して、感動してしまい、趣味で書いている小説の題材にしたくなりました。

弓道を通して精神的に成長していく高校生の話を書きたいのですが、射法八節の「会」について上手く表現することができずに悩んでいます。自分で書籍や、ネット等の記事を読んでは見たものの、今ひとつ欲しい情報にたどり着けず、近くに弓道をされているサークルみたいなものも無く、こちらで教えていただけないものかと思い書き込みさせてもらいました。

教えていただきたい「会」についてですが、心技一体となって、矢を放つべきその瞬間に自然に放つのが理想で、その瞬間は正しい体の運びはもちろんのこと、心の上でも雑念を払い、心気が澄み渡った状態が望ましい。という感じなのかなあと理解しているのですが、間違っていますでしょうか?
そして、この会は長すぎても短すぎてもダメなようですが、なぜでしょうか?射法上の美学としてダメなのでしょうか?上記の理想の心技の状態にすぐ到達できるのであれば会は短くても問題ないのでしょうか?

そして最後にこれは高校生の方がいれば2点ほどお聞きしたいのですが、クラブ活動で、一日どれくらいの練習量なのでしょうか。
主人公の子が一日練習したけど、一本も中てることができずに落ち込むシーンがあるのですが、何本くらい引けるものなのか、知りたいのです。
後は3年生の引退の時期と最後の試合は何月くらいにありますでしょう?調べた感じでは8月にある高校総体なのかなあと思っていますが遅すぎますか?

たくさんあって申し訳ないのですが、よろしければ教えてください。

2:真如さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/534.3 (KHTML, like Gecko) Chrome/6.0.472.63 Safari/534.3
会のときに、心弓体が一つになり、と表現した方が良いかも知れませんね。
そして、お腹に蓄えた息を静かに吐き続ける呼吸が、心と弓とからだを結び付けるという感じです。
その時の心の状態が心気が澄み渡ったというものでしょう。

会の長さですけれど、自然に矢が放たれる為には心弓体に於いて絶妙な状態を作り出さなければなりません。
ですから、それなりの時間が必要です。
と言っても、吐き続ける息にも限りが有り、弓を押し引きする体力にも限界があるので、8秒前後が適当ではないのかと思われます。
会で息を継ぐ場合もあるのでしょうが、この時はもう一度自然に離れる状態を作り直さなければ成りませんから、余り好い事ではないと思われます。

ところで、高校生のレベルで、常時、自然に矢が放たれるというのは、殆ど奇跡的なことだと、考えてください。
迷い無く、元気にポンと矢を放つというのが、高校生の良い離れのように思います。

3:まるちーずさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.1; ja; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Firefox/3.6.10
会については私には答えられそうもないので高校生に関する質問だけ答えさせて頂きます。

私達の学校の道場は5人立であるにもかかわらず部員が30名を超えているので、一日(16:30-18:00)で20射前後しか引くことが出来ません。朝練練習・居残り練習も安全上の問題から出来ません。休日は土曜日の午前に3時間行ないます。

おそらく強豪校などと比べるとかなり矢数が少ないはずです。
それでも隙間の時間で一射でも多く巻藁を引いたり、デジカメで自分の射を記録して反省をしたりと工夫しながら練習しています。


3年生の引退時期ですが、6月の総体予選に敗退した場合は多くの生徒がそこで引退します。
全国総体以外でも国体の選手に選ばれて9月(10月)で引退ということもありえます。

私の県では3年生は夏の大会までは出場できます。(実業系の学校はよく出場します)その後の新人戦には出場することができません。

参考にしてください。

4:ライトシアンさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.5; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
中学時代から4年間弓道をしている高校生です。
お役にたてればよいですが・・・

まず会についてですがもぐらさんの考えていることに間違いはないと思います。長さについては自分なりの考えでは、自分の力が漲った時に離すから、ということだと思います。弓道経験者だったら分かるのですが、何十秒も会の状態を保つというのははっきり言って無理です。また、会を十分にせずに離す(専門用語で早気 はやけ といいます)と、残心の状態で自分の身体が横方向に伸びていないことがすぐに分かります(もちろん初心者は無理ですが)。射法上の美学と言うのも一理ありますが、やっぱりそれが理由だと思います。そして「会の長さ」というものは意識するものではありません。それは正しい離れは「自然に離す」ことによって生まれると考えられているからです。ただし、自然に離すことは実際やるのはかなり難しく、それを目標にしている人もいるようです。

次に一日の練習量ですが、ウチの学校は平日は20射、休日は40射に設定しています。他の学校と比べると少ないようですが、ウチの考えで、「一本一本を大切に」という合言葉があるためにこの矢数にしています。また、立ちを回すだけでなく、射詰め(サドンデスのような物)や、紅白試合など皆が飽きないような練習を心がけるようにしています。

引退試合は高総体で間違いないでしょう。

もぐらさんの小説楽しみにしています!是非書き終わったら紹介してくださいね!!がんばってください!

