弓の形状について (投稿7件)[1〜7]
- 1:武奘さん (09-06-27 01:57, ID:dklXBtQ [16822])
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- こんにちは。
今日見られる弓の形状は、概ね同様のものであると思います。無論、例外がないとは申しません。
ここまでの話は、恐らくご賛同頂けるものと思っております。何処の製造元(製作者)の弓も、外見的に突出した特徴はそれほど見られないことでしょう。
団体の規約や大会の要綱など、規則的な要因は敢えて除きますが、なぜこのような状況であると思いますか。
出発地点として私が考えることは、道具は進化するものである、ということです。特にスポーツにおいては著しくみられることだと思います。(私は弓道はスポーツではないと考えたいですが、これは論点にしません。反駁もしないで頂けると幸いに思います。)
現在の弓について言えば、反りの位置や各部分の位置などの形状の変化が、それほど見受けられないように思われるのです。勿論、構造や材質などの内面的な変化も然ることながら、特に外面的な特徴の変化が停滞しているのではないか、とも言えます。
つまり、進化していないと思うのです。需要がないと言ってしまえばそこでおしまいですが、ラケットやゴルフクラブなどの進化には目覚ましいものがあるにもかかわらず、それに比べて現在の弓の(論点ではありませんが同様に「矢の」もあるかも知れません)非発展性は如何なものでしょうか。
だらだらと長い文になってしまいましたが、要するに、現在の弓の形状について皆様の私見を是非お聞きしたく思います。
皆様は現状発展が見られない弓についてどう思われますか。お聞かせ下さい。
趣旨・内容が少々分かりにくいもので申し訳ありません。是非お願い致します。
- 2:ワイン弓さん (09-06-27 02:05, ID:F5zRJio [16823])
DoCoMo/2.0 F906i(c100;TB;W24H17)
- なんて言うか、もう既に完成されているものなんじゃないでしょうか??弓は狩猟時代から始まって先人たちの努力により研ぎ澄まされてきたものですから、他のスポーツより実は長く鍛えられてきたものだとおもいます。現在の弓にどう外見的な変化が必要かはちょっと思いつきませんしね。強いていえば材質の変化による性能向上はあるかもしれませんが。
- 3:黒紫 さん (09-06-27 02:30, ID:FCaiTAE [16824])
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.0.04506)
- 形状と言えるかどうかは分かりませんが、現在の人はかつての傾向よりも裏反りの弱い弓等の「壊れにくい弓(性能の劣った弓)」を選ぶ人が多いと聞く以上は、むしろ退化してるのかもしれませんね。
進化や停滞、退化・・堂射によって生まれた弦溝の発生が返って近的での的中退化に繋がったりと、弓も退化してる部分があるのかもしれません。
とりあえず、道具の退化にはユーザーの実力(需要)が必要なので・・近年は裏反りが弱く・下がかつてより長い弓が多いと感じます。
- 4:環 ◆1HBuO8jIさん (09-06-27 06:50, ID:VRnCX/w [16825])
DoCoMo/2.0 P703imyu(c100;TB;W24H12)
- 議論をずらしたら申し訳ありません。
あくまで私見ですが、元々の材質が材質ですから、これ以上の形の進歩は望めないと思います。今の時代よりそうした材料(竹、木)に精通した時代が出した答えともとることができます。
もちろん、現代の素材を使って和弓を一からつくりなおせば、また違った形を出せるとは思いますが…。例えば握りを弓の中心につけたり、コンパウンドボウの様にすることも可能かと。
ただ、伝統的な弓道にはそぐわない気がします。
- 5:武奘さん (09-06-27 11:11, ID:Z0QjERQ [16827])
DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W24H16)
- 書き込みありがとうございます。
退化しているという見解、大変面白いと思います。
私は現在の究極としては、ワンピースボウと呼ばれる弓の形状に行き着くものと考えています。
そこまでの過激な変化が見られないにしても例えば、関板と弦の接触をより低減させる形や、弦輪の結び目で凹み易い部分の硬質化、軽量化による振動軽減、テーパーラミネート加工など思い付きます。
材質的限界を設ける前に、内外竹・ひごなどの内面的構造、関板から弭にかけての外面的構造、これらについて私は考えたいと思います。
補足ですが、この話は観念論的であるとお考え下さい。
- 6:黒紫さん (09-06-27 15:06, ID:TTrPHjc [16829])
DoCoMo/2.0 SH01A(c100;TB;W30H20)
- 追加ですが、「グラスカーボン弓」は進化の部類だと思います。
・壊れにくい
・調整の必要がない
と中々の精度だと思います。
ただ、現状では「堅すぎる」という欠点もありますが…
- 7:かっチャン さん (09-06-27 15:17, ID:XhoYTMY [16830])
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; msn Optimized IE build03;JP; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 1.1.4322; msn Optimized IE build03;JP)
- 弓の形状等を変化させて的中の精度が上がる、又は使い易いということでしょうか。
村を取ったり、籐を外して弓握の高さを変えて、弓の強弱のバランスを図ったり、また弓握の断面の形状を変えたりは、現状でもしていますね。・・・他にも有るでしょうが。
特に、竹弓自体が伝統文化として、その製作者を守ろうとしている傾向が有るようです。
また、弓の形状等が変わるとその機能が変わり、射技自体が変化するだろうと思います。
この射技も各流派が存在するように、伝統文化ですね。
もし、的中という観点で、現行の弓を凌駕する新たな形状の弓が出来れば、新たな射法が伝統の射法を駆逐してしまうでしょうね。
そういった意味で、多少の範囲なら改善するのがいいと思います。
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