審査の内外格差 (投稿45件)[1〜45]



1:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
http://www.youtube.com/watch?v=oI1YCMTyY3U

五段昇格だそうで…。
範士の方々もなかなかの審美眼をお持ちです。

NAKATSUKA Sensei, Hanshi 8e dan
KAWAMURA Sensei, Hanshi 8e dan
ISHIKAWA Sensei, Hanshi 8e dan
SATAKE, Mariko, Hanshi 8th Dan

国内の地域間格差よりすべきことがあると思います。

2:弦禰さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)
他人のことは別にいいじゃないですか。
加えて範士八段の審査員のご批判ですか!?
しかも国内審査での合格じゃない訳だしね。
(当然ながら、国内と全く同じ審査基準と言う訳ではないはずでしょう。)

武道やスポーツは自己研鑽であって、自分自身と戦いながら進歩向上を目指すものであるはずしょう。

3:星凱さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja-JP) AppleWebKit/531.21.8 (KHTML, like Gecko) Version/4.0.4 Safari/531.21.10
外国人が弓道を続けていくことがどれだけ大変なことかを考えると五段昇格はむしろ適正ではないでしょうか?
体配等は日本の文化を大切にしていることが映像からでも伺えますし、射も自分の出来ることを全て出し切ろう、という気持ちがみえる素晴らしい射ではないでしょうか?
第一、弓道を続けていくことが難しい環境で、日本と同じような審査基準にしてしまっては、折角弓道が世界に広がりつつあるのを止めてしまいます。
彼らは与えられた環境の中で精一杯「正射必中」を目指しているのではないでしょうか?
私は折角弓道に出会って、審査も受けよう! と思ってくれただけで、弓道をやっている者としては嬉しい限りですが。。。

4:デビ ◆5h7.ceJYさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.2) Gecko/20100316 Firefox/3.6.2
良いっすねぇ、素晴らしい動画が見れました。
日本に住まずしてここまで海外で出来るのは本当にすごい。

今、審査がゆるいかもしれませんが、それはおいおい日本と同じく厳しくなるかもしれません。日本でも弓道と呼ばれ始め審査が始まった頃はこんな感じだったんじゃないでしょうか?

日本人の審査すら、公開されるのは嫌がる人が多いでしょう。そんな審査の一部始終をWEBに公開され世界に弓道をアピール出来る良い例なのではないでしょうか。

そういえば、4月24日、25日は第1回の世界弓道大会ですね。どこの国がとか誰が出るのか不明ですが、楽しみです。(動画とか公開されると良いのですが)

5:名も無き者さん
DoCoMo/2.0 N901iS(c100;TB;W24H12)
恵まれない環境にありながら、自国には無い武道を学び精進する努力を、応援する気持ちこそが大切ではないでしょうか…

6:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
創立初期の甘い審査はわかりますが、ヨーロッパ弓道連盟ができて、もう三十年近く経ちます。
恵まれない?練習環境が整わなくても工夫はできるはず。
情けをかけることで結局、外国人を一段低く見ている気持ちが根底にあるのでは?
クラシックを上手く演奏できない外国人に対し、ドイツ人が情けをかけてドイツ国内の賞を与えますか?
フランス料理の基本がわからない人に対してフランス人は「頑張れ。」とは言っても評価基準を変えますか?
外国人の真摯な努力を重く見るなら、ここまで甘いのは返って失礼だと私は思いますが。
また、国内で頑張っている人(日本人・外国人を問わず)にも失礼だと思います。

7:デビ ◆5h7.ceJYさん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.2) Gecko/20100316 Firefox/3.6.2
>>6
昇段審査は、料理や音楽のコンテストとは違います。そういったものと比較するのであれば、弓道の大会とを比較すべきでしょう。

昇段審査は2つの側面があります。
1.受験者の実力の評価
2.指導者の認定

ぶっちゃけ指導者不足の海外で指導者を増やすためには昇段させないとダメなのです。(特に弓道連盟公認の指導者を作らないと弓道連盟として都合が悪い)

このことにより審査が若干甘くなるというのも仕方がなく、これが一概に悪いこととも思えません、海外に普及するのであればこれも"一時的"には仕方が無いことでしょう。
将来的に、指導者が十分に行き渡る頃には現在の日本の様に「実力の評価」という特性が強くなり、全体レベルの底上げが始まるのではないでしょうか。

もちろん、これらの考えは私個人の審査への考えであり、弓道連盟の趣旨からは大きく外れているかもしれません。

わざわざ遠くで頑張っている人のあげ足をとる様な指摘ではなく、どうすればさらに良くなるのか、弓道が広げられるのかなどの建設的な議論が望ましいです。
(動画情報はありがたいです。動画も色々整理しようかしら)

8:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
海外の称号者の人数をご存知ですか?
弓道の普及にはやはり段位の高い弓士が指導者という立場で広めていかなければなりません。
国内とは比較にならない指導者不足を補う為には、意欲のある弓士の昇段を促す必要があります。
また、全弓連とは違う国外の連盟の主管で行われる審査ですので、たとえ審査員が全弓連の範士だとしても、おのずと基準が違ってくるでしょう。
教員特別審査も基準が甘いと言われることがあります。しかしながら、顧問として各学校では指導者とならなければならないという背景があります。
これらの人達は、きちんと自分たちの立場と使命を理解していると思います。

