引き分けで使う筋肉 (投稿11件)[1〜11]


1:ぱらさん
引き分けのとき力で引いてしまい会のときに疲れて早く離してしまいます。
どこの筋肉で引いてくればよいのでしょうか?

2:弓さん
早気によるりきみではないでしょうか?
まずは会をしっかり5秒持つことをしたらいいのではないかと思います。その次に引き方を学ぶとよいですよ

3:おてんとさん
よく「肘で引け」と言われますし、私も人に教えるときに言いますが、肘には筋肉がありませんから、『二の腕』の筋肉を使って引くようにしています。妻手や押手は軽く暴発しない程度にギンギンにならないよう力を入れ(手の内はしっかり締まらなければならないと思いますが)、大三の位置から会の位置まで手一杯引くようにしています。ご参考までに。

4:顔面皆中さん
こんにちは
私は大三から十センチくらい引いたところで広背筋で引くようにしています
恐ろしいほど安定した矢所になります

5:sudachiさん
引分けはまず背中で引いて大三から十センチくらい引く。

そして、肩を降ろすように引分けて(眼の高さから体を入れながら)胸を開く。

以上、「背中で引いて」「肩を降ろして」「胸を開く」この三つで弓を引けるのではないかと思うときがあります。

引分け動作の過程は単一な力の使い方で行われるのではなくて、その始まり、中程、終わり時で多少力の使い方が違うのではないかと思います。

当然、これは体を中心に考えられることで、これに手先が伴わなくては元の木阿弥ですが...。

6:テル・ア・ライさん
よく疑問に思う事なので質問させていただきたいのです・・・


よく引分けでは「下筋を意識して」や「下筋を使うようにして」という表現が用いられますが下筋を使うというのは実際に上腕三頭筋を使って(肘張りで使う以上に使って)引け・・・という意味なのでしょうか?

7:ゆみんちゅさん
自分も高校のとき言われてましたが、下筋を使うというのは、自分では会のときに二の腕の筋肉の下の方(ワキからヒジにかけて)
を伸ばすイメージですね。

8:テル・ア・ライさん
私も下筋を伸ばすようにと指導頂いておりますが、難しいところは
筋肉は縮む事しかできないのにいかにしてそれを行うか・・・
また、その時どれほどの力を使うべきかもしくは使わないか・・・

この二つが理解出来ていないもので・・・
すみません。

9:環 ◆1HBuO8jIさん
筋は確かに収縮しかしません。てすが、筋収縮には等張性収縮と等尺性収縮があります。
この違いを考えてみると、下筋の張り、と言われる所が理解しやすいんではないかと思います。

10:テル・ア・ライさん
すみません・・・
いろいろ調べてみたのですが、等張性収縮と等尺性収縮の違い、具体的働きなどが全くわからないのです。

ご教授願います。

11:環 ◆1HBuO8jIさん
わかりやすくするために上腕部だけで考えてみます.

大三〜会にかけて,上腕の伸筋は等張性収縮します.なぜなら,このとき筋の長さ自体が変化しているからです.

会を保っている状態では,上腕の伸筋は等尺性収縮をします.なぜなら,筋の長さは変化しないからです.

筋肉が体のある状態を保とうとするとき,等尺性収縮をします.

んで,下筋の張りですが,まず上腕三頭筋は会の状態では,完全収縮していないことを念頭に置いておいてください.(つまり,肘は完全伸展しない)
この状態で弓力がかかれば,弓と体の位置関係上,肘は曲がろうとします.それに耐えようとするのが,上腕三頭筋の等尺性収縮です.
分かりにくければ,違う状態を考えてみるとわかりやすいかもしれません.(上筋とは?突っ張るとは?)

要は,等尺性収縮=ハリってところでしょうか.


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