落の退場の仕方 (投稿4件)[1〜4]


1:ゆきこさん
はじめまして。
私の学校では審査に向けて体配練習を行っているのですが、疑問に思ったことがあるので質問させてください。

審査で落が退場するとき、本座の方へ下がり(戻り?)ますよね?
そのあと、そのまま退場口へ向かうのでしょうか?
それとも、本座の後ろを通ってから、大前達と同じように退場口へ向かうのでしょうか?

わかりにくかったらすみません。

2:メロン農家さん
「そのまま」です。
本座の方へ下がった後は、退場口に向かって最短距離を進みます。(退場口が大前側にある場合は、道場を斜めに突っ切ることになります)
但し、退場の礼をした後3歩で退場できるように、3歩分手前を目指すことになります。

3:天龍さん
弓倒しの後、次の立ちが入る邪魔にならないようにスッスッとバックし、右に直角に向きを変えて進むと、次の落とすれ違います。
その人が今まで控えていた位置(本座)で左折します。大前たちが退場した出口に向かって直線的に進みますが、目標は間口真ん中やや手前1mほど中に入った点を右足で踏めるコースです。
その点を右足で踏み(1)、神棚に向かって左足で踏み出し(2)、右足を引き付けながら揖をする(3)。体を起こし(4)、右足(5)、左(6)、右足で外に出る(7)、となります。
この所作は始めから体を起こして進み、視線だけ4m先に伏せておいて、(2)で視線を神棚のやや下に上げるようにしないと揖がキレイに決まりません。落は距離がありますので照れたり、オドオドしないように堂々と振舞う必要があります。審査委員は必ず見ていますし、印象が全く違ってきます。

4:ゆきこさん
そうだったんですか。
お二人とも、丁寧な回答をありがとうございました。


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