ところで動画の受審者は、体配も射術も十分五段の要素を兼ね備えていると思いませんか?
生まれてから弓を覚えるまで、和服の着用はおろか、正座すらしたことのない人達だと思います。体配でも最低限守らなければならないことは見る限り出来ているようですし、錬士の審査の頃には更に熟練した射が拝見できそうです。

ちなみに、昨年ドイツ弓道連盟所属の方が、当地連主管の連合審査(五段)を受審されたのですが、残念ながら不合格となりました。県内審査でも外国人の方を見ますが、国内審査では外国人に甘いと言うことは無さそうです。

>4:デビさん
団体競技は一カ国1チーム参加ですので、連盟の存在する17カ国から17チーム参加するのだと思います。
全弓連からは教士七段の方が3名参加です。
個人戦は海外在住の会員と言うことなので、人数的にはあまり多くなさそうですね。

9:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
>7
クラシック音楽は中央ヨーロッパ(ドイツ・オーストリア・ハンガリー)の文化の結晶です。フランス料理もまた然り。スペインの闘牛もそうでしょう。
もし弓道を含む武道が日本文化の一翼を担うものであると考えるならば、昇段審査とこれらのコンクールとは目に見えない質をも評価されるという点で同じです。違いは絶対評価か相対評価か、また世界に広まっているかいないかという違いしかありません。

「若干甘くなる」のであれば理解しますが、この動画を見る限り若干だとは思えません。
日本の高校生がこの射で三段を合格すると思いますか?一般でも四段は無理でしょう。

加えて、"一時的"がもう三十年続いています。このような実力が伴わない高段位の
「指導者が十分に行き渡る頃には」弓道がkyudo に変質してしまうとは考えられませんか。

10:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
続きです。

>8
「違う国外の連盟の主管で行われる審査」で受かって喜んでいる外国人に対し、「あなたの五段は日本の一般の五段とは違う。」と言えますか? また、もしにおちさんがそのように言われたら、どう感じますか?
外国人は日本とほぼ同じ基準で審査された五段に合格したから喜んでいるのだと思いますが…。

外国人に対し、体配の審査基準については多少の配慮があっても良いでしょうが、射技の審査基準が国内外で著しく解離していることは健全だとは思えません。
巡り巡ってこのような安易な段位授与が弓道の本質を外国人に誤解させ、弓道をkyudoへ変質させる遠因になるのではと危惧しています。

私は遠くで頑張っている人のあげ足をとっているつもりはありません。海外で指導者を増やす為或は弓道人口を増やす為にこのような近視眼的なことを30年続けている日弓連の見識を問うています。現状を続けることは、結局、弓道の真の国際化に資さないのではないでしょうか?

今、審査基準の地域間格差を是正する気運があるらしいので、この機に海外の審査基準も再考するべきではないでしょうか?

11:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
基準が甘いと言われる教員特別審査で高段位を得た教員をみてみれば、「きちんと自分たちの立場と使命を理解している」とは言い難いでしょう。

・勝つ為には何でもして良いと考える(極端な速攻など)
・自分で弓を引かないで、教える
(忙しい? 一般だって忙しいです。)
・自分の体で射法を研究しないで、聞きかじったことを生徒に実践させる
(生徒は実験体ですか?短期間での上達の為に正面打起にも関わらず、技術要素は印西派とか。どちらの流れにも失礼だと思います。)

このような方々が率いる学校が全国大会でも散見します。もしこのような指導者が一般の道場にいたならば、そこで習いたいと思う人はいるでしょうか?
勿論、立派な学校もありますが、一部とはいえ、そのような顧問が全国大会度々登場するわけです。そして、それを信奉する別の顧問もいます。
海外で審査を甘くした結果の未来図がここにあると思います。
私は教員特別審査は廃止すべきだと思っています。

12:Qちゃんさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB720; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; MDDC; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; YJSG3)
>>弓友さん
何にでもかみつく癖があるようですね。

教員特別審査の審査基準が甘いという噂は確かに聞きます。しかし、実際に受けたり見たりすれば、その噂が噂に過ぎず、一般の審査と基本的には何も変わらないということがわかるはずです。決められた審査基準で厳正に行われています。身内でこそこそとやっているようなイメージで捉えられたら当事者としては本当に迷惑なことです。

確かに?な指導をする教員はたくさんいますが、これがすべて甘い審査で昇段したと思っていたら大間違いでしょう。逆に審査に全く背を向けた指導者もいることをご存じですか。言いがかりはやめてください。

13:弦禰さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)
このサイトに集う大方の人の意見は、当該の画像や現状について、好意的なものが多数ように見受けられます。

従って、ここでご意見を述べて世論を引き込もうとお考えになるよりも、もっと効率のよい方法をお考えになった方が宜しいかと思います。
(此処でご高説を述べられてもあまり意味がないし、それに何よりも常連の方々が不快な気持ちに成るように思われます。)

1)こちらに直接ご意見やご要望を述べられること。
mailto@kyudo.jp

2)教士以上の称号を得られて、その上で地連や日弓連に発言を為さったり、現状のご不満点のご改革に着手為さること。

以上です。
頑張ってください、期待致しております。

14:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) ; MEGAUPLOAD 2.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
審査申込書には、弓歴以外に受講歴、役員歴の記載欄があります。審査当日の射術・射礼・学科はもちろんですが、こういった普段の稽古の姿勢や地域での活動の履歴、加えて称号では面接があり、見識や人物まで採点の要素になります。
教員の世界でも教職員研修会など、研鑽の場を設けています。

条件としては大学生でも錬士中央審査の受審は可能ですが、自分の知る範囲で大学生の最高位は五段まで、錬士の存在を知りません。
これが何を意味しているか分かりますか?

