離れの瞬間の押手 (投稿9件)[1〜9]


1:四月朔日さん
深刻な悩みでここ半年ほどずっと調子が悪いままなんですが・・

1つ目は離れの瞬間に押手が負けている?ようで残身の際に弓が時計回りの方向に寝てしまうのです。そのせいか掃き矢が多く、矢のほとんどが下に行ってしまいます。


2つ目は離れの時に右目の横、顔に弦が当たってしまうことです;;最近はかさぶたにもなってまして。。

どうか皆様、ご意見をお願いします<(_ _)>

2:あかねさん
こんにちは
あかねといいます。。

押し手負けは私も苦労しました。
私の場合、押し手が負けてたのは会で押せてなかったのが原因でした;
上押しかけすぎず、中押しにもなりすぎないように、
的に向かって押し手を真っ直ぐ押すという意識を持って会に挑みましょう。
私はそれで治りましたよ(^^)

顔に弦があたるのは
顔が伏せているか、離れが前離れになっていませんか?
離れ次第では顔や耳、腕などにもあたってしまいます。
・・・痛いですよ。。


お役に立てられないかもしれませんが、返信させて頂きました。
乱文失礼いたしました;

3:ビーのさん
>>あかねさん

>上押しかけすぎず、中押しにもなりすぎないように、
つまりは、べた押ししろということですか?

私自身に関係はしませんがつい気になったものでレスさせていただきました。

4:mokkosuさん
1、大三にいく時、弓手手の内の中で弓が回るときに、手首がその方向(時計回り)に捻っているからです。
正しくは、捻らず水平に移動しなくてはいけません。

練習方法は、ペットボトルのキャップに水をあふれるギリギリまで入れます。
それを親指の付け根と人差し指の付け根で持ちます。(弓の代わり)
そして弓構えをして、水をこぼさないよう会までいくように練習してください。

なかなか効果的でした。

2、弦で顔を払うのは、みなさん角見が効いていないからと思ってありますが、本当は違うんです。
どこで見たか忘れたんですが、スロー映像で検証されましたが、かけの親指の帽子の腹が執り掛けたときに少し斜め前を向きます。
離れた時、弦が帽子の腹に沿って払い出されて、少し前に浮いて通っていきます。
その働きがあるため、会のときに弓の中に顔が入っていても、弦で顔や耳を払ったりしないんです。

ですから、妻手の握りこみなどが原因で、妻手を開いて離していたり(残身の時に妻手はパーになっていませんか?)、帽子が的の方に真っ直ぐ向きすぎていたりすると顔や耳を払います。

私も実際に試しましたが、角見の働きをなくしても顔を払うことはありませんでした。(このとき、弓返りは半分くらいまでしかしませんでした)

5:mokkosuさん
補足です。

このペットボトルのキャップの練習方法は、中押しの練習でもあります。

6:四月朔日さん
あかねさん、mokkosuさんありがたいご意見をこんなにも早くありがとうございます^^

ひどい時には確かに耳にも当たっておりまして・・前離れも過去ログを見て直そうと試みたのですがなかなか上手くいかずに未だに前離れと正しい離れの中間位の軌道で離れています;;

ペットポトルでの練習これから毎日やってみます^^顧問からは反時計周りに力を加えろ とご指導されたのですが大三までは意識してませんでした。これから少しづつ直してみます。 他の方の意見も出来ればお伺いしてみたいのでどうか体験談や些細な事でも書いてくれると助かります<(_ _)>

7:mokkosuさん
弓道でクセがなかなか直せないのは、クセが出たそのときを直そうとするため、なかなか直らないことがほとんどです。

胴造りから大三までの間に、ほとんどの場合は原因があります。

四段前後の学科審査で「大三の重要性について」と出てきます。なぜ大三が重要なのか、どうして大三(中力)をとるのか、勉強してみてください。

大三で8割くらい、射の良し悪しが決定してしまいます。

8:四月朔日さん
大三って大事なんですね^^ 
学校に教本が4巻まで揃っているのでぜひ参考にします<(_ _)>

9:mokkosuさん
学校で4巻まで置いているのは珍しいですね。
正直な話、1巻だけ見れば十分です。
2巻以降は、各範士の先生が自分の引き方や理論を述べてあるものです。
四段くらいからやっと理解できるようになるくらいのものなので、理解しにくい難しい内容だと思います。

実際、教士や七段とかの高段位の審査でも1巻しか使いません。

2巻以降は参考に見るする程度で使う方がいいですよ。
「範士の先生が教本でこう言っていたから」といっても、審査では通用しないこともあります。

範士の先生に「範士の射を真似してはいけない」と怒られたことがあります。

あくまでも教本主体です。


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