離れでの弓手手首 (投稿8件)[1〜8]
- 1:BROWNYさん (08-10-30 21:13, ID:pjujOMo [21492])
- 離れの瞬間に弓手の手首がベタ押しの形になってしまいます
会で上押しを懸け続けることや、角見でまっすぐ押し込んだり、逆に力を抜いてみたりなど自分で考えられるようなことは全て試してみたのですが、解決する気配がありません…
矢所はほとんど的の上に固まっています。
試合が近づきかなり苦しんでいます。。
どなたかご教授していただければ幸いです。
- 2:紅一入さん (08-10-31 15:03, ID:tcJTobI [21497])
- 弓の下側の反発力が制御できていないと思われます。弓は握りより下側の方が短いので、下側が強く返ります。制御できないと弓の下側が的方向に飛び出して(いわゆる下が出る)手の内が崩れ残身でベタになります。弓の反発の支点がズレるので、矢飛びが悪く、矢が上向きに発射されるので、矢は上に行きます。
対応としては、会では中押しで押すこと。離れの瞬間にやや上押しをかけ強く締めることです。
- 3:いさん (08-10-31 16:31, ID:cV3a88M [21500])
- 執り弓の姿勢で両拳の位置が下がってるなど、何かの原因で背中から首にかけて伏せるほうに曲がってないでしょうか?
- 4:BROWNYさん (08-10-31 21:58, ID:EKQ75aM [21501])
- レスありがとうございます。
>離れの瞬間にやや上押しをかけ強く締める
この意識でやると弓返りがせず反動で弓手がブレてしまいます…
手首もそれほど変わらなかったです。。
やはり意識の問題というより他の射癖の弊害でしょうか??
>背中から首にかけて伏せる方に曲がってないでしょうか
見てもらいましたが曲がってはいない様です…
馬手の方で考えられる原因は何か有りませんか?
- 5:localさん (08-11-02 10:52, ID:qAwhpO. [21506])
- 小指を締めることを試してみては?上押しは小指の締めによって生み出されます。よって、小指を締めればなおるかも。本にも載っていましたよ。
- 6:麩さん (08-11-02 21:59, ID:dYZlNOI [21516])
- 狙いの位置は?藤頭からの距離。
と、弓の強さと矢の種類は?
あと斜面?正面?
- 7:紅一入さん (08-11-04 14:49, ID:tcJTobI [21534])
- 離れのときの弓手の締め・・・難しいですよね。
親指を突き込んで角見を利かせたい。小指と2本の指を締めて弓の下側をおさえたい。弓返りをするどくしたい。といったいくつかの要素を満足させなければならないからです。
そのためには、各部分が他の部分の動きを邪魔しないことが大切です。具体的には、親指を的方向に押す動きと3本指が反対方向に締める動きがあります。希望としては、この2つの動きを鋭く強くしたい。
ポイントは、親指と中指のスリ合わせ。会のときからスリ合わせる力を使っておき、離れで一気にスレ違わせる。手首が曲がらず下が出ず強く弓返りします。
私のイメージですが、徒手で会の形を作り、左手で的に向かって中指で指パッチンするイメージ。どうです、親指が伸びる感じでしょう。上押しをかけたければ、薬指でパッチンします。小指は・・・無理ですね。
できれば、右手もパッチンして残身をキメましょう。
- 8:KYUさん (08-11-04 16:28, ID:SaJLDHk [21536])
- 上押しのかけ過ぎが原因かもしれません。会の時に、左手の上部(親指、人差し指側)が地面と水平になり、弓と垂直に交わっていたら、明らかに上押しのかけ過ぎです。
左手の下部(小指側)が地面と水平になり、弓と垂直に交わっているのが中押しです。
紅一入さんの言うとおり、上押しが強すぎると、弓の下側の反動に手の内が耐えきることができません。
BROWNYさんは引いている時、特に、打ち起こしと大三の時に天文筋の下側が外竹左角から浮いていることが予想されます。こうなると中押しはできません。
直し方としては、まず上押しをすることを一旦忘れましょう。一瞬でも上押しをかけようなんて思わないでください。そして、天文筋を外竹左角からずらさないように引く練習をしてください。この時、とてもべた押しになっているような感覚に襲われると思いますが、上押しを続けていた人にはそれぐらいが丁度中押しの感覚です。勇気をもって、べた押しをするような気持で押しましょう。
最後の障害として、大三から引き分ける時、どうしても上押しをしてしまうことが予想されます。そこで上押しをしたらすべてが台無しです。腕の下側(下筋)を伸ばすようにして引くことが大切です。先ほども言ったように、べた押ししているように感じるかもしれませんが、天文筋が外竹左角からずれなく引いてくることができていれば、そうそうべた押しにはなりません。思い切って腕を伸ばしてください。
この練習をした場合、今までの狙いでは矢がかなり上に飛ぶと思うので、狙いを下げることを忘れないでください。
私の勝手な解釈になりますが、上押しはあくまで「離れ」の時にかけるものであって、「会」の時にかけるものではないと思います。中押しができていて初めて上押しの効果が出てくるのだと思います。
一般に上押しが大事であることは確かですが、その言葉に囚われずに練習して下さい。
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