弓道の段位は技術に対してだけに与えられているわけではありません。確かに全弓連の基準はありますが、多角的に評価されています。

あの動画を見ただけで、当該の受審者が五段の資格を有するに値するか、自分では判断できません。その方の背景までもが審査対象ですので、その時の審査員の先生方が、総合的に判断して五段の域に達していると判断されたのでしょう。

他人の段位をどう思おうが勝手ですが、公の場所で意見するなどと言うのは、まったくもって僭越というものであり、ご自身の弓道に対する姿勢を疑わざるを得ません。

なお、全弓連の審査における地域間格差解消については、無指定や学生の扱いなど、低段の基準についてのみと思われます。五段などの連合、それ以上の中央審査については格差は無いと思います。

15:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; GTB6.4; YTB730; SLCC2; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; Media Center PC 6.0)
別に段位なんか関係なく 上手い人は上手いわけだし・・・
段位もらったから 上手くなる訳でもなし、何の権力がもらえる訳でもなし・・

弓道連盟自体、そんなに歴史の長いものでもないですからねぇ・・・

矢数かけません? 時間がもったいない。

16:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
私には外国人の弓友がいます。
日本で段を取得後、彼は今は母国で弓を続けていますが、その彼から先日、
「海外での審査は甘いようだ。これで、稽古を重ねて心技体を磨くという
日本人の伝統や精神が守れるのか?」
と訊かれました。
彼には以前「段位や的中という数値ではなく、射を看てその人の技量を
判断できるようになった方がいいよ。」と言った事があります。

自分自身は海外審査など受けたことも無いので、ウェブ上で調べました。
この掲示板に項目を立てたのは、回答を寄せる人は研究熱心な方が多く、
経験や知識とともに海外での弓道にも考えを巡らせているもしれないと思ったからです。
動画へのリンクは「背景を考えれば若干甘くても可」の若干の幅について意見を
聞きたかったからですが…

多数の方は「範士の判断で若干の範囲に入っているのだから問題なし。」
という考えで、私は許容範囲が狭いことがわかりました。
ここでの議論を弓友に伝え、後は一個人として自分の矢数を伸ばすことに専念します。
何と言いますか…kurichaさん、気の利いたコメント感謝いたします。

絶望先生なら何とと言うでしょうねぇ…コメントを頂きたいです。

17:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
なんと言うか、こう発言すると今までと矛盾するところもあるのかも知れませんが、段位の価値と言うものをどのように捉えるかで考え方が違ってくるのではないかと思います。
実際問題、参段以上は最低条件として的中が必要なのですが、選考の基準として弓歴や年齢などが反映されてくると思います。
五段の審査で足元がおぼつかない高齢の方がえいやっ放った矢が中り合格という場面も何度か見ました。反面現役大学生が感心するような射をして束っても不合格という事もあり。。。

まあ、結論から言えば段位と言うものは他人のことをどうこう思わなければ良いのだと思います。自分が昇段したければすれば良い。ただし、自分は現有の段位に恥じない射を常に心がける。
全弓連の段位は諸流のように、免許を頂くというのとは違うと思います。人数も多いですし、残念ながらその時の審査員の判断と言うものに左右されることもあります。公平を心がけていても、判断するのは人間ですので。

しかしながら、高位の方々は射技・体配・知識・人物とも優れた方が大勢おられます。目標をそういった高いところに持てば、また段位に対する考え方も違ってくるのではないのかな?と思います。

18:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB0.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
「いつも自分にある程度の厳しさを持った弓引き」でありたいものですね。
これは意外と、弓道以外のことから学び取るかたも少なくないと思いますよ。

それをまた弓にも生かせたらいいですね〜

19:りょうさん
KDDI-KC3I UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0
スレ主がやっていることは、審査に落ちた高校生が、何で自分は落ちてあいつが受かったんだ!と愚痴っているのと同じ事のような気がしなくもない。

例えばこれが、頑張ったけど惜しくも受からなかった人の動画だったら、スレ主の言う事も素直に共感出来たのにな。

20:りょうさん
KDDI-KC3I UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0
19の二段目は意味が通じないので取り消します。

でも一段目の感想はそのまま。

21:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
私の1の書き込み方がぶっきらぼうだったのかもしれませんが…

私自身は称号や段位にあまり興味がありません。
教えたがりの他所の道場の方から頭ごなしに指導されない程度の
段位を取れば、十分だと考えてます。称号は不要です。

一般の道場で引いている社会人ですので、におちさんが言う「さじ加減」も
見ていますし、他人の射を批評するものではないという原則も知っていますが、
今回は確信犯で破りました。16で書いた理由に加えて、自分の中では
あまり動画本人を貶める意図はなかったからです。(傍から見るとそう見えたのでしょうが)

 「他人を気にするな」という段位に対する考え方はどこでも言われていることで、
私も先の外国人の弓友からの質問に対する回答の中で言いました。
ただ、外国人の弓友からの質問には続きがあり、
「4月の国際弓道大会での審査もまた甘いのか?ずっとそうだと、
外国人は『あ、こんな簡単に段がもらえるのか』と考え、海外在住の日本人の
弓引きが稽古で厳しいことを言っても無駄になると思う。」とありました。

22:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>21:弓友さん
お気持ちは判ります。
ただ、弓道というのは、同じ事を皆やってはいますが、それぞれのスタンスというのは様々です。真に弓の道を志して、常に自分を律して精進される方、和気藹々で勝ち負けよりも仲間と楽しく弓を引く方、弓の練習よりもそこでのおしゃべりに熱心な方、段位にこだわる方、こだわらない方・・・

審査にはいろんなスタンスの方が来ます。楽しみで何十年と引いてきた方にも 、ある程度の年齢、ある程度の射形、ある程度の的中があれば、昇段させてあげたいという審査員の気持ちがあるときもあるでしょう。
そこが審査と免許の違いなのだと思います。

ただ、それもせいぜい錬士六段くらいまででは無いかと思います。
少なくとも、教士七段以上は相応の実力が無ければ絶対に認許されません。ただし推薦を除いてはですが。
ですので、四・五段あたりの審査結果に嘆いているのではなく、ご自身が教士七段以上のレベルを目指せば、また見方が違ってくるのではないかと思います。

ちなみに教えたがりの人から指導されない程度というのはどのくらいをお考えかわかりませんが、五段や錬士くらいだと教士の教えたがりの先生からは構われますよ。

弓のスタンスとして、選手権に出られる段位だけ取っておいて、あとは射技で勝負するのも結構だと思いますが、どうせ志した世界ですから、射技ももちろんですが、範士十段を目指してみるのも一つの道だと思います。そこには「さじ加減」は存在しませんから。

なお、4月の外国人審査は特別審査ですので、海外審査と同じ感じかも知れませんね。
ただ、思うのは、五段なら五段の、錬士なら錬士の立場になった時に初めて判ることがあります。
そのご友人ももし甘いと判断されるような審査で昇段して行き、指導者と呼ばれる立場に立ったときに、感じることがあると思いますよ。
国内だって、甘かったり「さじ加減」で審査に合格しても、次の段位やどこかで必ず苦労します。国外審査でも同じだと思います。

23:弦禰さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)
>弓友さま
確かに、スタート時には「問題提起」と言うよりも「批判」と言う側面が勝ち過ぎていたように感じられましたよね。

>あ、こんな簡単に段がもらえるのか』と考え、海外在住の日本人の弓引きが稽古で厳しいことを言っても無駄になると思う。
確かにそう言った危惧もあるのかも知れませんが、それは各所属団体や道場の指導や育成に依る問題ではないかなと思うのです。

だから、その知人の方も第三者的な批判を為さるのではなく、一弓道家としてご自身の(日本での)知識なり経験を活かして、現状を(道場内で)補助補強することを考えては如何かなと思うのです。

結局の処、自分は国内で審査で苦労したのに、他のみんなは海外審査で楽しやがって!?……なんて受け取られ兼ねない事例になりそうに思えませんか?


同様の事例は、同じような基準下に置かれている、国内の道場や会員にも当てはまることだろうし、当然ながら指導が正しく行われたとしても、道から外れる人が少なからず存在するのも仕方が無いことでしょうから。

りょうさまがご指摘のように、学生さんが審査や試合結果についての不満や文句を言っているのを、このサイトでもよく目にしますよね。(勿論社会人にもいらっしゃいますが。)
もうそれは個人の問題として、仕方が無いことと諦めねばならないのかも知れません。
多くの場合、議論は平行線のままのことが多い気がしますしね。

24:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
皆さんのおっしゃることはよくわかるのですが、終始、一個人が段位に
対してどう考えるかという点を述べているように思います。

ただ、それらは一般の道場に在籍していれば学べることです。
私がわざわざ掲示板にスレを立てたのは、日弓連という大組織が
外国人に対して行う審査はこれでいいのかという点で自分の中に
疑問が沸いたからです。

 また、辛口批評になるかもしれませんが、1で審査員の名前を挙げたのは
責任者を明示したかったからです。海外講習會・審査に行く範士の方々は
勿論立派であることは間違いありません。師と弟子という間柄で
それぞれの地域で多数の後進を育てておられるでしょうし、その延長上での範士として
全国を飛び回って指導していらっしゃるわけです。

しかし、それは言ってみれば、顔がわかる範囲の人(日本人)を技量と人格で
引っ張る中隊長・大隊長であり、大組織には参謀本部のような相手(外国人)
の情報分析し、見通しや戦略を立てる役割を担う人達も必要だと思います。
その上で、日本と同様の段位制でいいのか「さじ加減」をどこまでに
するのかを決めるべきなのではと思います。

 皆様は「範士のご判断があるのだから」とおっしゃいますが、技量と人格に
優れていることと物事を見通す能力はまた別でしょう。範士兼連盟理事の方が
両方を有することが最善ですが、ここ数年の国際弓道連盟の動きを見ていると
そうは思えません。

どれくらい外国人の考え方をわかっているのだろうか?
単に日本でやっていることの延長でなんとかなると思っているのだろうか?

という疑問が生じます。

25:四角錐さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; en-US) AppleWebKit/532.5 (KHTML, like Gecko) Chrome/4.1.249.1045 Safari/532.5
審査基準のブレ・およびさじ加減に関して、弓道連盟や範士がどう考え、どのように実施しているのか、実際聞いてみればいかがでしょうか?

