保ちとは?? (投稿14件)[1〜14]


1:竹林さん
自分は高校生で弓道を初めて1年ほどなんですが

今の自分の保ちは6秒程です。
自分では6秒が一番自分にあってるタイミングだと思っているんですが…


先輩や顧問からは
10秒以上は保たないと早気だ!!!
と言われて怒られています。


正直自分は10秒以上保つと、狙いが不安定になったり、筋肉疲労が起こると思っています。


それに大会などで一般の人を見ているとだいたい10秒以下ですし…

ですが国体選手は10秒以上なんですよねォォォォ

何が正しい事なのか分からなくなってきました。どなたか正しい事を教えて下さい。

2:タオルさん
こんばんは^^
うちの学校では最低5秒もたないと早気と言われます。
早い人は引き分けから収まった途端離す人がいます^^;
逆に10秒ももったら「もたれ」って僕は言いますかね。
もっているだけの10秒より、心気を充填させた5秒のほうがよりよい「会」だと僕は思います。
気分を悪くされたらすいませんm(__)m

3:竹林さん
自分もタオルさんと
同じ考えですよ(o^_^o)

でも国体では10秒保てって言われてるらしいですよね。そこが最大の疑問ナンですけどねォ
タオルさんの県では
国体で保ちの指導は
なにかあったりするんですか??

4:タオルさん
僕は三重県の高校で弓引いてます^^
今年度に2年になる者なので国体についてはわかりません↓すみません
でも国体の選考会?があるらしいので参加しようとは思ってます^^
また顧問に会について詳しく聞いてみようと思います。

5:竹林さん
自分は新潟県なので
3年生の時に国体が地元開催なんで先生達がガンバっているんですよ。
(^^;)

雑談みたいになってスイマセンォォ(^_^;)

6:タオルさん
こちらこそすみませんm(_ _)m
本題へ...
はやり国体では国体のルールに従ったほうがいいかと思います。
ただ6秒が早気というのが気になりますが...

7:竹林さん
とりあえずもう一回
納得できる答えが出るまで顧問の先生に聞いてみるとします。

8:リー仔さん
知り合いの先生から聞いた話なんですが、早気でも国体の選手に選ばれた人がいるとか・・・。

私は早気でしたが最近3・4秒ちょっと保てるようになってきました。まだ全然不安定ですが・・・・。;関係ないですね。(_ _;)

うちに来てくださる師範は5秒が一番ちょうどいいと教えてくださいました。

9:竹林さん
今日、顧問の先生が居なかったので主将に
「なんで、10秒、保つんですか、もたれにならないんですか??」と聞いてみたんですが…

なんでも
「会の状態で左右に伸び合う為には10秒は必要」
と言われました。
そして
「10秒保っていると疲れて伸び合いができなくなりませんか??」
と聞くと
ならないゥ
って言われました。


どうなんでしょうかォ??^^;

10:リー仔さん
弱い弓を引いている・・・・のでしょうか?
それなら疲れないことがなんか分かる気がしますが・・・。どうでしょうか....。

詰合いと伸合いができていれば会は3秒でもいいという先生もいると聞きました。

こうしてみると色々な考えがありますね。私も勉強になります。

11:竹林さん
主将は女子で15`の弓を引いているので決して軽いとは思いません。
(^_^;)



離れの指導で
会の状態を釣りに例えて「会では魚を釣っている状態で、離れは釣り糸が切れる事だ。」と言うのがありました。

魚を釣っている=会で伸びる事
釣り糸が切れる=伸びきって離す事、
説明下手でスイマセン
m(_ _)m



それで極限まで保っているんですかね(~_~;)??

12:射楽斎U ◆5aoi8gEMさん
とっても重要な質問です。
そして、私の回答が私の思いのとおりに伝わらないかもしれないことを、恐れます。
でも、真剣に悩んでいる竹林さんに代表される新潟県の高校生の皆さんにも、よく考えてほしいので、意を決して書きます。

普通に引いて、普通に熟して、普通に離れて安定して的中するならば、おそらく2〜3秒の会で間に合います。
あるいは、じっくり熟するタイプでも5〜6秒、かなり粘り強い選手でも8〜9秒で相当な的中率に達します。
平均的中率としては、あるいは大学弓道のようにまとまった射数で勝負する場合や、千射・一万射と矢数を競った中での完全性を求める時は、それでも良いでしょう。
おそらく、90数%の的中率を誇れるレベルに達することと思います。
でも、本当にこの一射にすべてをかけなければならない時、このような射で絶対の成功を導けるでしょうか?
地元国体というプレッシャーの中で、あなたは予選・決勝トーナメント・際限なく続く同中競射など、この過酷戦いの中で、淡々と的中を続けられますか?
遠的競技にあっては、皆中はあたり前、いかに10点に寄せ続けられるかという戦い、あなたにその覚悟はありますか?
そこで、求められたのが、一射絶命・・・一射成功の射です。
この一射を、絶対に成功させなければならないという時、何が必要ですか?
それは、会からの熟成の過程を熟知し、詰合・伸合の先の離れの出る直前の手応え=極致を完全に知り尽くした選手でなければ不可能だ、ということなのです。
そして、そのレベルの射を身につけた選手は、手抜きすることはありません・・・不満足なまま発射することは決して無いからです。
結局、不幸な一射が出るか出無いかのレベルで、ほとんどはずすことの無い全力で戦い続けることのできる選手が育つのです。
そして、それが、その選手にとって全力を出しつくす快感のなかで国体を乗り切れる一番幸せな流れなのです。
細工をして、ごまかして、自分をなだめ続けて中てる弓道との違い、もう説明の必要はありませんね。
そのレベルの本当に全力を尽くせる選手を育てたいから、そのような要求が出されたのだと思いますし、どこまでも会を保ちながら、その熟成の過程を完全に見切った選手を育てたいという、貴県の先生方の真剣な取り組みの表れであると思います。

私の県でも、同様な指導をしています。
貴県の先生方が、皆さんに毎日の取り組み方のポイントを明示してくれたのだと思います。
だから、「会の熟成の過程を体得する」ために、とことん「会」の世界を探求し、3秒、6秒などにとらわれない、深い「会」の世界を求めてください。
本県では、結果として12〜14秒で熟成の極致に達し絶対の的中を引き出す選手が出てきます・・・全員でないのと毎年でないのがつらいです・・・どこかで妥協して選手になってゆく選手も少なくないのです。でも、この手の選手は際立った集中力と驚異的な気力でその勤めを果たしてきました。
彼らは立派です。でも、指導者としてはつらいのです。際立った集中力や驚異的な気力というのは、不充分な射を、それでカバーしていることに異ならないからです。

難しい話ですし、難しすぎる要求かもしれませんが、わかっていただけたでしょうか?
竹林さん、他県の強化担当者ながら、応援しています。

13:アチャチャさん
射楽斎U ◆5aoi8gEMさんへ

横レスですが、勉強になります。
ありがとう御座います。

14:竹林さん
射楽斎Uさん
ありがとうございます。
今までの保ちの疑問が
解け、まだまだ自分は若輩者だというのがとてもわかりました。

本当にありがとうございました。m(_ _)m


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