5:左進右退さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.5; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

自分もまだ2年ほどしか弓道をたしなんでいないのいで、会の事を上手く表現できないので高校生に関する事だけ答えさせていただきます。


自分の学校では、いつも午前9時から12時まで練習をしています。
道場にいる人数にもよりますが、だいたい四十射は引けます。
自分はよく居残って1日練習をしていますが、長い休憩を取らなければ3時頃には百射くらいは引く事が出来ます。

今では百射以上(といっても百三十射ほどですが)引けますが、かなりしんどいです。
弓の強いものだと、会を保ち伸びることも一苦労になり、会が短くなることもあります。
一年生の頃始めて1日百射引いた時には、会で妻手が震えました。


大会ですが、自分の学校は一番早い引退は6月の上旬になります。
インターハイや国体までとなると、8月中旬くらいまではかかると思います。


小説頑張ってください!

6:通りすがりさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.5; SLCC2; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; Media Center PC 6.0; .NET4.0C)
弓歴6年目の高校生です。
私も未熟者なので、会に関しては真如さんのコメントで勉強させて頂きました。
会の長さに関しては、簡単に言えば離れまでの準備、つまり会に入ってから力や気を充実させ、的を狙いこむのに時間が必要だということだと思います。会が充実していれば1秒でもかなり中る人はいるので、射品上の問題もかなりあるとは思いますが。
逆に長く持ちすぎると会の充実が保てなくなるので、高校生では一般的に5秒前後が適当と言われます。上位大会でも多くの選手の会は3〜6秒です。8秒前後となると、熟練の方のレベルの話だと思います。

また練習量ですが、私の学校は15時から17時までの練習で40本です。もちろん学校の練習環境によりますが、おそらく一日40〜60本が一般的ではないかと思います。
蛇足ですがある強豪校では最低でも週間500本と聞きました。

引退の時期は6月の総体予選という学校がかなり多いです。予選で勝てば7月のインターハイ、国体に出場できれば8月のブロック大会または10月の本国体で引退だと思います。
受験に力を入れている場合は5月ごろ引退ということもあるようです。逆に附属校などは9月ごろまで残ったりもします。私の県では3年生は10月の東日本予選まで出場できますが、実際に出場している選手はほとんど見たことがありません。

他の方と重複している部分もありますが、参考にして頂ければ幸いです。

7:もぐらさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Firefox/3.6.10 Jingoo/0.1.4 (.NET CLR 3.5.30729)
みなさんご意見ありがとうございます。

>>真如さん
すごく参考になります。”心と弓とからだを結び付ける”という表現はとてもわかりやすかったです。やはり会の状態で長時間保つのは体力的にきついんですね・・・。
でも特に参考になったのは高校生で到達するにはなかなか難しいレベルだということです。これを知らなかったら天才高校生がいっぱい出てくる小説になってました(苦笑
本当にありがとうございます。実際に体験したほうがもっと良いものが書けそうですが通える範囲に弓道場がないのが残念でなりません。迷いながらも前に進んでいく元気な高校生を書いてみたいと思います。

>>まるちーずさん
教えてくださってありがとうございます。
具体的な活動時間を知れたのはすごく助かりました。30名というのはかなり多そうですね。それでも20射ということは練習中はかなりバタバタしてる感じなのでしょうか?
私の勝手な想像では、皆静かに淡々と練習をしている感じですが、結構雑談とかも多かったりしますか?
>>ライトシアンさん
会に関するご説明、すごく参考になりました。お話を聞けば聞くほど、実際にやってみたくなります。横に伸びていく感覚や、両手に伝わる力の感じなど、興味がつきません。
小説頑張ります。出版社に投稿するつもりで書きますので、また何かの形でご報告させてもらえればと考えてます。ありがとうございました。
>>左進右退さん
お返事ありがとうございます。
午前9時から12時までの練習ということですが、これは休日とかではなくて学校がある日でもこの時間帯で練習されてるんですか?
それにしても100本というのはすごいですね!腕がパンパンになりそうですね(汗
現役の高校生の方が読んでも楽しめるような小説にしたいと思います。ありがとうございました。
>>通りすがりさん
お返事ありがとうございます。
40射くらい練習をしている設定で書いてみようと思いました。引退の時期は、予選が6月で勝ち進めば10月くらいまで伸びるんですね。高校生だったころ柔道部だったんですが、だいぶ昔すぎてすっかり忘れてました(苦笑 もうちょっと具体的なスケジュールを調べてみたいと思います。本当に参考になりました。ありがとうございます!

お返事くださった皆様本当に助かりました。また何か疑問になることがありましたら質問させてもらいたいと思います。貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。

8:黒由美氏さん
KDDI-SN3J UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.350 (GUI) MMP/2.0
小説よんでみたいです!!

9:目標・全国制覇さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.6; .NET CLR 1.1.4322)
私の中学校は、

朝練→AM5:30〜

放課後→PM4:00〜6:00過ぎ

土・日・祝日→AM5:30〜11:30頃

しています。


→本スレッドへ返信投稿
返信タイトル:
Re:小説の題材で弓道を扱いたいのですが
名前:
[ヘルプ] ※必須※
メール:
[ヘルプ]
URL:
的顔:
[ヘルプ]




















内容:
[ヘルプ]
投稿コード:
[ヘルプ] ※必須※
画像の数字を半角数字で書き写して下さい。
メール、URLは記載されると公開されます

ホーム > 弓道座談会 > 雑談・その他 > 小説の題材で弓道を扱いたいのですが (投稿9件)[1〜9]

(c)デビール田中 : 問い合わせ