少なくとも、連盟にとってその外国人の弓友の方の疑問・質問は有益なものであると思います。
また、「そういう質問をすると明らかに不利益を被る」という事も無いと思いますよ。(少なくとも私はそういった不利益を被ったことはありません。)

ここでいくら、審査に関する疑問を提示したところで、正解は出ないと思います。
私は、掲示板で「弓道連盟としての公式見解」が出てくるとは到底思えないのですが。

一個人の見解しか出てこないのは、一個人が運営している非公式の掲示板だから、しょうがないのではないでしょうか?

あ、ちなみに私の個人見解としては、
・誰がどんな射で何段取ったって大して気にならない。束って落ちたら自分が未熟なだけ。
・射と体配が段位に伴わないと、恥ずかしい思いをするのは本人と段位をあげた先生。
というところでしょうか。

でも、段位認許する先生も、認許しなければ「なんで!」と言われ、認許したら「なんであいつが!」と言われ、本当に大変な役割だと思います。
そういった批評・批判の矢面に立つ覚悟が、範士クラスには必要なのかも知れませんね。(最後は余談、というか私の感想です。申し訳ない。)

26:kabukouさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; Trident/4.0)
弓友さん のお気持ちは良く解ります。
海外で和弓をたしなむ方々は、日本人以上に弓道に対して真面目であるように思います。
連盟の思惑がどうであるにせよ外国人弓道家の皆さんは、
自分達が甘い審査基準を課されている事を知れば、良い気はしないでしょうね。(真面目であるが故に)
弓友さんも同じく弓道に対して非常に真面目であり、統括団体たる連盟及びその段位認定に期待を持っておられるのだと思います。

しかし私が皆さんのやりとりを読ませて頂いて理解したのは、
多くの方が「低段位(称号者未満?)に於いてはその高低を論じない」スタンスであるという事です。
私にとっては六段なんて目が飛び出るような高段位ですが(笑)

ですから、五段なぞその程度のもの、と思う必要もあるのではないでしょうか?

27:元学生さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
海外の弓友の意見は、真剣に弓道を思う気持ちから出たものと思いますが、一方で、これが即外国人全体の意見と断定するものではないのも事実です。

昇段審査ができたもともとの発想が、技術向上の意欲を沸かせるものとして考えられたものです。30年続けていまの海外審査の基準ができた以上、急に日本と同じ基準にすれば、たちまち昇段者はいなくなり本来の目的である技術向上の意欲をそぐことになりかねません。

私が思うのは、5段が絶対的評価でなくその人の弓道人生における単なる通過点(目標)であり、他人と比較してもあまり意味のないものです。

たとえば、5段の審査に合格したばかりなら確かに5段の実力でしょうが、練習をしなくなっても実力5段で有り続けるでしょうか。所詮、ただの肩書きに過ぎず、弓道の理念を追求しつづけなければ、段位のもつ意味を失うだけです。

ただ、安易に段位を与えることで
>海外在住の日本人の弓引きが稽古で厳しいことを言っても無駄になると思う。」
のような良くない方向に向かうかもしれません。しかし、これは、海外在住の日本人の指導の問題とも取れます。最後は人同士のコミュニケーションですから、段位だけでなく見る人に感動を与える射や共感をよぶ稽古姿勢を見せるなど、厳しく言うだけが指導でない事が大事かと思います。

28:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>24:弓友さん
>終始、一個人が段位に
対してどう考えるかという点を述べているように思います。
仕方ないでしょう。ここで全弓連の役員が発言するわけにもいかないし、仮に全弓連あるいは地連の審査に携わっている人がいても、具体的なことまでは書けません。

審査と言うものは非常にシークレットな部分があり、判定会議で使用された資料、審査員の点付けに使われた受審者名簿などは、取り扱いは厳重です。一切表に出ません。
又、「さじ加減」はプラスの場合もありますが、マイナスの「さじ加減」というものも存在します。中央審査では、射技・体配共に文句無く、的中があっても不合格となることがあります。マイナスの「さじ加減」が働く時ですね。
中央審査の審査員をされる範士の先生のお話を良くお聞きするのですが、審査員を何十年とされてきている高位の先生方の、受審者の見方というものは、我々が思っている以上に細かいところまで瞬時に見抜いています。範士が審査員をする連合以上の審査においては、かなり公平性が高いでしょう。一方地方審査は多少ばらつきがあるかも知れません。
前述の通り、国内における外国人の受審者に対する対応は、日本人と全く同じです。

ただ、国外審査については、非常に難しい問題をはらんでいると思います。ご存知の方はお分かりになると思いますが。
そういった中で、1で書かれた範士先生方のお名前ですが、責任を明示とおっしゃいますが全弓連からの派遣であり、あくまでも国外のことについては国際弓連の問題でしょうね。全弓連は多分国際弓連をコントロール出来ません。それが今回の世界大会にも如実にあわられていると思います。

29:弦禰さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)
いや、一弓道人個人の意見は必要無いって仰ってるのだから、今更重ねてご意見を述べるのもどうなの?…と思うのですが。
また、書き込みがある毎に微妙に論点が変わって行ってるし…。

そもそも、こう言った掲示板って、匿名で一個人の意見や考え方を書き込むものだと割り切らねばね。
(譬え俺は範士八段だぞ!って人の書き込みがあったとしても、その真偽の程は解らない訳だし。)


