あたり (投稿4件)[1〜4]


1:てきとー人間さん
はじめまして
高2です。

みなさんに質問なんですが、
私の学校は射型はきれいなはずなんですが当たりにつながりません。
1年の時のまだ外の世界を知らない時は、弓道というものは全ての形がきちんとできないと、的には当たらないものだと思ってたくらいきれいです!!
でも、はじめて大会に行かせてもらった時に他の学校の射型を見たらうちらの学校よりきれいじゃないのに、ポンポン当たっていてびっくりしました。

当たりにつなげるには何がたりないんでしょうか?

2:元学生さん
弓道の理不尽なところですが、左右の力のバランスが整えば(弓手と馬手のバランスが取れて離れで狙ったとおりに飛ぶこと)当たります。綺麗な形だとバランスが取りやすくいつも再現できやすく、見た目が悪い射はどこかに無駄な力があり、その力の入れ方が崩れると外れるので安定性が続かないことです。
ただ、学生さんは、練習量が多いので無駄な力の入れ方をしても崩れにくいです。

かなり形にこだわられた学校のようですが、もし足りないものがあるとすれば、私からすると、弓道の目的でないかなと感じます。
つまり、弓道は的に当てることが第一の目標であり、そのために矢を狙い通りに離すことです。その目標より見た目の射形にこだわっていつしか、矢が外れるにも関わらず自分の射が正しいと直さないようになってませんでしょうか。
もう一度、矢を狙い通りに離すということを意識してなぜ外れるのか見た目の形でなく、弓にかかる力などバランスを見直してはいかがでしょうか。

3:百夜 ◆WR1hQljoさん
仏作って魂入れずですね。

安定した的中には「きれい」であるという条件が必要です。
しかし、「きれい」なだけでは安定した的中が出るとは限りません。
「きれい」な射とは矢を的中させるのに合理的な射をするためのひとつの要素だと思います。しかし皆さんご存知のとおり、いくら見掛けが良くても、肝心の中身が伴わなければ射はつまらないものになってしまいます。

「きれい」な射に満足してしまえばそれ以上の上達はありません。「きれい」な射という容れ物の中に、何を容れるかが大切だと思います。元学生さんのおっしゃるように、的中への意識も必要です。目先の的中のみを追いかけて基本を無視した引き方をすることを「当て射」と戒める風潮がありますが、鍛錬の一段階として一時的に貪欲に中てに走ってみるのもよいかと思います。そこに新しい発見があるかもしれません。

4:てきとー人間さん
ありがとうございます!
私は特に形にこだわってしまうタイプです。。。

これからは、少し考え方をかえて練習に励んでみたいと思います!!


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