公式なご意見を賜ったり、議論をなさろうとするならば…
・日弓連や世弓連などに宛てて、個人を明記した上で、メールか手紙か電話で問い合せる。
・所属の地連会長クラスの先生にお会いして尋ねたりお話をする。
……ことではないでしょうかね。

最後に、一個人だけの断片的な固定された方向からだけの動画のみで合格の適否を考えたり述べたりしようとすること自体が、そもそもどうなの!?と思われませんか。

30:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
どうもまた、誤解を生む書き方をしたみたいで…

ここは掲示板ですので、皆様の一個人としての意見を伺いたくてスレを立てました。
ここでいくら議論しても日弓連の公式見解が出てこないことも承知しています。

 24の書き込みで「一個人」と書いたのは、会社に例えて言うと、23までの書き込みが
一社員として昇進に対する心構えを説いているように感じたからです。
「いいか、お前、他人を妬んじゃいかん。昇進はのど自慢の合格のような時も有るが、
会社の上層部もそれなりにじっくり見て決めているんだぞ。そりゃバランスってものも
あるが、昇進は早けりゃいいってもんじゃない。」等等

 私が意見をお訊きしたかったのは「先輩、うちの会社は今の昇進システムについて
どう考えているんですか?海外進出を始めましたけど、日本の昇進体系と同じで
いいんですか?海外は仕事に対する考え方も違うし、慣習も違いますよ。
もっと言えば、うちの海外進出大丈夫なんですか?下っ端の平社員が
心配することではないかもしれませんが、何か戦略とかビジョンが上からまるっきり
伝わってこないんですけど…。実は、現地採用で日本に研修に来ていた友人から
いろいろ言われまして。」という視点からの話です。元学生さんの二段目の書き込みの
ような話を期待していました。

 たとえ話を続けさせてもらえるならば、この掲示板は社員御用達の居酒屋で
(デビさん、すいません)、「自分とは別の支店の人も沢山寄ってるし、何か知ってるかな?
考えるところがあるかな?ひょっとしたら海外勤務から帰ってきた人や現地採用の
研修受け入れ先になっている支店の人からも体験談が聞けるかな?ひょっとしたら
奥の座敷で部長あたりが耳を澄まして聞いていないかな?」と
私は思っているからです。

 話題が膨らまないよう海外審査の話だけで留まれば良かったのですが、結局
海外審査の話を持ち出した経緯を書いてしまうと、長くなり、私の問題意識の
全部を書いてしまいました。弦禰さん、私の論点は微妙に変わって冗長ですいません。

31:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
またまた誤解を生じそうな表現がありました。

「一社員として昇進に対する心構え」→
「私が一社員として昇進に対してどのような心構えを持つべきか」

に訂正します。度々すいませんでした。

32:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) ; MEGAUPLOAD 2.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
なんだか相当話が矛盾してきていますよ?
そもそも段位に対して興味が無いなら、国内外に関わらず、審査に関心を示す必要も無いのでは?
国内でも弓友さんのように段位に無関心の人がいるのと同様で国外でも同じだと思います。
そもそも弓の実力は段位や称号だけで測るものではありませんし。

ところでそもそも全弓連の海外進出は何を目的に始められたかご存知でしょうか?
自分が思うに、今はその当初の目的は失われてきていると思います。故にそうした中での、海外での普及活動の明確な方針と言うものが、一般会員には伝わらないのだと思います。(そもそも方針自体が無いのかも)
ですので海外会員の中では審査の位置づけと言うものが国内とは違っているのではないかと思います。また、国家単位の連盟でも違うかも知れません。
そういった中で、現時点ではこと審査に関して国内基準で論じようとすること自体に無理があると思います。

そんな状態ですので全弓連・世界弓連の海外事業について、一般会員が論じても実のある議論にはなり得ないと思います。

33:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
矛盾しているように見えますか…
外国人の弓友に訊かれ「俺、段位に興味ないから知らない。」と返答するのも
つれないかなと思い、ネットで少し調べて考えたんですが。自分自身の段位に対する
関心と、審査基準を含めた海外審査の有り様についての考えとは自分の中では
切り離されています。

>全弓連の海外進出は何を目的に始められたかご存知でしょうか?

すいません、全く知らないので、教えていただけないでしょうか。

34:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) ; MEGAUPLOAD 2.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
それにしては、スレ立ての>1 は問題提起としては乱暴だと思いますよ。
実際、具体例は事例として挙げた動画のみで、国外審査と国内審査の同位のレベルを比較したデータがあるわけでは無いですよね?一部だけを見て、また国外の弓友の言葉だけで、単に国外審査が甘いという判断は拙速ではありませんか?
例えば、国内においても教員特別・学生特別と連合五段に明確な差があると思いますか?特別審査は甘いという話も聞くことはありますが、具体的に比較したデータがある訳でもなく、説得性がありません。
自分の知人などを見る限りでは、教員・学生・一般五段には実力の差があるようには思えません。むしろ学生五段から卒業後一発錬士拝受という方がいる程実力のある方もおられます。
自分も含め、皆さん具体的な国外審査の実情を知っている訳ではなく、推測で意見しているだけですので、そもそもここで結論を求めるのは無理と言うものです。

さて、全弓連の国外事業についてですが、かつてそもそもの目標は弓道のオリンピック正式種目化というものがありました。東京オリンピックでのデモンストレーションや、それ以前のアーチェリーの普及活動が初期の活動として挙げられます。平行して海外への和弓の普及活動が活発化しました。
しかし、力を入れたアーチェリーのほうが正式種目として認められ、アーチェリー連盟は全弓連と袂を分かち、全弓連単独で和弓を正式種目化することが困難となりました。現在は積極的に推進しているという話は聞きませんので、構想はあるかも知れませんが、活動自体は休止しているものと思います。
そこで、当初はオリンピックという目標のもとに進められた国外事業ですが、かつて程の明確な目標も無く行われているのが実情だと思います。国際弓連が立ち上がりましたが、具体的な活動が見えてこないという事も、これらを表していると思います。

国外においてはこのような状態ですので、30年たって云々というご意見がありましたが、明確な方向性というものが無い以上、審査においても競技においても具体的な計画というものを見出せないでいるのだと思います。

まあ、これらはあくまでも推測なのですが、実際のところはこんなものだと思います。

ですので、ここで具体的に国外審査について問うてみても何ら発展性のある議論にはならないと思います。

その海外のご友人には、審査はあくまでも自分の中での基準であり、他人と比較するものでは無い。段位に恥じない射を心がけ精進しましょう。というようなことがせめてものアドバイスになるかと思います。

35:天龍さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
私が思うにですが、国際弓連には明確な設立目的はあったと思います。それは、設置すること自体が目的だったということです。
イギリスのMr.何々とかアメリカのMr.何々が先に国際組織を創ってしまい、自ら段位を出し始めた後では日弓連がいくら騒いでも元に戻らないでしょう。
形だけでも国際連盟を日弓連が持ったことで、各国の連盟は下部組織の体裁となり、最低限の秩序は守られたとホッとしているところだと思います。
従って、全世界の弓道段位、称号は日弓連に一元化されていることが第一義で、難易度のばらつきは今後の課題ということで、私は良いと思います。

36:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
国際弓連の設立に関しては、裏話も色々聞いていますが、ここでお話することは憚られる事もあると思いますので、この辺にしておいた方が無難だと思います。

おっしゃる通り、弓道界のイニシアチブは全弓連が握るべきであり、段位称号の基準も同様と思います。全弓連と国際弓連との距離感や役割については今後上の先生方が道筋を付けていただけることでしょう。

37:弦禰さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322)
>におちさま
そんな勿体付けて野次馬根性を擽る言い方を今更しなくても、最早スルーで好いと思いますよ。

38:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
 オリンピック採用を目的とした海外普及や国際弓道連盟設立の経緯について
説明して下さり、大変ありがとうございました。当初の目的が失われていても、
設立経緯が外圧への対処であっても、海外で弓を引いている外国人がいることは
事実です。外国人に和弓をきちんと学んでもらう為には海外でどうすれば良いかという
戦略や見通しは今でも必要だと私は思います。

 私を含め日本の弓引きの多くは海外の状況を知りませんが、
外国人が弓を学ぼうとする姿を見れば応援したくなるのが人情だと思います。
ちょっとネットで探せば、20年くらい前に鴨川名誉会長や故小沼英治範士が
海外の吹きっさらしの手作り道場で指導した時の記念写真も出てきます。
背景はどうあれ、指導している瞬間は外国人も日本人も真剣だったでしょう。

 ただ、外国人を応援したいという気持ちと同時に「やるのであればきちんと
やってもらいたい」と私は思いますし、「弓道は宗教ではないから、別に
世界に広める必要も無い」とも考えます。ですから、3段程度で自分の
クラブを持ち指導者となる外国人弓引きの考え方には首をかしげます。
そして、それを昇段という権威付与で解決しようとする審査もいかがなものか
と思っています。そのクラブの皆で一緒に上を目指すのでは駄目なのかと思ってしまいます。

 外国人の弓友には「ちょっと弓で射てみたいのなら、スポーツである
洋弓をやればいい。伝統を重んじるなら、君の国の伝統弓術をやればいい。
日本の弓道を始めるきっかけは何でもいいけど、やるんなら真面目にやって欲しい。
弓道は日本文化の一つだから、真面目かどうかは、君達ではなく私達の目で
判断するよ。君達が『真面目』と思っても、その度合いや方向性が私達
日本人とは違うかもしれないから。」と言ってあります。

せっかく覚悟を決めて真剣に学ぼうとしている外国人の弓引きがいるのですから、
彼らが矛盾を感じることなく弓を学べるような厳正な制度・体制を整えて頂きたいです。
その為に日弓連が見通しや戦略を考える時期に来ているのでは? 
審査もその内の一つではないでしょうか。

39:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6
審査が甘いかどうかの判断についてですが、これは合格最低ラインを議論する必要
があります。その為には合格率や的中率などの数字だけでは勿論駄目で、今ならば
合格者全員の射をビデオに撮り、比較しないといけません。昔ならこんなことは不可能ですし、
今でもこのようなこと行為自体が禁忌ですから、「多数のデータに基づく」ことは大変難しく、
どうしても現場にいた人の感想が主体になってしまうと思います。
その中では、今回の動画は具体的だと思います。

 審査に関して統計調査は大学の研究や内部資料としてはあるのかもしれませんが、
私は残念ながら見たことがありません。唯一、私の手元に有るものは板倉徹夫先生が
出された本です。巻末に昭和33年の錬士・教士・八段審査についての簡単な統計が
記してありますが、受審者全体の的中率などであり、合格者に絞ったものではありません。

40:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
まず、審査にの公平性についてですが、範士が審査員を勤める中央審査の場合はかなり公平性が高いと思います(さじ加減が働かなければ)。
全日本選手権の採点を何度か見せていただいた事がありますが、さすが範士ともなると、そうバラつきがありません。成績上位の選手の採点は各範士それぞれ同じような部分を評価しています。
という事は、範士の先生方は一人の射手に対して、そうばらついた判定をしないと言うことです。
地方審査については多少ばらつきがあると思いますが、中級者以下の段位はある意味通過点ですので、問題とはならないでしょう。
ビデオについては、撮り方の工夫もあるでしょうが、息合いや目遣いなどの細かい部分が汲み取れるか、中央審査の700人800クラスの審査は今でも夜8時くらいまでかかっていますが、時間的にどのように判定していくかということを考えると、かなり課題が多いでしょう。ただ、様々な意味でデータ化して統計を取るということは今後必要だと思います。(現在はありません)
今回の動画については、あくまでも射位での行射上半身のみです。審査は入場から退場までが評価の対象(五段以下は肌脱ぎは除く)になりますので、具体性があるとは思いません。起居進退を含めた全ての動作が多角的に検証できないと公平な評価とは言えません。

国外事業については、当然見直しと新たなる目標設定が必要だと思いますが、先に述べた通り、国際弓連の課題であり、その方向性については未知数です。重ねて我々が議論する状態ではありません。
だた、誤解無き事をお願いしたいのは、現在でも全弓連から派遣される国外事業での研修会や審査会での講師・審査員の先生方は、もちろん真剣そのものであり、国内での事業と同じように、弓道の普及と弓士のレベルアップを期待して活動されています。決して審査においても権威付与で認許している訳では無いと思います。

世界弓連・全弓連の長・中期の目標設定事業計画がきちんとすれば、さらにこういった活動もより充実し、そして新たな事業展開も出来るということです。
その辺は今後の首脳部の先生方のご努力によってくると思います。

41:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.4; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>37:弦禰さん
決して野次馬根性を煽っているのではなく、それだけ複雑な問題をはらんでいるので、ここで我々が議論しても不毛だと言うことを言いたいだけです。

42:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefox/3.6.3
今週は国際弓道大会が東京では開かれているようですが、
先日、ここでの議論を海外の弓友に伝え、彼から意見をもらいました。
ここに載せたいと思います。なお、彼は諸事情で、今回は来日しておりません。

 まず、格差の有無に関して、ここでの議論は平行線のようだと指摘しました。
また、これは日本人(及国際弓道連盟)が弓道というものをどう世界各国の人に
どう認識させるのかという難しい問題だと前置きしています。
その上で、以下のように述べています。

審査基準については、それが明らかになっていなくても、外国人にだって頑張れば
内外の差は判ります。そして、海外審査で得た段位と日本で得たものとは価値が
異なることが認識されてくるでしょう。低段位は通過点だとしても、自分は本当は
どこまでできるのかということを正確に知りたいのは当たり前ではないでしょうか? 
誰でも間違った定規で物を測ろうとはしません。それ故、海外の弓引きも
できれば日本での受審を望むようになると思います。

このままの状態が続けば、海外審査の権威は損なわれ、外国人は「日本人は
弓道の国際化をするつもりがないのだ。」と考えるでしょう。日本人の本音は
「弓道では自分達が最強で、諸外国は相手にならない。だから、弓道を学んで
いる外国人を少し励ます為に審査を甘くしてやろう。」というように見えます。
もしそうではないと言うのなら、どうして審査を内外同じ基準でやらないのですか?

以上です。

43:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefox/3.6.3
続きです。

ま、日本が最強でないことは昨日証明されたわけですが…。
審査や日本からの支援に対する不満がくすぶっているからこそ、35の書き込みの
ように海外弓道家だけで新組織を創り、新基準の段位を発行しようなどという動きが
出てくるのではないのでしょうか?

何の定見もなく判断も下さず、上も下もただズルズルと昔からの流れに乗っている様は
雰囲気で戦争を始め、組織的な戦略も持たずに気がついた時には取り返しがつかなく
なった旧軍のようです。日弓連の偉い方々は戦争が身近だった世代の方ですから、
オリンピックも万博もアポロも知らない私のような世代に戦争から何を学んだかを
身をもって行動で示して欲しいものです。五十年後、流派の方々から弓道をkyudoに
変えた戦犯として批判されるようなことにはなって欲しくありません。

44:弓友さん
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefox/3.6.3
43は彼の意見を受けた私の個人的な意見です。
彼の意見の続きではありません。
誤解を招くような書き方をまたしてしまい、
すいません。

45:元学生さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
内外格差といっても5段の話ですよね。
海外審査には錬士六段までですから教士以上は、日本でしか受けられないわけで、6段まで安易に合格しているなら、教士で非常に苦労するのでないでしょうか。

それほど目くじらを立てるほどの事でしょうか。今の制度を見る限り、教士以上が真の意味で人を教えられる技量、知識、人格を認める資格に位置づけており、それ以下は教士を受けるための受験資格みたいなものかなと思います。もし、その受験資格合格で満足するようなら、その程度の取り組みだったのでないかな。
その意味では、海外審査に権威はないかもしれません。


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